【魚にまつわる話】
当事務所の男性3名が、釣り好き・魚好きと言うことにちなんで、魚にまつわる話を掲載しています。
随時更新予定ですので、ちょっとした息抜きとしてご覧下さい。
〜ご存じ出世魚〜
「イナ背な若い衆」・「トドのつまり」これらの語源はいずれも、「出世魚」に由来しています。
日本は四方を海に囲まれ、しかも湖沼や河川の大変多い国であるため、日本人は昔から日常生活では、ことのほか魚と深く関わってきました。
世界にはおよそ12,000種ほどの魚が泳ぎ、そのうち2,000種位が日本近海に棲むと言われています。
栄養価が豊富で健康食でもある魚をもっと味わいたいものです。普段何気なく接している魚について、興味ある話をご紹介したいと思います。(既にご存じの方もいらっしゃると思いますが)海釣りの対象魚としては大変人気の高いワラサ(ブリ)は、ご存じ「出世魚」の代表格です。毎年8月頃相模湾には、ブリの幼魚である「ワカシ」(体長約20〜30p)が回遊してきます。ただしまだ脂があまり乗っていないので食べてもあまりおいしくはあません。イワシなどの小魚をたっぷり食べて、一潮(約2週間)で10p程成長すると言われています。
昨年は三浦半島剣崎沖では7月後半から、ワラサの群れが回遊し釣りファンを喜ばせましたが、今年はさっぱり回遊してきていません。 地球温暖化、黒潮の蛇行が原因でしょうか。
「出世魚」ブリは成長と共に呼び名が変わり、成魚になって本来の名(ブリ)で呼ばれます。関東と関西ではその呼び名が次のように異なります。
関東 : モジャコ → ワカシ → イナダ → ワラサ → ブリ
関西 : ツバス → ハマチ → メジロ → ブリ
関東では真鶴沖の寒ブリが有名ですが、何と言っても真冬の冷たい海で育った富山湾氷見港の寒ブリは絶品です。
同じ「出世魚」には、スズキ、ボラ、黒ダイがあります。
スズキ : セイゴ → フッコ → スズキ
ボ ラ : ハク → オボコ → イナ → ボラ → トド
黒ダイ : チンチン(関西ではチヌ)→ カイズ → 黒ダイ
この呼び名から「イナセ(鯔背)な若者」、「トドのつまり」が一般化して日常用語となりました。
「イナセな若い衆」は河岸の威勢のよい若い衆が、イナの背のようなまげを結ったところからといわれています。
また、卵巣はカラスミ(習字で使う、中国製の「唐墨」のように黒い。最も最近は褐色のカラスミも出回っているようです)にされ大変珍重されます。
黒ダイには精巣と卵巣の両方があり、チンチンの時期には精巣が発達するので全部がオス。成魚になる頃にはどちらかが退化し、オスかメスが決定する珍しい魚です。
稚魚の頃は全てオスなのでチンチンと呼ぶのは何とも可愛らしい。
では今回はこの辺で.....。
〜魚にまつわる興味ある話、珍しい話がありましたら是非お寄せ下さい。〜
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