つれづれ

26-09297

☆無人販売所

田舎に行くと野菜などを100円で販売している無人販売所がある。

篠原の家の近くにもあるので、たまに墓に持っていく花を買ったりしている。

篠原の場合、無人販売所の管理もしている。

家の近くの道路沿いに、農業をしていた兄が作った小さな建物があり、そこに野菜を置く棚がある。

篠原はそこに出品するほどの野菜を作っていないので、従兄弟が出品した野菜の在庫や売上金を回収している。

お金の計算は配偶者にしてもらっているが、販売数と現金が合わないのは、よくあることである。以前、軽自動車で、ほぼ毎日無人販売所に来る人がいた。

この人が来るといつも売上が合わないので、この人が野菜を盗んでいるのではないかと思っていたら、通勤途上でその車が止まっている家を見つけた。家の表札も見えたので名前も解った。

名前を無人販売所に張り出したところ、たまたま弟がその張り紙をみて、兄弟で謝りに来た事もあった。

お金が合わない話をすると、「盗んだ野菜を食べて美味しいのかね~」という人もいるが、「そもそも、そんな人に味覚はないでしょう~」と篠原は言っている。

6月頃だったかな~篠原の管理している無人販売所隣で、時々ではあるが野菜の無人販売を始めた親子がいる。柱には小さな料金箱が括り付けてある。

この親子は、近くに住んでいないので、売上の回収はどうしているのか篠原は全く知らないが、お盆前、近くを通った時アレッと感じた。

料金箱の南京錠がはずされて箱の脇においてあり、箱ごと盗もうとした後もある。

もちろん棚の野菜は無い。

篠原は恐る恐る料金箱の中を見てみてみると、雨が溜まった料金箱の中に2円入っていた。

『何てこったい!!』とおもわず呟く。その後、親子は野菜売場を撤去した。

 今年は兄の初盆だったので、書類をかたずけていたら無人販売を始めた記述があった。

以下、自宅で母の介護をしていた兄の記述内容である。

母を、昨年の秋唐芋畑に車椅子で連れて行き、28年10ヶ月ぶりに畑でお茶を飲んだ。

その時、満面の笑みで喜ぶ母の顔が新鮮に映った。

その時を振り返り、リハビリには体の機能訓練だけではなく、頭や精神リハビリもあることに介護29年目に気づいた。

母が屋外に出る楽しみや喜びは何かを考え、無人販売所を作り自家菜園で育てた野菜を販売し、母に計算させるようにしたら、自分から、この時期にはこんな野菜を出してみたらと積極的になってきた。

また、外出する楽しみが増えた。母の部屋には野の花を飾るようになり、花を見ては「もうこんな花の季節になったな~」と言って四季を感じるようになった。

と書いてある。             兄が無人販売所を作った理由を初めて知った。

                                                                26-08296

☆暑い夏

元気です!!

