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花木たけしのしみいる会計・税務情報
決算書を活用するときに大切で基本的なポイントを、なるべく専門用語を使わずに読んでいただく工夫をします。
重要テーマについては手を代え、品を代え繰り返し取り上げます。具体的に体得していただきたいと思っているからです。
「腹に落ち、胸にしみいる会計のおはなし」を目指します

将来の消費税アップは値を通す対応で
ヨーロッパの価格表示
この前聞いた話。消費税率が20%近くまでになっているフランス・デンマークなどでは商品の価格表示はどの店も税額を含めた総額表示が当たり前なのだそうだ。そこまで消費税が高くなってしまうと買い物をする時に、いちいち本体価格と税金とを分けては考えないということなのでしょう。税金を含めた全体の値段を考えて納得すれば手を伸ばすし、高いと思えば消費も手控えることになりそうです。
消費税率アップのカウントダウン
平成16年4月、日本の消費税の大きな改正がありました。ポイントは3つ、@「免税事業者の売上」とA「簡易課税の売上」の適用基準を共に大幅に引下げました。これにより益税問題、つまり我々が買い物をしたときに支払った消費税の一部が納税されずに業者のポケットに留まってしまうという問題はかなり解消されます。そしてもうひとつが冒頭で紹介したとおり消費税率の高いヨーロッパでは当たり前とされているB「店頭価格の総額表示」です。これら3つはいずれも将来の消費税率アップを見越して先手を打った法改正といえるのかもしれません。
消費税アップには値が通る経営で
他の先進国に先がけて2007年より始まるといわれている日本の人口減少、また少子高齢化の進行、生産拠点の海外シフトなど今後は世の中全体として生産量、販売量の拡大を後押しするような経済環境はなかなかめぐってこないかもしれません。小泉首相は在任中消費税の税率変更はしないと明言していますが、将来の消費税アップはほぼ確実視されています。税率アップによる店頭価格の上昇に直面したとしても、お客様に手を伸ばして頂き、そこに何か感動と小さな物語が見て取れるような、少しこだわった商品やサービスを目指したいものですね!たとえ今より高率の消費税が乗ってきたとしても、顧客満足を通じてその値段がお客様に通るような経営体質の準備を今から考えていきたいと思います。
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