所長日記NO2

ヘリコプター試乗

先日、仲間の税理士の自家用ヘリに乗せてもらった。みちのく湖畔公園近郊から女川までの往復、約1時間強のフライトだった。4人乗りのダークチェリーのしゃれた小型へり。初めてのへり体験だったので不安感があったが、快適なフライトだった。約300mの高度で時速200㎞くらいのスピードだったので景色がよく見えた。地上を車で走っているときは二次元感覚ですが、ヘリから俯瞰するとそれとはまったく違った感覚なので面白いと思った。このヘリは東日本大震災の発生時に救援物資を運んで活躍したそうです。

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バランスボール

事務所でバランスボールを買った。先日、ゴルフトレーナーの講演があり、その中でバランスボールの紹介と実演があった。体幹が鍛えられて、バランス感覚が改善され姿勢が良くなるとのことだったので、早速、ネットで注文し購入した。直径55㎝で価格はポンプ付で1000円程度。朝のtrainingにバランスボールのメニューを加えて実行している。机に向かうときも、なるべく椅子替わりにballを使用している。1月程度ですが、確かにバランス感覚がよくなり、少し腰痛があったが痛みがなくなった。効果ありますね。おすすめします。

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福島大学大学院で受講

平成25年8月23日~25日までの3日間福島大学大学院の集中講義を受けてきました。テーマは「事業再生論」。講師は東邦銀行で事業再生に携わった実務家で、東山温泉等の事業再生実績があります。内容は実務にそくした講義で事業再生の全体像がスッキリ理解できました。実体験に基づく講義は面白いですね。毎日、最後の時間はA4で2枚レポート作成がありました。最初のテーマは「事業再生の観点から中小企業経営と金融の関係について論ぜよ」でした。久しぶりに緊張しました。実務に活かしていきたいですね。

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㈱貧困大国アメリカ

「㈱貧困大国アメリカ」堤未果 著 岩波新書を読んだ。現在アメリカで起こっている社会の動きをルポした本であり、近未来の日本の状況を示唆している。アメリカでは1980年代から、市場効率を求めて規制緩和、民営化が進行してきた。結果現在では、農業、食糧、工業、小売り、サービス等あらゆる分野で一部大企業による寡占化状態にある。大企業は多国籍企業として莫大な富を独占し、大多数の国民は低所得労働者と化している。いわゆる二極分化状態にある。多国籍企業は豊富な資金を使って政府、マスコミを操り自己の利益の最大化と拡大を図っている。現在推し進めているTPPはその世界戦略の一環であり、我が国がTPPに参加を表明しているが、交渉するのは国家ではなく、もっと巨大な多国籍企業である。彼らの目的は自己利益の最大化であり、他国の利益は一切考慮しないだろうと著者は警告している。説得力のある内容です。推薦します。

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第39回日本税理士連合会主催公開研究討論会

平成24年10月4日に仙台で行われた、第39回日本税理士連合会主催の公開研究討論会が盛会のうちに終了しました。北海道会と東北会の研究発表です。私は東北会の調査研究部員として研究論文の方に携わりました。 テーマは「低成長時代における時価を巡る税務上の諸問題」で大きなテーマでした。課税実務において時価を巡る紛争が多発している。その原因を追究し、解決策をさぐるため、紛争が凝縮されている租税裁判例を検証し共通項を整理、類型化し、その解決策を探る。というのが論文趣旨です。低成長下においては、現状の評価通達による評価は本当に担税力に即した評価になっているのだろうか?制度疲労を起こしているのではないか。また、課税庁が発する評価通達に依存している現状は租税法律主義の観点から問題ではないか?という問題意識です。 発表は好評で、最後の専修大学法学部教授の増田英敏先生の講評では最高ランクの評価でした。うれしいですね。携わったすべての人の努力の結果です。感謝。東北税理士会のHPに論文が掲載されていますのでご覧ください。

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VOICE OF AMERICA

VOICE OF AMERICAの無料英語ニュースを聞き始めて1年半くらいになります。各分野のNEWSを5~15分程度にまとめて、少しスローペースで毎日2つ程度更新されます。継続は力なりといいますが大分耳慣れてきました。聞き流すだけではもったいないのでprint outしてreadingに使っています。今、英語を使えるようにしたいと思っています。何か新しい展開の予感がするので。

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飯塚毅記念館見学会

先日、TKC創始者である飯塚毅氏の記念館及びTKCのIT記念館見学会があり参加した。宇都宮市にあるTKCのインターネットサービスセンターの敷地内にある。このセンターにはTKC会計事務所経由で約22万社のデータと地方自治体のデータが巨大サーバーに保管されている。建物は免震構造、厳重なセキュリテイで守られている。見学して改めて安全性を確認した。記念館には飯塚氏の蔵書が多数展示されていた。専門書、哲学書関係図書で外国の文献も目立った。飯塚氏は禅で鍛えた集中力で1度で内容を把握し、再度読み返すことはなかったということです。すごいと思った。