7月のつれづれに梅雨空と料理の事を書いたものだから、料理の本を送っていただいたり料理に関するハガキをいただいたりした。

おかげさまで、篠原の梅雨も明けたと思う。

梅雨が明けた途端にバタバタしながら暑い日々を過ごしている。

今年の夏は暑い、日中の気温が37度とか40度と言っている。

いつから日本はこんな暑い国になったんだ~と叫びながら篠原は夕方になると畑の作物に水やりをしている。

暑いし雨は降らないし、水をやらないと野菜が枯れてしまう。そのうち人間も枯れてしまうのではないかと、いたらぬ考えも浮かんでくる。

暑いせいだろうか、篠原家の夏の風物詩カブトやクワガタの飼育箱も少なくなっている。

篠原家の夏の風物詩はカブト虫の飼育箱だけと思っていたが、毎年作成しているシソジュースも毎年の定番だと気付いた。例年通り今年も作った。

自分が飲む量だけではなく、子供達にやる分も毎年作っている。炭酸割にしてほぼ毎日飲んでいるが、今年はさらにゴーヤジュースまで飲んでいる。

篠原はこれでなんとか夏を乗り切ろうと思っているのだが・・・・・・・・

篠原の平日は、ほぼクーラーのある場所で仕事をしているから枯れる事は無いと思うが大変なのは熊本の人たちである。

10年前と同じ程度の地震が7月28日に発生した。

デンキも水もクーラーも無い場所で暑さと闘いながら生活している人々がいる。

避難所にはクーラーが無いので車中泊している人たちの中には、足の感覚が薄れエコノミークラス症候群になる人もいる。

熊本のイオンモールでは、一時避難して無事だったのに、会社の指示で売上金を金庫に戻すため館内に戻り爆発で亡くなった人もいる。

毎年、8月4,5,6日頃ある税理士試験も熊本会場だけ10月に延期になった。

受験生の中には勉強する時間が長くなり良かった良かったと喜ぶ人もいるかもしれないが、出題者は熊本会場の為に別問題を作成しなければならないから大変だと思う。

手間暇かけて育てた収穫直前のナシの9割が被害を受けた農家もある。

地震で損傷した自宅にとどまり、電気や水道、農業用水が寸断される中、室内や倉庫の片付けに追われている。「大丈夫じゃなかばってん、がんばるしかなか」自分に言い聞かせるように声をふりしぼった。との新聞記事も見た。

支援の輪も広がりつつあるが、支援の仕方も日々変わってきており、色々な物が不足しているようである。

自分に出来る支援は何かを考え、実行しょうと思う暑い夏である。


                                                                26-07295

☆梅雨空

奄美大島は昨日、梅雨明けしたそうである。

鹿児島本土も二週間後ぐらいに梅雨明けするのでないかと思っている。(篠原は小学生の夏休み開始とほぼ一緒に梅雨明けすると思っている。)

まあ~天気はどうでもいいけど、それよりも問題は自分よね~。

土砂降りではないが、梅雨空のようにどんよりした気分である。

5月はゴールデンウイークもなく忙しい日々を送っていたと書いたが、6月になったら相続税申告がありバタバタしていた。

その申告に目途が着いた途端、体調不良になった。

体調不良は徐々に回復しているのだが、心の梅雨空は中々晴れない。

なんでかな~、闘争心がないな~、やる気もないな~、短気な季節も続いているし、ミスは多いし、過激な言葉で周りの人に迷惑かけている気もするし・・・・・・

先ほども税務署から納付金額が2000円少ないと電話があったので、よくよく調べたら納付書に記載する金額を間違えていた。

昨日は、自分のスマホで領収証を撮影するとパソコン内の会計データとして取り込む事ができ、領収証もデータとしてサーバー内に保存されるので、紙の領収証は不要になるという研修を受けた。

実際、自分のスマホにアプリを落としてもらい(自分ではそのような作業はできません)指導を受けながら何とか使用する事が出来たが、これだって一人で出来るようになるんだろうか・・・・・・・・・

パソコンにも時代にもついていけてないな~と思うと(実際そうなのだが)イヤになってくる。

そう言えば、篠原の事を詠んだような川柳あったな~


AIの 使い方聞く AIに


久しぶり 笑顔は出るが 名前でず


パスワード 恐る恐るの 三回目


「いい値」だね 「いいね」と言えぬ物価高


昨夜、料理の本を見ていたら少し気分が良くなった。

あ~この料理美味しそう~今度の土曜日作ってみよ~と少しやる気が出てくる。

そして今朝、今までした事のない新しい仕事の依頼があった。

こんな依頼があると楽しくなり、ワクワクする。

篠原の梅雨明けも近いぞと、思った瞬間である。(性格が悪いな~)


                                                                26-06294

☆なりたくない大人になった

先月のつれづれで、ゴールデンウイークも関係なくケの日を過ごしていると書いた。

実際はケの日ではなくかなり忙しい日々を送っていた。(確定申告時期より忙しいと篠原は感じている)

少し落ち着いたので、新聞の切り抜きを整理していたら、小説家、角田光代の書いた「なりたくない大人になった」という新聞記事が目に付いたので、紹介する。

 

忙しい大人になりたくないと思ったのは23歳のときで、23歳といえば立派な大人であるが、当時の私は30歳代以降の人を大人だと思っていた。小説家としてデビューしていたが、それだけでは生計が成り立たず、アルバイトをしていて、そのバイト先に、ものすごく忙しそうな大人たちがいたのである。バタバタと騒々しく、ひとりごとを言い、駆けまわり、そのぜんぶが忙しさを具現化していて話しかけるのもためらわれた。

