所長からのメッセージコーナー R5.11.8
会計で会社を強くする
消費税のインボイス制度がスタートし、改正電子帳簿保存法の開始を控えている今、帳簿の重要性はますます高まっています。
改めて、なぜ事業者は法人、個人も含め、帳簿を作成し、年に一度決算しなければならないのでしょうか。
“税務申告”のため“記帳義務があるから”だけでなく、商法第19条の商業帳簿規定に「適時に、正確な商業帳簿を作成しなければならない」と明記され、法律に規定されているからです。
この帳簿規定は、取引の証拠を残し、商売上のトラブルから会社を守るため、又、自己報告により健全経営を促すためにあります。
会社の現状を数字で把握し、新たな目標を定めるなど経営判断に生かすため帳簿は重要で、“記帳義務”というよりむしろ“記帳権利”として捉えるべきです。
長田会計では、月次巡回監査100%を徹底してサポートさせていただいております。日々入力し、月次決算を徹底していけば、気づきが増えて経営力が鍛えられます。正に、「会計で会社を強くする」の方向に進み、赤字企業も黒字企業へと体質強化されていきます。
しっかり利益を出して、健全な財務体質の、どんどん税金を納められる企業を目指していただきたいと常に願っております。