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東北大片平キャンパスの桜満開

毎朝通る東北大片平キャンパスの桜満開です。例年より10日ほど遅いようです。きれいですね。花があるとパッと明るくなります。何か良い事がありそうです

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脱税事件裁判傍聴

先日、東京高等裁判所で行われた巨額脱税事件の控訴審裁判を傍聴してきました。
某企業の企業買収に絡む株取引で百数十億円の脱税があったとして起訴された事件です。当日被告公認会計士の被告人質問が行われるということで、租税法上の議論が戦わされるのかと期待して行きました。ところが裁判長は「控訴理由は実体法上のものであり、刑事訴訟法のいづれの条文にも当てはまらないので却下」として10分で終了しました。唖然としましたが裁判長の権限は強力だと認識しました。

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東京税理士会館で震災税制報告する。

先日、東京税理士会のある研究団体で「東日本大震災の税務」というタイトルで、今回の震災の対応税制について、現地の状況を踏まえて具体的な問題点や提言についての報告を行ってきました。
震災への税における対応は、資産損失への緊急の救済措置と復旧、復興への税の負担軽減です。迅速な対応が必要です。
我が国では災害がいつ起きても不思議ではない状態にあります。国家として、国のあるべき方向性を5年~30年のスパンで提示しておくべきですね。

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広瀬川散歩

二連休の日曜日、昼食後散歩する。
晴れているが、気温33℃で暑い。
愛宕橋から河畔沿いに北上する。
濃い緑の木々、野草は力強く繁殖している。川は澄んだ水を涼しげに運んでいる。
散歩していると体内にエネルギーが充電されるようである。ふと、上を見上げると気球がフワっと浮かんでいる。六魂祭でにぎわう繁華街からさほど遠くないのに、別世界のように静かである。

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微生物が知性をもっている?

面白い記事があった。
ノーベル賞に対抗してIGノーベル賞があるという紹介記事です。科学研究で第一条件は人を楽しませる研究でなければならないことです。
その受賞研究の一つに、「粘菌に知性はあるのか」をテーマとしたものです。培地に迷路を作り入り口と目的地に餌を置く。すると粘菌は最短距離を移動しエサを食べる。また培地に関東地方の地図を描き、東京を中心に餌を主要都市に置いて、東京に粘菌を置くとやがて鉄道と同じ軌跡を描く。粘菌は環境に合理的に適用する行動をとる。脳の神経細胞の原型かもしれませんね。

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H22年度経営革新セミナー開催!

恒例となった経営革新セミナーを開催しました。テーマは「変化をチャンスに。社長の行動が未来を変える」と「売上・受注アップの10ポイント」でした。
今年も熱心に受講いただき、ありがとうございました。
これからも、みなさんの会社が元気な会社になるよう支援いたします。

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公開討論会聴講のため京都へ!

恒例の日本税理士連合会主催の公開研究討論会が京都のウエステインホテル京都で開催され、出席しました。
今回の出席者数は約1,200名で盛会でした。
テーマは「損失関連税制の検討」「所得控除と税額控除の役割」でした。
体系的に研究されていて独創性に富んだ研究でした。
京都は古都として観光のメッカです。
さまざまな人種が集まってきて国際的です。
世界遺産、文化的施設、景色も素晴らしいですがさまざまな国の人々の観察も面白いですね。舞子さんとも会いました。

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ヒットラーとケインズ

何で「ヒットラーとケインズ」なのだろうと思って本を買った。
ヒットラーの不況下での経済政策の成功事例の紹介が内容で面白く読めました。
ヒットラーが政権をとった時は世界的大恐慌時代で、失業者が600万人失業率33%と大変な状態でした。ヒットラーが採った政策はケインズ流の大規模公共投資でした。
アウトバーン建設、都市整備、住宅建設を積極的に推し進め、仕事を創設し失業者を雇用した。受注した大企業には利益を薄くし、下請け企業、労働者に利益が回るようにした。景気が上向くと公共事業よりも民間事業が利益が出るよう誘導した。結果3年間で失業者が激減し、大不況を脱出した。ヒットラーはケインズ政策の優等生だった。現在の日本でも短期的に有効だと思われます。末端に利益誘導することが望まれます。

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ハーバード白熱教室

今年4月に毎週日曜日の夕方に「ハーバード白熱教室」が放映された。ハーバード大学のマイケル・サンデル教授による「正義」についての公開授業です。約1千人の学生相手に、一方的な講義ではなく対話形式で進められていきます。最初から授業に引き込まれて最終回までみてしまいました。もし貴方がブレーキの効かない列車の運転手で、前方には5人の作業員がいる。また右に引き込み線がありそこには1人の作業員がいる。どちらを選択してもみんな殺してしまう。あなたはどうする?
こんな問いかけにより講義が進められる。
考えさせられる番組でした。
租税における公平を改めて考えさせられます。

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土1g中の微生物数はどのくらい?

