26-03291
☆短気な季節
季節のせいではないと思うが、近頃の篠原は短気である。
元々気の長いほうではないと思うが、短気と言うよりも色々なミスをする自分に腹を立てている。
料理をしていて、手順を間違えている事に途中で気付く、気づいた途端に腹が立つ。
『年のせいとは思いたくないが、なぜこんなミスをするんだよ~』と言う思いが浮かぶ。先日の朝は、トイレで用を
足しながら本を読んでいた。
用がすんだので、壁の小さな棚に本を置き汚物が流れたのを確認してから手を洗いトイレを出ようとした時、手が本
に当たってしまった。
アッと思った瞬間、本の隣にあった小さな目覚まし時計と本がトイレに落ちた。
『どういうことだ~!!!これは~』と思いながら、濡れた本をゴミ箱にたたきつけた。年のせいとか、季節のせい
と思いたくないが、(少しは影響してるかも)腹が立つ。
そして、虚空を見上げて「情けない・・・・・」とポツリと呟く。
篠原の情けないとは比較にならないが、
冬季オリンピック「高梨 涙の失格から4年・・・・うれし涙」の新聞記事が載った。
もがき続けた4年が報われ、「あの日」の呪縛がようやく解けた。
ノルディックスキー・ジャンプ混合団体で日本が3位に。
前回の北京オリンピック
1番手を担った前回、1回目の直後にスーツの太ももの回りが規定より大きかったとして、103メートルの飛躍が無
効に。2回目に巻き返したが、メダルに一歩届かず泣き崩れた。
試合後には交流サイトに黒一色の画像と謝罪の言葉を投稿した。
インスタ全文
日本チームを応援して下さっている全ての皆様。
今回、私の男女混合団体での失格で日本チームみんなのメダルのチャンスを奪ってしまった事、そして、今までチー
ムを応援してくださった皆様、そこに携わり支援して下さった皆様を深く失望させる結果となってしまった事、誠に
申し訳ありませんでした。
私の失格のせいでみんなの人生を変えてしまった事は変わりようのない事実です。謝ってもメダルは返ってくる事は
なく責任が取れるとも思っておりませんが今後の私の競技に関しては考える必要があります。それ程大変な事をして
しまった事深く反省しております。
そして、私のせいでメダルを取れなかったにも関わらず、最後の最後まで支え続けてくれた有希さん、幸椰さん、陵
侑、そして、日本チームメンバーの皆様、スタッフの皆さまには感謝してもしきれません。こんな私を受け入れてく
れて本当にありがとうございました。
この度は本当に申し訳ありませんでした。
私が言える立場ではない事は重々承知の上で言わせていただけるなら、どうかスキージャンプという素晴らしい競技
が混乱ではなく選手やチーム同士が純粋に喜び合える場であってほしいと心から願います。
高梨選手の4年間を思うと、「修業が足りないぞ!! 篠原!!」と思う。
26-02290
☆高齢者
今年は、イタリアミラノ・コルティナオリンピックが2月6日から開催される。
4年前は中国北京で2月4日から2月20日まで開催されたが、オリンピックが終わった直後の2月24日ロシアがウク
ライナに進行した。もう4年になるのか~などと思っていたら、「鹿児島県公安委員会」からハガキが届いた。
ハガキには「高齢者講習」と書かれた文字が紫の線で囲ってある。
内容を見てみると、自動車学校で「高齢者講習の受講」を受けないと運転免許証の更新は出来ませんと記載してある
ので、自動車学校に電話して予約を入れた。
当日、52年ぶりに母校(免許証を取った自動車学校)に少しドキドキしながら行った。
受講生は全員で5人である。
先ず、講義があり、その次に運転適性検査があった。
視力や視覚範囲の検査だが、その中の一つに明るい箱の中を見た後に箱の中を暗くして画像を認識するまで何秒かか
るかのテストがあった。
篠原は27秒かかり、かなり遅い。早い人は13秒程で認識するのだが・・・・・
最後は実技試験だが、「構内は20キロで走行してくだい」と言われた時に『そんな遅いスピードで運転出来るだろう
か』と不安になる。
教官が助手席に乗り指示通りに運転するのだが、やれば出来るものである。(スピードメーターばかり見ながら運転
をしていたが)
途中、わざと縁石に乗り上げ、乗り上げたと同時にブレーキを踏むテストもあったが、難無くクリアした。(アクセ
ルとブレーキの踏み間違えテストである。)
暗室画像認識以外は問題はなく、終了証明書を手にした。
今年5月は、この証明書を持って運転免許証の更新をすることになるのだが、後、何回更新するのだろうか?いつま
で運転するのだろうかと思う。
昨年10月、市役所に行く機会があったので、突然「敬老パス」カードを作った。
案内文を見ると、市電・バス・桜島フェリー、公衆浴場で利用できますと記載してある。
市電やバスを利用するには、カードにお金をチャージして使用する事が分かったが、何処でチャージするのだろう
か?
