うさこの簿記日記♪
「簿記」ってどんなことするんだろう・・・と思った事はないですか?
うさこと一緒に勉強していきましょう!!
自己紹介☆
はじめまして!!うさこです。
年齢不詳、一応、女の子♀。
飼い主は、野口洋司先生です。先生は、税理士というお仕事をしています。
先生がどんな人かは・・・HPを見てね・・・意外と亭主関白らしい・・・。
相方のNさん、大変そうだよ(゜o゜)
Nさんは、パワフルなお姉さんで、いつもお世話してもらってます。
これから、よろしくお願いしま〜す!!
簿記のはじまりは?
「簿記」は1494年、イタリアでできたんだって。なんで?
「ヴェニスの商人」っていうし、きっと商業が盛んだったんだね。
日本では1873年、福澤諭吉先生の「帳合之法」で西洋簿記が紹介されてます。
簿記は英語で「Book Keeping」といいます。簿記っていうより、かっこいいね!!
アメリカは原価計算が始まった国・・・う〜ん、合理的☆
「簿記」の目的は2つです。
@もうけの計算
A財産の計算
これらを明らかにするために帳簿に記入することを「簿記」といいます。
簿記の試験は?
うさこは試験って大嫌い(>_<) 試験の好きな人っている?でも「簿記検定」って聞くよね。どんな試験か野口先生に聞いてみました。
「日商簿記」っていわれる商工会議所が主催する簿記検定試験が一番有名かな。○級って感じで受けるランクが選べるよ。1級に合格すると「税理士試験」の受験資格にもなるし。公認会計士や税理士になるための国家試験にも簿記の試験があるんだよ。
簿記は会計の基礎になるものだから、知ってると役立つよ。気合入れて勉強しなさい!!
は〜い( ..)φ
税理士ってどんな人がなるの?
ついでに野口先生に税理士について聞いてみました。
登録資格がある人が「税理士会」に登録して、税理士と名乗れます。 登録資格はいろいろありますが、税理士試験を受験するのも1つの方法です。
税理士試験は、会計2科目・税法3科目受験し、5科目合格した場合「有資格者」となります。会計は「簿記論」「財務諸表論」、税法は「法人税」又は「所得税」を含め、相続税、消費税、住民税、固定資産税などから3つ選択します。
また、税理士登録には2年以上の実務経験がいります。
税理士がどんな仕事なのか・・・は、このHPを見てね!!
意外かもしれませんが、いろいろな人が税理士試験の勉強をしています。年代も環境もさまざまです。
税理士試験は、1科目づつ受験することができます。短期決戦も長期計画も可能・・・な感じ。
受験勉強に専念してる人、働きながらやっている人
企業に勤めている人、税理士事務所に勤めている人
独立開業をめざす人、税理士事務所勤務をめざす人、企業の中で必要な人
資格取得後の道もさまざま・・・みんな何処で活躍するのか楽しみだね\(^o^)/
簿記一巡(大陸式)
そろそろ本題に入りましょう!!
難しいと感じる言葉が多いかもしれませんが、とりあえず簿記の概略をつかんでね。
細かい説明は、あとから一つづつやっていくからね☆ふぁいと!!
まずは、簿記一巡から・・・。
取引を仕訳帳に仕訳⇒総勘定元帳へ転記⇒期末に決算⇒帳簿〆切り⇒財務諸表の作成・・・この流れを簿記一巡といいます。
会社も個人も一定の期間を一区切りとして、会計処理を行います。
法人の場合は「事業年度」、個人の場合は「暦年」が期間の単位です。
期間のスケジュールが「簿記一巡」なんだね!(^^)!
@期首(期間の最初)
A期中(期間の間)
B期末(期間の最後)
それぞれで行う手続があります。
では、見ていきましょう!!