肥沃な土1g中にバクテリア等の微生物がどのくらい生息していると思いますか。
なんと50億個だそうです。
人類の総人口に匹敵します。
しかもそれらは互いに共存共栄しているのです。
代表的例はマメ科植物と根粒細菌です。
根粒細菌はマメ科植物の根が成長してくるとそれを感知し触手を伸ばし根に侵入し根粒を作ります。そこでバクテリアが繁殖します。バクテリアは植物に土中から燐を供給し、バクテリアは植物から光合成により生産された糖の供給を受けます。このようにお互いに共存共栄しています。これが自然の摂理ですね。
ビジネスの世界も同じです。やはり共存共栄で互いに成長することが望まれます。

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スロージョギング

半年ぐらい前にNHK番組「ためしてガッテン」で健康法として、スロージョギングが取り上げられていた。スロージョギングとは背筋を伸ばしながら、ゆっくり走ることである。ゆっくり走るのにもかかわらず、有酸素運動によるダイエット効果や脳の活性化など、優れた健康効果が期待できる。
これは良いと思い、毎朝約15分間事務所内を走っている。朝は事務所に誰もいないし、雨が降っても大丈夫なので好都合です。おかげで体調は良いです。みなさんもやってみませんか。

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民主党政権下で税制が大幅に変わる?

昨年12月22日に民主党の税制改正大綱が発表され、民主党が目指す税制のグランドデザインが明確になった。それによると実現すれば現在の税体系とずいぶん様変わりすると予想される。
税制改革の視点が前政権のサプライヤー(企業等の供給者)の視点からタックスペイヤー(納税者)の視点にシフトしている。納税者主権の税制を確立するため、納税者憲章の制定、国税不服審判所の改革の推進など。また所得格差を是正するために
高所得者層の負担を多くし、低所得者層のボトムアップを図り中所得者層を拡大させる。社会保険庁と国税庁を統合して歳入庁を創設する等、現行制度とはずいぶん様変わりする。
国民主権の制度に改革してほしいですね。

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一酸化炭素が人間に有益?

あるテレビ番組で慶応大学医学部長のユニークな研究が紹介されていた。
人体に有害とされている一酸化炭素COが、実は人体内で欠かせない存在であるという研究である。
人間は生きている間酸素0を呼吸により体内に取り入れている。体重60㎏の人は1日に600リットル吸収し、そのうち98%はエネルギー発生に使われる。残り2%は体内で貴重な働きをする。例えば細胞でCOを発生させ劣勢な精子を淘汰させたり、肝臓で解毒作用をする際、COを発生させ肝臓内の血流を増加させたりする。有害とされる一酸化炭素も体内では有益に働いてい
る。毒をもって毒を制すですね。

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今年初めてのゴルフ

先日、今年に入って初めてのゴルフをした。高校時代の隣のクラスの同級会コンペで、秋保カントリークラブであった。
去年の11月以来一年ぶりのラウンドで、練習場で3回ほど練習しただけなので不安だった。当日は小春日和で又懐かしいメンバーとのラウンドだったので、楽しくプレーできた。
おかげで、パーも2つ取れ何とか122のスコアーにおさまった。来年は年4、5回はプレーしたいと思う。

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公開討論会出席のため千葉へ!

先日、千葉の幕張メッセで日税連主催公開討論会が開催されたので出席した。
出席者数1,400名。かなりの人数で会場は窮屈だった。
テーマは「国税通則法の抜本的改革」「所得税における諸問題」「租税条約と国内税務」の3題でした。
いずれもタイムリーなテーマでボリュームのある内容ですが、簡潔にまとめられていて、解り易かった。
国民に分かりやすい、透明度の高い税制の構築が望まれます。
民主党政権で実現することを期待する。

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りんごが教えてくれたこと

木村秋則氏著の「りんごが教えてくれたこと」を読んだ。
まさに逆転の発想であり、宇宙の法則にかなった農法であると思った。木村氏は無農薬、無肥料の「自然栽培」にこだわり紆余曲折の末、おいしいリンゴ栽培に成功した。雑草は抜かない。雑草の根が土を柔らかくし、土中の細菌が根に集まり結果土壌が良くなる。そうすると作物は根をしっかりと土中にはり栄養素を吸収する。
「農作物は人間が作るものではなく、農作物が本来の成長力を発揮できるように、環境を整えてやるだけ。」まさにその通りだと思う。人間の成長にも通じる。

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