 その希望に反して35歳のあたりから私は忙しい大人になった。冗談じゃないくらい忙しかった。朝の4時に仕事場にいき、夕方5時にはぜったいに仕事を終えるときめていたけれど、その後は打合せなどの会食が入っているのがほぼ毎日。あまり忙しくて移動の車のなかで取材を受けたり、新幹線や飛行機で原稿を書いたりしていた。

 ああ、私は、20代の自分がなりたくない大人になったと日々実感していた。ダサい大人だと自覚していた。

                                                                ~ 中略 ~

自己認識

 そして今、忙しいというのは、私は自身のキャパシティーの問題らしいと気づきつつある。正確にいえば、キャパシティーにおける自己認識の誤りに問題がある。これくらいのことはできる、と認識しているが、それくらいのことも、私にはできないのだ。2割ができないのではなく、8割が私の全キャパなのだ。30代のなかばからずっと認識を誤り続づけて今に至っているから、忙しさが減らない。

 しかも、加齢とともにキャパシティーは狭まるのに、そのことにも気付かなかった。いや、じつは何かおかしいと思っていた。本当に忙しいときにくらべたら、今の私は格段に暇なはずなのに、ずっと忙しいままなのは、集中力や処理力が落ちてきたからなのかなあ、とうっすら考えてはいた。なのかなあ、じゃない、落ちているのだ、事実。それにしても、20年以上もまちがえたまま突っ走っているのだから、正確なキャパシティー認識というのはたいへんむずかしことなのだと思う。はたして老齢になるころには正確に認識できているか。忙しい老人にならずにすむか。本気で心配している。


そうです。篠原も自分のキャパシティーを誤っているのです。

だから、ゴールデンウイークもなく忙しいのかぁ~

老齢になっても自分のキャパシティーを正確に認識していない。(たぶん6割が全キャパ)

だから、忙しい老人なんだな~

                                                                26-05293

☆ゴールデンウイークとケの日

今日は5月6日、ゴールデンウイーク最後の日である。(10日が最終日と言う人もいるかもしれないが)

ゴールデンウイークと聞くと、何か華やいだ気分になりレジャーや観光に出掛ける人も多いだろう。

篠原の周りには「俺は毎日がゴールデンウイークだ」という人や「俺はサンデー毎日」だと言う年金受給者もいる。

昨年は、孫と一緒に3333の階段を上ったが今年は特別何もしていない。

そう、ゴールデンウイーク期間中も篠原はケの日を過ごしている。

「ケの日」の意味を知っている人も多いと思うが、篠原は3年前まで知らなかった。

鹿児島市内に「ケの日食堂」と言う飲食店があり3年前初めて行った。

その時「ケの日」の意味を聞いてみたら、「ハレの日という言葉がありますよね。それの反対です。」と女主人に教

えて貰った。

事務所に帰りパソコンで調べると、

ケの日とは、日本の伝統的な時間概念において、祭りや祝い事のない「日常・普段の生活」を指す言葉です。

非日常的な「ハレの日」に対比され、日々の労働、家庭内での食事、平凡な日常を指します。とAIによる概要が記

載される。

そう、ゴールデンウイークも土日も関係なく日常・普段の生活、ということで篠原は事務所で仕事をしている。

ゴールデンウイーク期間も仕事をしないと終わらないなんて、なんてこった~と思うのだが、確定申告時期より5月

は忙しい~と言うのが篠原の実感である。

3月決算が多いのだ!!特に社会福祉法人は日本全国3月決算だから、担当が数社あるし株式会社の決算もあるので

篠原事務所は忙しい~

多くの人と違い、レジャーや観光に行かず地域経済にも貢献せずに仕事というケの日を過ごしていいのか~と思う

が、よく考えるとゴールデンウイークに働いているのは篠原だけではない。

介護福祉の人、医療従事者、観光地の関係者、交通関係者、警察官、家畜を飼育している人等、沢山いるのだ(余り

気づいてないけど)。

税理士事務所の仕事に追われていると、畑の事も気になってくる。(農業従事者も余りゴールデンウイークは関係な

い気がするが)

そら豆は収穫を始めた。何とかズッキーニは昨夕移植した。

夏野菜の栽培もしたいのだが、早くしないと時期を逃してしまうのではないか、野菜を植えるためには植える前に畑

を耕作しなければならない。

耕作する前に草刈りをしなければならないのだが、手が回らない。

いつまで、こんな日々が続くのだろうか~

これでは、ケの日ではなくゲの日ではないかと思ってしまう・・・・・・・


                                                                26-04292

☆定年

2001年1月に篠原税理士事務所を開業した。(もう~25年経つんだね~)