@期首(期間の最初)
期首に行う手続きを「開始手続」といいます。
@開始仕訳
期首の勘定残高を仕訳して、総勘定元帳に転記します。
A再振替仕訳
前期末に行った決算整理仕訳の反対仕訳をして、転記します。
前払費用、未払費用、前受収益、未収収益(経過勘定)を戻す作業です。
A期中(期間の間)
期中に行う手続きを「営業手続」といいます。
取引⇒仕訳⇒転記・・・の繰り返しです。
合言葉は「仕訳したら転記!!」です(^^)
日々の取引は「仕訳」という形で表され「仕訳帳」に記入していきます。
その「仕訳帳」を元にして勘定科目別になっている「総勘定元帳」に記入していきます。これを「転記」といいます。
総勘定元帳は、科目ごとに集計されます。
B期末(期間の最後)
期末に行う手続きを「決算手続」といいます。
@決算整理前残高試算表の作成
これまでの確認をします。
A決算整理仕訳
費用収益振替、当期利益確定、資産負債資本振替をします。
売上原価を計算したり、当期売上で未入金のもの、当期費用で未払のもの、減価償却費を計上したりします。
B決算整理後残高試算表の作成
決算整理の確認をします。
C決算振替仕訳
費用・収益⇒損益
損益⇒繰越利益剰余金
資産・負債・純資産⇒残高
それぞれ仕訳と転記します。
D総勘定元帳の〆切り
仕訳と転記が全部終わったら、帳簿を〆切ります。
E財務諸表の作成
取引先など利害関係者に情報開するため、損益計算書・貸借対照表を作成します。
詳しい作成方法は「財務諸表論」の勉強となります。
休憩( ^^) _旦~~
ちょっとあきたので、先生の相方Nさん家の献立を聞いてみました。
「とりそぼろ丼」だそうです・・・おいしそう♪
@お鍋に、砂糖、しょうゆ、みりん、ひき肉を入れて、お箸でグルグルかき混ぜる
Aたまごも同様にグルグル
Bご飯の上にのせて、緑の野菜をトッピングしてでき上がり
簡単!お鍋ひとつで片付け楽々!!・・・だそうです。お試しください。
簿記の概略が終わったので、それぞれの項目に入ります。
わからない言葉が多すぎる〜と思ってるかもしれませんが、これから一つづつやっていくので大丈夫!!
来年の夏には「税理士試験」挑戦できるかも!?
仕訳
「仕訳」と書いて「しわけ」と読みます。知ってた?
うさこの友達が以前「しやく」と読んでましたが、今は野口先生と同じお仕事しています。明日のキミは誰にもわからない・・・。ふぁいと〜!!
お店が商品を売っても、商品を仕入れても、お店の家賃を支払っても、全ての取引は「仕訳」で表すことができます。
仕訳にはルールがあります。これはスポーツのルールと同じで覚えるしかありません。でもこれもスポーツのルールと同じで、だんだん覚えていくので怖がらないでね。
仕訳なんて面倒なことしてないよ!「現金出納帳」書いてるだけだよ!!と思った人もいるかも。
確かに仕訳帳に仕訳はしてないけど、現金出納帳を書いてるってことは、何もしてないつもりでも簿記のルールになっているんだ。
現金出納帳って、入金を左欄に、出金を右欄に書くようになってるのがポイント!!
さあ、次へいってみよう☆
グループ
仕訳は「勘定科目」と「金額」であらわします。
たとえば商品を100円で売った場合は・・・
現金100/売上100
となります。「現金」や「売上」が勘定科目です。
勘定科目は5つのグループに分けられます。
@資産のグループ(借方)
現金、預金、売掛金、車などプラスの財産
A負債のグループ(貸方)
借入、買掛金などマイナスの財産
B純資産のグループ(貸方)
資本金、剰余金など会社の体力を表すもの
C収益のグループ(貸方)
売上、受取利息、雑収入など収入を表すもの
D費用のグループ(借方)
仕入、給料、家賃、支払利息など経費を表すもの
それぞれ、左(借方)と右(貸方)のどちらかがホームポジションになっています。
そのポジションにきた時はプラスとなり、反対側にきたときはマイナスとなります。
さきほどの仕訳では・・・
「現金」は左(借方)、「売上」は右(貸方)がホームポジションなので、両方100円づつプラスになったことを表しています。
現金出納帳に書くのは「現金」だから「資産のグループ」。ホームポジションの左(借方)がプラス。
現金出納帳も、入金が左・出金が右・・・そっか、同じだね。頭の中で仕訳して、すぐ転記してるイメージだね(^0_0^)
パソコンを利用してる場合も同じだね。
入金は左、出金は右・・・。
ふ〜ん。仕訳1行で表せるなんて、スゴイかも!?
