税理士法人 足立会計事務所

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書籍のコーナー

おひとりさまの老後

曽野綾子さんの本と一緒に店頭に置いてあった本です。現在は、この「老い」という文字が流行っているのでしょうか。きっと大衆の心をとらえる話題なのでしょうね。
こちらの本は、曽野綾子さんが精神的に支えるような言葉を集められたのとは大きく違い、実際に「おひとりさま」になったときどのような心構えで生きていけばよいのか、どこで暮らすのか、お金の問題はどうしたらよいのか、誰とつきあっていくのか、どんな介護を受けるのか、そしてどんなふうの「終わる(=死ぬ)」のか、というように、とても具体的に書かれています。
著者の上野さんもシングルでずっと過ごされてきたようです。シングルにもいろいろあるようで、死別シングル、離別シングル、非婚シングル、などに大別できるようです。
私も現在は既婚者ですが、いつかは多分「死別シングル」になっていくのでしょう。(自分より夫のほうが絶対に先に逝くと思ってる?)いろいろと参考になりました。
まだまだ、お金の問題や介護の受ける側の問題などにはいまひとつピンとこないのですが、「誰とつきあっていくか」は興味深かったです。今は子供も小さく、家族でいることが当たり前として過ごしていますが、いつかは子供も巣立ち、夫もいなくなり、やがてひとり・・・。
そんなときに一緒に食事をできる友達がいるかどうか(同姓に限らず)、ちょっとドキリとしました。
晩年は、「ベッドメイトよりテーブルメイト」が必要になってくるようです。
極上のセックスの代わりにまずいメシを食い続けるのと、毎日おいしいメシを食べる代わりにセックスはあきらめるのと、どちらかを選択せよ」となったとき、上野さんの周りの方たちは後者を選んだそうです。
「セックスは非日常だけど、食事は毎日のことだからね」ということだそうです。(笑)
そうですねえ、私も旧友とのつながりを大切にしていきたい、そしてこれからつき合っていく家族以外の方の輪も大事にしていきたいな、と思ったひとときでした。

上野千鶴子著 株式会社法研発行 1400円

コーチングの神様が教える「できる人」の法則

「コーチング」という文字に魅かれてつい手が伸びてしまった本です。
翻訳書であり少々ページ数も多かったため、読破するのに時間がかかりました。
会社の上に立つ人間、つまりはエグゼクティブの人を対象にコーチングを行うことを著者は実際の仕事としているようで、その手法を今回本で明らかされています。
しかし、私のようなエグゼクティブでもない人間にとっても、人間としての「行き方」を変えるにはよい指針となる本と感じました。
具体的には、20の悪癖をこんこんと説き、ではそれに対してどのようにすればもっとよくなるのか、さらに「自分を変える」ときのポイントまで言及しています。
つまりは、対人間とうまくやっていくには、「人の話を聞く」・・・、に尽きるようです。
極度の負けず嫌い、「いや」「しかし」「でも」で文章を始める、などは20の悪癖入っていて、納得した項目です。
また、悪癖に対してどのようにしていったらよいのかは、まず、「ありがとう」を言うことだそうです。
これらは何も会社だけではなく、家庭など一般的にも言えること!
時間とお金をかけて読んだ本、ぜひ、参考にしていきたいものです。

マーシャル・ゴールドスミス著 日本経済新聞出版社発行 1800円

人生の後半をひとりで生きる言葉

本の帯カバーに「孤独なあなたに贈る。〜家族や友人を失ったとき、会社を辞めたとき、老いていくとき〜きっと心を救う言葉が見つかります」にあり、これも手が伸びてしまった本です。
私としてはまだまだ上記のような孤独な状況にはあるとはいえないですが、いつかは自分にも降りかかってくることなのだろうな、と思いながら読み進めていきました。
まず、この本は読みやすいです。これは、曽野綾子さんが今までに書いた本の中から抜粋された言葉を連ねているため、1ページごとの短い文章の積み重ねで構成されています。
短いページでは、本当にほんのひと言だけのページもあります。
おそらく、心が沈んでいる方でも読みやすいようにされたのでしょう。
曽野さんは、「人生の時間を、縁のある、気のあった他人と少しずつ共有することができたら、それは大きな幸福だし、成功なのだと思えばいい。しかしその基本には、一人で生きる姿勢が必要なのである。」と前書きで述べられています。それに基づき、一人で生きるには、別離を生きるには、定年後を生きるには、病気と生きるには、老いながら晩年を生きるには、の観点から要約された言葉で書かれ、最後に、運命を生きる、という項目でまとめられています。
確実に人として平等に定められていること、それは「いつかは死ぬ」ことだそうです。
その「死」を迎えるまでに人は様々な葛藤や悩みなどに苦しむわけですが、これらの言葉を読んでいるとストンストンと心に響いて、気持ちが楽になれるような気がします。
曽野さんいわく、「人間は、死ぬまでに、いくら年を取っていても、死の前日でも、いつでも生き直すことができる」だそうです。