その日の夕方、電車に乗って移動した時、電車の中でチャージ出来る事が分かったので、早速1000円チャージし
てみる。
一週間後、再び電車に乗る機会があったので、敬老パスデビューをしてみた。デビューと言っても、カードリーダー
にタッチして乗り、降りる時、運転手近くにあるカードリーダーにタッチするだけである。
そうすると料金支払い後のカード残金が表示される仕組みになっている。
篠原も支払残高を見てみると950円と表示された。
エエ~、ということは50円で移動した訳ではあるが、今までは170円支払っていた。
これが、敬老と言うことか~と思う反面、この差額は誰が負担するのだろうか~と考えるのは職業病だろうか?
26-01289
☆映画 国 宝
年も明け仕事が始まってしまった。
12月26日が仕事納めだったので、今年の正月休みは長いぞ~と思っていたが、何をしたか解らないうちに終わって
しまった。
それでも、3日には久しぶりに映画を見に行った。
見た人もいると思うが、今話題の「国宝」を見た。
今話題だから見た訳ではない。元旦に来た長男嫁が「お父さん、ハイ」と言って渡したのが小説国宝の上下巻。
「ありがとう」と言って受けとった後、考えた『今、上映しているのは知っているが、本を読み終わった頃にはもう
上映してないだろ~』
『だったら先に映画を見てから本を読むしかないな~』と思って、天パラの上映時間を調べると12時から上映してい
た。
正月の映画館は人が多く「国宝」を見に来ている人達を観察すると、篠原と同世代とおぼしき夫婦が多い。
そんな事はどうでもいいけど、映画の内容である。
最初のシーンは長崎ヤクザの宴会から始まる。
この宴会に呼ばれた歌舞伎役者の花井半二郎が、親分の息子、喜久雄の歌舞伎役者としての才能を見出す。
親分(父親)を殺された喜久雄は背中にミミズクの入れ墨を入れて、復讐に行くが失敗して半二郎の預かり弟子となる。
半二郎には喜久雄と同じ年の息子、俊介がいる。
二人は女形の役者として厳しく半二郎に鍛えられ、人気の役者へと成長していく。
ある日、喜久雄は評論家らしい人に「あんた頑張っているけど、歌舞伎の世界は最後は血や」と言われる。(血、つ
まり血統主義がこの映画のテーマのような気がする)
それから暫くして半二郎は事故に遭い代役を立てることになるのだが、代役に喜久雄を指名すると、妻は「おかしい
やろ!!、あんたの血を引いている息子の俊介が代役するのが筋だろう!!!」と怒る。
この事を境に喜久雄と俊介の仲は急速に悪くなっていくが、喜久雄は歌舞伎役者の頂点、人間国宝にまでなる。
人間国宝になったインタビュー後の写真撮影の女性カメラマンに「覚えていないと思うけど、私はあんたを父親と思
ったことは一度もない。あなたがここまで来るのにどれだけの人が犠牲になったと思っているの・・・・・」と言っ
た言葉が印象的だった。
血の事を言うと、半二郎は糖尿病で眼が見えなくなる。息子の俊介も糖尿病で足が壊死して足を切断する。
糖尿病の血を引いている篠原はこれが怖かった。
ここまで書いて思い出したが、「僕も糖尿病ですよ。父親の遺産は無かったけど、遺伝はありました。」と言った人
がいたな~