ちょっと興味がわいたところで、取引を一つみてみましょう☆
一般商品売買
こどもの頃、何になりたかった?
野口先生は、大工さんになりたかったそうです〜意外・・・でもないかな(^_^)
大工さんを例にするのは難しそうなので、物を売っているお店で説明します。
お店の商品売買の処理の目的は2つ
@期末の商品在庫を明らかにする
Aその期間の商品販売益(いくらもうかったか)を明らかにする
です。
一番最初は、お店が商品を売ったり買ったりした場合です。
使用する勘定科目は
「仕入(費用)」「売上(収益)」「現金(資産)」です。
どっちがホームポジションか「グループ」のところで確認してね。
@商品1個を現金200円で売上げた
現金200/売上200
A商品1個をを現金100円で仕入れた
仕入100/現金100
仕訳が出来たので、合言葉は・・・仕訳したら転記!!
もし後もらい、後払いだったら、どうする?
お金がそのとき動かなくても、仕訳していきます。実際にどれだけ売れてるか、どれだけ仕入れてるか、未回収・未払いがどれだけあるのか・・・を把握しておくことは、とても重要なんです。
「どんぶり勘定」はダメなんですよ(~o~)
現金のかわりに、売ったとき「売掛金」、買ったとき「買掛金」を使います。
売掛金は、後でもらうお金
買掛金は、後で払うお金を表しています。
上の例でいくと・・・
@売掛金200/売上200
A仕入100/買掛金100
となります。
現金
勘定科目には、どんなものがあるのか調べてみよう。
○現金
硬貨や紙幣、通貨代用証券のことです。
通貨代用証券って?・・・これは通貨と同じように扱われるもので「小切手」が代表的です。
小切手は自分が振り出すことも、相手から受け取ることもありますが、「現金」とされるのは、相手から小切手を受け取った場合です。
○小切手は現金だってわかったけど・・・小切手ってどんなの?
「小切手」は銀行にもっていって、すぐお金に引き換えることができる証券です。
小切手には「振出日」「金額」「振出人」などが記載されています。
小切手をもらった時の使い方は2通り。
@銀行でお金に換金する
Aお金のかわりに、そのまま次の支払に使う
☆仕訳はどうなる?☆
@売上代金として、X社から小切手100円を受取った。
現金100/売上100
A仕入代金100円を、X社から受取った小切手で支払った。
仕入100/現金100 ・・・これは二番目の使い方ですね。
○先日付小切手
小切手は、すぐ換金できる場合が多いですが、例外もあります。
「振出日」が未来の日付のときです。
この場合、その日まで換金できません。「手形」に近いものとなるので「受取手形」で処理します。
○現金過不足
帳簿の残高と金庫のお金に差額が出てしまったら・・・。
これを「現金過不足」といいます。
いったん帳簿の残高を金庫の残高に合わせておいて、原因がわかったら帳簿を修正していきます。
もし決算までに判明しないものがあったら、現金過不足をなくすように処理していきます。
現金過不足は仮りにおいておく勘定なので、財務諸表にのせない勘定になります。
☆仕訳はどうなる?☆
@帳簿残高300円、金庫残高200円だったとき・・・いったん金庫残高にあわせる
現金過不足100/現金100
A差額のうち50円は切手代の記入もれでした・・・原因判明分の修正
通信費 50/現金過不足50
B50円不明のまま決算になった・・・現金過不足をなくす
雑損失50/現金過不足50
○どうして現金の照合するの?
帳簿記入は人の行う作業です。記入モレや処理間違いが生じてしまうことがあります。
現金には、預金の通帳のように第三者による証拠がないので、帳簿の検証は実際残高との照合しかないんです。
また、「会社のお金」と「個人のお金」を一緒にしないためにも必要なことです。
そっか。毎日の仕事が終わったら、金庫のお金を数えるといいんだね・・・了解!