曽野綾子著 株式会社イースト・プレス発行 1300円

佐藤可士和の超整理術

NHKテレビの「プロフェッショナル・仕事の達人」でたまたまこの佐藤氏を見たことがありました。アートディレクターという肩書きで、キリン極生の広告キャンペーン、NTT DoCoMoの「FOMA N703iD」のプロダクトデザインなどのお仕事をされてきたそうです。
私も「整理」は大好き。よく、思い立っては廃棄処分へ。ただし、これも気分的なもので継続性がありません。
佐藤氏は、まず@空間、A情報、B思考、の3つのカテゴリーに分け、それぞれの整理の方法を述べられていました。
まず、取り組みやすいのは@空間からでしょう。この本に影響されて、まず仕事用のかばんの中身整理から始めました。また、事務所内の机の上、引き出しの中、も意識して整理しながら仕事をするようしました。
その後、A情報、B意識への整理、と話は進んでいくのですが、まずは、「捨てる」ことは不安との闘いであり、その捨てる勇気が価値観を研ぎ澄ませるそうです。そのなかで、何が一番大切なのかという自分の考え方も整理されていき、最終目標の自分や相手の思いを言語化していく、などの思考の整理ポイントに移っていきます。
きっと、混沌とした状況の中では手が切れるようなピンと張り詰めたすばらしいアイディアは生まれてこないのでしょう!
「整理」・・・。心がけていきたいものです。

佐藤可士和著 日本経済新聞出版社発行 1500円

ダイエットセラピー

「禁酒セラピー」をネットで注文する際に、ついつい「ダイエット」も文字に魅かれて同時に注文した本です。
またまた、目から鱗の落ちる思い!
特段、やれ運動しろ、やれカロリーはこのくらいにしろ、体重はこの程度に設定しろ、などなど難しいダイエット方法論はありませんでした。
ひとつ!どのような食品が体にいいのか、つきつめれば、「内なる自然の体からの声」に耳を澄ませ、本来、人間はどのような食品を体に摂取すればよかったのか、という点から書いてあります。
ですから、難しいこと、規則的なことはあまり書いてありませんでした。
私としては、この本により、まず、コーヒー、チョコレート、なるべく高カロリーのおやつは避けるようにしました。というか、これらの食品がとても体にはよくないことがこの本により実感できたからです。
・・・、その成果!お正月太りがひとまず解消。読んでみる効果はあるかも!

アレン・カー著 阪本章子訳 KKロングセラーズ発行 905円

禁酒セラピー

ある本の中に紹介されていました。ちょうど、私もこのままのペースで飲みすぎていると、きっと体に支障をきたすだろうな、なんとかお酒と卒業できないものか、と考えていたところでしたのですぐに取り寄せて読んでみました。
お酒というのは毒物で、飲酒というのはその毒を体に盛っているようなもの、また、精神論でやめるべきものではなく、やめたらわくわくするような未来が待っていると考えてよい、ことなど書いてありました。
私のもやもやした心の中にはストンとこの本は響き渡り、以来、お酒様とはさよならしています。
すると、どうでしょう!やはり、体の調子がよいのです。週末はよく酔いつぶれて、土日の早朝からパソコンを開いて仕事なりすることはほとんどなかったのですが(二日酔いでできなかったというのが正しいかも)、こうして日曜日の朝でも3時からおきて原稿を書いています。
16ある指示のうちのひとつで、
「友達に無理に禁酒を勧めない。アドバイスを求められたときだけ助けてあげる」
とありましたので、私は皆さんにあえて禁酒は勧めません。
ただ、もし興味がありましたら、どうぞ、この本を読んでみてください!

アレン・カー著 阪本章子訳 KKロングセラーズ発行 905円