職場の教養

確かな情報

正確な情報の共有化は、仕事の質を高めめ、効率を上げるために必須です。どのような仕事でも、大なり小なりトラブルが生じます。それは、業務に携わる人たちの、小さな未確認が発端となる場合が少なくありません。
例えば工事に際して、「明日の天気はどうだろう」との確認事項に対し「大丈夫でしょう。晴れだと思います。」と何となく動いたとします。ところが実際は雨で、予定していた段取りを大幅に変更せざるを得ず、新たな経費が発生するというレースがあり得るのです。
「天気予報を確認した人が誰もいない」に始まり「雨天の際の対策がなされていない」「自分の思惑だけで動いていた」などの対応不足が考えられます。
こうしたトラブルを未然に防ぐには、情報を確認し合うことが大切なのです。仕事にかかわる人が多くなるほど、全体にすばやく情報が伝わる仕組みが必要です。より良い仕事をするために、確かな伝達方法を件としてみましょう。
(職場の教養 22年3月号)


関東信越税理士会所属

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