所長からのメッセージコーナー
「提案力」「感謝力」
4月!新年度がスタートしました。
習慣で、4月と聞くと気が引き締まり、改まった気持ちになってしまいます。
毎年のことですが、確定申告を終えてホッと一息つく瞬間、いつの間にか春がすぐそこに来ていて、その喜びと安堵の気持ちが一つになった気分を味わっています。
もうひとつ、4月に向かう時の自分が、いつもとても前向きでパワフルになっていることに気付かされるのです。理由として思い当たるのは、超繁忙期の期間中、多くの方と接し、皆さん楽しそうに話してくださって、さまざまな話で盛り上がり、お帰りの時は「又頑張ります。」の言葉が多かったことです。こういう言葉を聞けるのは、スタッフ全員の協力と頑張りのたまものと感謝の念がわいて参ります。
この頃よく目にし、耳にするのが「提案力」「感謝力」など「力」を付ける言葉です。
「提案しましょう」「感謝しましょう」では、言葉だけが素通りしてしまいそうですが、「提案力」では提案に力が入り、熱い思いを込めることになりますから、相手にその熱量が伝わり、心が動かされることでしょう。心を動かすほどの提案をしましょうということだと思います。
「感謝」にも「力」を加えて「感謝力」になると意味合いが大きく違ってきます。「感謝」の反対語は「当たり前」なんだそうですが、ただ「感謝」しています。と言うと「当たり前」とあまり変わりない感じです。「感謝力」と聞くとパワーの度合いが違い、心から湧き上がってくる位の感謝、身を以て示すにつながる感謝が感謝力ということではないでしょうか。
“幸福とは、感謝して生きることができる人である。いくらお金、物、地位があってもちっとも感謝できない人は幸福になることはできない。感謝する心が人を伸ばし、大きく育てていく。感謝の対象はすべてに対して心から感謝することである。”