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今月の経営アドバイス

ワンポイントアドバイス2


ネットショップ(ECサイト)の上手な開設ポイント

                                                   経営コンサルタント
                                                       永田会計事務所顧問 志村 和次郎

 ネットショップ(ECサイト)の市場が拡大している。経済産業省のデータによると、物販系ECサイトの市場規模は、2014年度には68,042億円だったのが、2016年度には843億円と肩上がりの伸長を示している。

 ECサイトとは、Electronic Commerce(エレクトロニック・コマース)サイトの略で、「電子商取引」を意味する。自社の製品やサービスを、インターネット上に置いた独自運営のウェブサイトで行う通信販売の一つの形態である。このウェブショップはスマホやPC、タブレットなどから注文を行うことにより商品やサービスの売買が成り立つ商取引で、インターネットを活用したビジネスモデルとして注目されている。

 また、ウェブショップなら、投資も数十万で済み、運営費も安いので、手軽に始められる。何といっても商圏が一気に、全国に広がり、アイディアやサービス次第では大企業とも勝負できる。

 ECサイトを開業するには、自らECサイトを立ち上げるか、大手のモールに出店するかを選択する必要がある。大手モールでは楽天、YahooAmazon、リクルートのポンパレモールなどがある。自社のECサイトを開設するか、モール型を選ぶかは両者の長短を研究し、決定する必要がある。費用対効果を考え、モール型に出店し、様子を見て独自のウェブショップを開設するのも一つの方法である。

 ネットショップを始める時、まず「ターゲットは誰か」「お店の訴求ポイントは何か」「ショップのキャッチフレーズは何か」「目標の売上は」など基本方針を明確にし、目的や規模にあった出店方法を検討する必要がある。

 ECサイトの構築パッケージには「Make shop」「Orange EC」「Shop serve」「EC-CUBEなどがある。ウェブショップ開業から成功するまでに必要な基礎知識や準備方法、運営方法などを学び取る必要がある。カスタマイズ無制限なECパッケージであるEC-CUBEは、無料で利用できて、通販サイトに欠かせないカート機能は標準装備、決済・物流・デザインなどの多彩なオプションは一部有料で追加できる。また、ネットショップの作成機能と運営機能を兼ね備えたバージョンなら、40,00050,000円程度の予算が必要となる。

 また、開業のためのシステム構築だけでなく、構築後、頻繁なサポートなどを考えると、

 自社に担当者をおくことが必要になるだろう。失敗要因としてアウトソーシング(代行業者)など他人に頼りすぎてしまったことが挙げられるので、トップがリーダーシップをとって、基本ビジョンに基づいて独自のウェブショップをめざすことである。

 その他、ネットショップ開業の失敗要因例として

①サイトは作ったが集客方法が不十分であった

②顧客対応が不十分でリピーターにつながらなかった

③サイト販売用の在庫を多く持ちすぎた

④利益率の低い商品が多く、低収益である

⑤オリジナル商品の開発を行わなかった

 これら失敗要因の反省から、ネットショップの集客を成功させるための留意点を挙げてみよう。

 第一のポイントは、ターゲットを明確にすることである。どんな商品をどんな人たちに売るかである。

 第二にその商品構成において他社との差別化や、価格など優位性を確立することである。

 第三に決済方法、アフターケアなどのサービスを充実させ、顧客から指名される業者になることである。

 第四に割引キャンペーンを行ったり、メールマガジンを配信して集客したり、ネット広告などを利用したりして、商品情報を露出し、適時に販売促進、集客活動を続けることである。

 第五にECサイトの改善やSEO対策なども施して、着実に顧客を集め、購買に結び付けることである。SEOとはサーチエンジン最適化(Search Engine Optimization)の頭文字で、検索サイトにおいて、自分のウェブサイトが希望のキーワードで検索された際に検索結果の上位に表示されるよう、ウェブサイトの構成や個々のページの内容等を調整することである。今やSEO対策はWebマーケティング手法の一つとして確立してるが、自社で行うのは不可能ではないが、面倒で地味なキーワードの選定作業から始まり、内部と外部双方の対策を行ない、上位化後も常に必要な対策を行なっていくので、かなり時間がかかる。そのため、予算が許せば業者にアウトソーシングする方法もある。

 さて、顧客に安心感をもらうため、自動送信、手動送信メールの発送や、受発注管理業務として、倉庫での配送作業や仕分け、注文の管理業務、また顧客に対しての応対業務も充実させる必要がある。

 そして、リピーターを着実に増やすためにもネットショップ総合管理業務と、ECサイトで得た数値をデータ分析、利用したり、外部との連携や、提携を行ったりサイトの改善が欠かせない。さらに魅力アップのため、商品の品揃え、ディスプレーの変更、イベントの企画といった実店舗で行うセールスプロモーションと同様の施策を、ネットショップで展開し、継続することが欠かせない。


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