預金
お次は「当座預金」
小切手や手形を決済する口座です。
○また小切手がでてきた・・・今度はなぁに?
さっきは小切手を受取ったときだったけど、今回は自分が小切手を振り出したときのお話です。
自分の小切手を相手に渡すということは、「その小切手を持ってきた人に、自分の当座預金からその金額だけ引き出して払ってね」と銀行にお願いしてるってことです。
☆仕訳はどうなる?☆
@現金100円を当座預金に預入れた。
当座預金100/現金100
A商品500円を仕入れ、代金は小切手を振り出して支払った。
仕入500/当座預金500
うん。これはホームポジションがわかれば出来そう♪
○最近はネットバンキング振込する人多いみたいだけど、振込料はどう処理するの?
振込料をどちらが負担するかによって変わります。仕訳でみてみよう。
☆仕訳はどうなる?☆
商品500円を仕入れ、代金を当座預金から振込むとき
@振込料は自分が負担・・・振込額500円、振込料100円、合計600円引出
仕入500/当座預金500
支払手数料100/当座預金100
A振込料は相手が負担・・・振込額400円、振込料100円、合計500円
仕入500/当座預金500
なるほどね。
このほか預金には「普通預金」左(借方)、「定期預金」左(貸方)など、いろいろあるけど、処理の仕方は同じなんだね。
では、どんどん進もう!!
債権・債務
債権は後で何かもらうもの、債務は何かあげるもの・・・立場が違うんだね。
では、12連発いきます!!
ホームポジションもチェックしてね。
○「売掛金」「買掛金」
「一般商品売買」にもでてきたね。おさらい〜。
商品売買で、
@得意先に対する債権「売掛金」、左(借方)
A仕入先に対する債務「買掛金」、右(貸方)
○前渡金・前受金
これは、いずれ商品をもらう、商品を渡すことになります。
@商品の販売において代金の一部を先に受取ったとき「前受金」、右(貸方)
A商品の仕入において代金の一部を先に支払ったとき「前渡金」、左(借方)
○未収金・未払金
商品売買以外のとき
@代金を後でもらう「未収金」、左(借方)
A代金を後ではらう「未払金」、右(貸方)
○貸付金・借入金
お金を貸したとき「貸付金」、左(借方)・・・お金を貸してもらった利息は「受取利息」、右(貸方)
お金を借りたとき「借入金」、右(貸方)・・・お金を借りてはらった利息は「支払利息」、左(借方)
○立替金・預り金
一時的なお金のやりとり
@お金を一時的に立て替えたとき「立替金」、左(借方)
Aお金を一時的に預ったとき「預り金」、右(貸方)・・・従業員の源泉所得税や社会保険料を預ったときも、この科目を使います。
○仮払金・仮受金
お金の出入りはあったが、その内容がはっきりしないので、一時的においておく場合
@お金が入ったとき「仮受金」、右(貸方)
Aお金が出ていったとき「仮払金」、
左(借方)
☆仕訳はどうなる?☆
@商品500円を掛売りした。
売掛金500/売上500
A商品300円を掛で仕入れた。
仕入300/買掛金300
B商品500円の注文を受け、前受金100円を現金で受取った。
現金100/前受金100
C商品400円を発注し、前渡金100円を現金で支払った。
前渡金100/現金100
D銀行から900円借入れ、普通預金に入金された。
普通預金900/借入金900
仕訳は、いろいろあるんだね。
どんなときに、どの勘定科目を使うのか、チェック!!
手形
手形は、指定の人に、指定の日(期日)に、指定の金額を支払う約束をする証券なんだって。
手形を受取ったら「受取手形」左(借方)
・・・手形は銀行に持っていって期日にお金を受取る場合、手形を次の支払にそのまま使う場合(裏書)があるよ。使い方は小切手と似てるね。
手形を振り出したら「支払手形」右(貸方)・・・期日になったら自分の当座預金から、その金額が引き落としになります。
☆仕訳はどうなる?☆
@商品200円をXに売上げ、代金はX振出しの約束手形で受取った。
受取手形200/売上200
A商品100円を仕入れ、代金は自分振出しの手形で支払った。
仕入100/支払手形100
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