個人事業主だから定年がない。

高校のクラス会を開くと、ほとんどが定年を迎えて、再就職したり年金暮らしをしたりしている。

クラス会では「篠原~お前は定年が無いからいいな~」と言われることもある。

そんな時は「定年が無いからいつまでも働かなきゃならない、定年がある人が羨ましいな~そこで終わりなんだから

~」と言っている。

ところが3月末、篠原にも定年があることに気づいた。

鹿児島家庭裁判所から送られてきた、感謝状と記念品を受け取って、ああ~調停委員の定年だったんだ~と気づい

た。(3月で終了とは思っていたが・・・・・)

今朝の事である。映画を見に行くので、髪の毛を整えようと思い、左手にドライヤーを持ち、右手で洗面台の引き出

しからブラシを取った時、引き出し全体が落ちて来た。

それも、落ちる途中で水道蛇口に当たってから洗面台に落ちたものだから、落ちた引き出しに水道水がかかっている。

その光景を見た篠原は、自分に怒ることもなく『ほほ~そうきましたか~』と思いながら見ていたが、落ちた引き出

しと櫛の濡れを拭いて片付けて、ドライヤーを使いながら『そうなんだ!篠原のようにヘマをするようになった人

に、近頃ヘマが多いから辞めて下さいと言えないから、定年です長い間ご苦労様でしたと言って辞めて貰っているの

か~』と自分勝手な解釈が生まれた。

前月も書いたが、色々とヘマ(ミス)をするようになった。

先日も、毎年取り寄せている「新介護百人一首」の冊子が届いたのだが、冊子と一緒に切手が340円分入っており

ましたので、残りの分はお返しいたします。

作品集に挟んでおりますの手紙まであった。

190円でいいのに340円の切手を送ってしまったらしい・・・・・・・・

内心は『どうして、こんなヘマをするんだろ~』と思うのだが・・・・

まあ~しょうがない。そう言うお年頃なんだ~ということで介護短歌を幾つか紹介します。


父親の通院の度パスポート持ってフライト今日は関空  東京都  塩飽 隆典(66歳)

   広島県福山市にいた父のサポートに上海から通っていた時期がありました。広島、岡  山、関空を都度使い分け

   て往復してました。


年金の手取りで決まる入居先 やっぱり最後も格差の社会  千葉県 高澤 真(63歳) 

 入居先選びも本人の年金プラス家族の負担が必要。人生の最後も格差社会を感じる。


 利用者に日本語上手と言われたがすみませんわたし日本人です 竹内 妃夏(19歳)

 実習に行ったときにネパール人と間違えられ、日本は大変だろう、ネパールは暑いかと 聞かれたときの私の心象

 です。


施設行く朝父が言う微笑んでお前の介護嫌じゃなかった  大阪府 高橋直子(61歳)  

 介護疲れから喧嘩が絶えず、ついに父親の施設入所に踏み切りました。入所日の朝にな り、父が穏やかな笑顔で

 私に言った言葉でした。嫌だった言ってくれないといかせられ ないじゃない。泣く泣く別れました。


くり返す同じ話もうなずいて今日は何度も夏が来ていた  石川県 土野 央佳(16歳) 

 夏休みに祖母と過ごしていると数分前にも「暑いね~、夏が来たね~」と話していたの にまた、「夏だね~」と

 言っているのを面白く、また愛しく感じた。


「朝少し遅れます」とだけ連絡し苦労は隠す中学生女子  福岡県 能美 朗(33歳)

 ヤングケアラーは、朝は家のお世話を全て自分がしてから来る。遅刻する理由を「体調 不良」でも「寝坊」でも

 ないため、特に言わずに遅れて来てもその苦労は口にしない。 その様子が印象に残っていたので歌にした。


もうだめと介護から逃げ空を見る お乗りなさいと雲が呼んでいる 入江 君栄(90歳) 

 介護に疲れ、庭に走り出て空を見上げました。あの雲に乗ってどこかえ行きたいと思っ ていた私に雲がお乗りな

 さいと呼んでくれた気がしました。


気づいてよ話す相手もなくただ一人自分を介護してる私を   大久保 弘子(89歳) 

