経営アドバイス・コーナー

経営革新事例

会社の利益は、発生主義で捉え、資金繰りは今月のキャッシュフローで見るため、どうしても資金のズレが発生し、感覚として利益はあっても、銭たらず 経営者は資金の循環が最大の関心毎である。

今まで行ってきた数社の内、最大公約数な項目をあげると、
次のような項目に集中できる。

1)会社の利益は上がっているのに、資金繰りが苦しい
2)会社の体力をはかるには、どうすればよいか
3)売り上げはほどほど上がっているのに、経常利益がでない
4)収支トントンの売り上げをあげるには、いくらの売り上げ目標をたてたらいいか
5)月末がくるのが恐ろしい。いつも資金手当てで困っている。
6)経営改善をしたいが、どのように行えばよいか

◆助言・指導・方法論
上記1)~6)の相談が圧倒的だが、大勢は資金繰りの問題解決が多い。

当事務所でキャッシュフロー計算書と損益分岐点図表を参考にキャッシュフローと損益状況をグラフを使って大枠をつかみ、売掛債権&買掛債務のサイトのズレ(滞留売掛債権の年齢調べ・早期回収策含む)損益分岐点をアレンジした収支分岐点による必要売上高の目標設定。利益幅のよい商品と一品あたりの利益率が高い商品構成の適性ミックス策。固定費のムリ・ムダ・ムラの排除。借入金返済額の一本化・借り換え・一部返済、返済期間の延長等による返済額の適正化を図る。

中間・確定時決算書より貸借対照表面積グラフを作成し会社の体力を検証 総資産から贅肉をそぎ落としてスリム化を目指す。
無収益資産・無稼働資産・無採算設備を除却・売却・撤退等させ、総資産の回転をよくすることにより、投下資本利益率の向上を図る。

上記の指導ツールとして下記2点図表を参考に掲載する。
キャッシュフロー計算書
損益分岐点図表