 夫は施設で私は一人、ただぼんやり暮らしております。


紹介したい短歌はまだまだあるのですが、紙幅の関係でこれくらいで終わりますが、新介護百人一首、全部読みたい

方は「NHK厚生文化事業団」に申し込んでください。

190円の切手を同封すれば送ってくれます。

篠原のように340円入れないで下さい。

26-03291

☆短気な季節

季節のせいではないと思うが、近頃の篠原は短気である。

元々気の長いほうではないと思うが、短気と言うよりも色々なミスをする自分に腹を立てている。

料理をしていて、手順を間違えている事に途中で気付く、気づいた途端に腹が立つ。

『年のせいとは思いたくないが、なぜこんなミスをするんだよ~』と言う思いが浮かぶ。先日の朝は、トイレで用を

足しながら本を読んでいた。

用がすんだので、壁の小さな棚に本を置き汚物が流れたのを確認してから手を洗いトイレを出ようとした時、手が本

に当たってしまった。

アッと思った瞬間、本の隣にあった小さな目覚まし時計と本がトイレに落ちた。

『どういうことだ~!!!これは~』と思いながら、濡れた本をゴミ箱にたたきつけた。年のせいとか、季節のせい

と思いたくないが、(少しは影響してるかも)腹が立つ。

そして、虚空を見上げて「情けない・・・・・」とポツリと呟く。

篠原の情けないとは比較にならないが、

冬季オリンピック「高梨 涙の失格から4年・・・・うれし涙」の新聞記事が載った。

もがき続けた4年が報われ、「あの日」の呪縛がようやく解けた。

ノルディックスキー・ジャンプ混合団体で日本が3位に。

前回の北京オリンピック

1番手を担った前回、1回目の直後にスーツの太ももの回りが規定より大きかったとして、103メートルの飛躍が無

効に。2回目に巻き返したが、メダルに一歩届かず泣き崩れた。

試合後には交流サイトに黒一色の画像と謝罪の言葉を投稿した。

インスタ全文

日本チームを応援して下さっている全ての皆様。

今回、私の男女混合団体での失格で日本チームみんなのメダルのチャンスを奪ってしまった事、そして、今までチー

ムを応援してくださった皆様、そこに携わり支援して下さった皆様を深く失望させる結果となってしまった事、誠に

申し訳ありませんでした。

私の失格のせいでみんなの人生を変えてしまった事は変わりようのない事実です。謝ってもメダルは返ってくる事は

なく責任が取れるとも思っておりませんが今後の私の競技に関しては考える必要があります。それ程大変な事をして

しまった事深く反省しております。

そして、私のせいでメダルを取れなかったにも関わらず、最後の最後まで支え続けてくれた有希さん、幸椰さん、陵

侑、そして、日本チームメンバーの皆様、スタッフの皆さまには感謝してもしきれません。こんな私を受け入れてく

れて本当にありがとうございました。

この度は本当に申し訳ありませんでした。

私が言える立場ではない事は重々承知の上で言わせていただけるなら、どうかスキージャンプという素晴らしい競技

が混乱ではなく選手やチーム同士が純粋に喜び合える場であってほしいと心から願います。

高梨選手の4年間を思うと、「修業が足りないぞ!!  篠原!!」と思う。

                                                                26-02290

☆高齢者

今年は、イタリアミラノ・コルティナオリンピックが2月6日から開催される。

4年前は中国北京で2月4日から2月20日まで開催されたが、オリンピックが終わった直後の2月24日ロシアがウク

ライナに進行した。もう4年になるのか~などと思っていたら、「鹿児島県公安委員会」からハガキが届いた。

ハガキには「高齢者講習」と書かれた文字が紫の線で囲ってある。

内容を見てみると、自動車学校で「高齢者講習の受講」を受けないと運転免許証の更新は出来ませんと記載してある

ので、自動車学校に電話して予約を入れた。

当日、52年ぶりに母校(免許証を取った自動車学校)に少しドキドキしながら行った。

受講生は全員で5人である。

先ず、講義があり、その次に運転適性検査があった。

視力や視覚範囲の検査だが、その中の一つに明るい箱の中を見た後に箱の中を暗くして画像を認識するまで何秒かか

るかのテストがあった。

篠原は27秒かかり、かなり遅い。早い人は13秒程で認識するのだが・・・・・

最後は実技試験だが、「構内は20キロで走行してくだい」と言われた時に『そんな遅いスピードで運転出来るだろう

か』と不安になる。

教官が助手席に乗り指示通りに運転するのだが、やれば出来るものである。(スピードメーターばかり見ながら運転

をしていたが)

途中、わざと縁石に乗り上げ、乗り上げたと同時にブレーキを踏むテストもあったが、難無くクリアした。(アクセ

ルとブレーキの踏み間違えテストである。)

暗室画像認識以外は問題はなく、終了証明書を手にした。

今年5月は、この証明書を持って運転免許証の更新をすることになるのだが、後、何回更新するのだろうか?いつま

で運転するのだろうかと思う。

昨年10月、市役所に行く機会があったので、突然「敬老パス」カードを作った。

案内文を見ると、市電・バス・桜島フェリー、公衆浴場で利用できますと記載してある。

市電やバスを利用するには、カードにお金をチャージして使用する事が分かったが、何処でチャージするのだろう

か?

その日の夕方、電車に乗って移動した時、電車の中でチャージ出来る事が分かったので、早速1000円チャージし

てみる。

一週間後、再び電車に乗る機会があったので、敬老パスデビューをしてみた。デビューと言っても、カードリーダー

にタッチして乗り、降りる時、運転手近くにあるカードリーダーにタッチするだけである。

そうすると料金支払い後のカード残金が表示される仕組みになっている。

篠原も支払残高を見てみると950円と表示された。

エエ~、ということは50円で移動した訳ではあるが、今までは170円支払っていた。

これが、敬老と言うことか~と思う反面、この差額は誰が負担するのだろうか~と考えるのは職業病だろうか?

 26-01289

☆映画 国 宝

年も明け仕事が始まってしまった。

12月26日が仕事納めだったので、今年の正月休みは長いぞ~と思っていたが、何をしたか解らないうちに終わって

しまった。

それでも、3日には久しぶりに映画を見に行った。

見た人もいると思うが、今話題の「国宝」を見た。

今話題だから見た訳ではない。元旦に来た長男嫁が「お父さん、ハイ」と言って渡したのが小説国宝の上下巻。

「ありがとう」と言って受けとった後、考えた『今、上映しているのは知っているが、本を読み終わった頃にはもう

上映してないだろ~』

『だったら先に映画を見てから本を読むしかないな~』と思って、天パラの上映時間を調べると12時から上映してい

た。

正月の映画館は人が多く「国宝」を見に来ている人達を観察すると、篠原と同世代とおぼしき夫婦が多い。

そんな事はどうでもいいけど、映画の内容である。

最初のシーンは長崎ヤクザの宴会から始まる。

この宴会に呼ばれた歌舞伎役者の花井半二郎が、親分の息子、喜久雄の歌舞伎役者としての才能を見出す。

親分(父親)を殺された喜久雄は背中にミミズクの入れ墨を入れて、復讐に行くが失敗して半二郎の預かり弟子となる。

半二郎には喜久雄と同じ年の息子、俊介がいる。

二人は女形の役者として厳しく半二郎に鍛えられ、人気の役者へと成長していく。

ある日、喜久雄は評論家らしい人に「あんた頑張っているけど、歌舞伎の世界は最後は血や」と言われる。(血、つ

まり血統主義がこの映画のテーマのような気がする)

それから暫くして半二郎は事故に遭い代役を立てることになるのだが、代役に喜久雄を指名すると、妻は「おかしい

やろ!!、あんたの血を引いている息子の俊介が代役するのが筋だろう!!!」と怒る。

この事を境に喜久雄と俊介の仲は急速に悪くなっていくが、喜久雄は歌舞伎役者の頂点、人間国宝にまでなる。

人間国宝になったインタビュー後の写真撮影の女性カメラマンに「覚えていないと思うけど、私はあんたを父親と思

ったことは一度もない。あなたがここまで来るのにどれだけの人が犠牲になったと思っているの・・・・・」と言っ

た言葉が印象的だった。

血の事を言うと、半二郎は糖尿病で眼が見えなくなる。息子の俊介も糖尿病で足が壊死して足を切断する。

糖尿病の血を引いている篠原はこれが怖かった。

ここまで書いて思い出したが、「僕も糖尿病ですよ。父親の遺産は無かったけど、遺伝はありました。」と言った人

がいたな~