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税理士のひとりごと バックナンバー ~2008年8月

目次

2008年

2007年

8月27日(水)税についての作文

 娘(中学一年生)の通っている学校の夏休みの宿題に「税についての作文」があるそうです。今月になって3人の中学生からそのためのインタビューを受けました。

 ・そもそも税金ってなぜ必要なのだろう?
 ・税金はどのように使われているのだろう。
 ・どのような税金なら皆が納得するのだろう

など基本に返れば、改めて気づくことがあります。

 「税金は正しく負担して、正しく使われなければならない」ってことです。

 ところが現実はどうなんだろう。大半の市民は正しく納税しているのだが、一部の不心得者が毎年のように脱税でつかまっているし、税金の使われ方でも、いい加減に使われているのが最近やけに目立ちます。

 我々は子供たちに胸を張って正しい姿をおしえていかなければならない。使う方でも絶対に不正をしてはいけない。ずるいやつが勝つのではなく、正しいものが尊敬される世の中になってほしいと心から思います。

8月23日(土)夏休み

 8月13日~18日まで6日間夏休みをとりました。夏休みは毎年恒例で自分の田舎へ帰省ですが、今年は車で帰省しました。昨年は飛行機、一昨年は新幹線でしたが、今年は日程がなかなか決まらなかったことと、飛行機代が異常なほど高かったことがその主な理由です。

 ガソリン代の高等で車での移動にもそれなりに覚悟はしていましたが、ETC割引が思っていた以上にあり、助かりました。これも民営化の効果なのかな?

 それにしても人間の行動には、お金が相当影響するということを今回改めて実感しました。本当にお金持ちならそんな発想にはならないんだろうなと思いながらも、毎年家族全員で帰省できる幸せを感じてきました。

 また来年も皆で帰省できるよう頑張ります。

8月1日(金)便利な状態に慣れっこになっていると..

 今日から8月になりましたね。7月は、本当にぎりぎりの仕事をしてしまい反省です。休日返上でがんばった甲斐もあり、途中まで順調にこなしてきたのですが、最後の一件がなかなか仕上がらず、ようやく社長の署名をもらったのが最終日の夕方4時過ぎでした。税務署と県税事務所は電子申告で済ますことができるため、この時間でも間に合いますが、市役所はまだ紙での提出なので役所が開いてる時間内に提出しないと期限に間に合いません。ぎりぎりセーフでした。

 今回、ここまで遅くなった原因は社長と連絡が取れなかったことです。途中で何度連絡を入れても電話が繋がらないので、事故にでも会ったのだろうか?と心配になりましたが、携帯電話が故障中で自宅の電話も故障中とのこと。(落雷の仕業でしょうか)

 携帯電話の普及で我々はほとんど、いつでもどこに居ても連絡が取れるものだと思っていますが、実際はそうではないということが今回思い知らされました。

 便利なものはどんどん取り入れていかなければなりませんが、その状態に慣れっこになってしまうと今まで当たり前にできていたことまでできなくなってしまう。能力が進化しているのか、退化しているのかわからなくなってしまいます。

 それにしても、精神的にも体力的にも非常にハードだった7月が終了し、今日から心新たに8月がスタートです。

7月19日(土)日本国増税倒産

 最近、格差是正のため、あるいは増大する社会福祉の安定財源として「消費税増税やむなし」といった論調が増えていますが、違和感を覚えるのは自分だけではないはずです。

 今話題のガソリン値上げだけなら、自動車に乗らなければなんとかなるかも知れないが、消費税は我々の生活のほぼすべてに課税される為、工夫の仕様がない。庶民が工夫して生活防衛しているのに、その努力を無視するかのような政策には反対であるし、もっと他にやるべきことがあると思っている。

 それじゃ、何をすればいいのか?の難問に、森木 亮氏の書いた「日本国増税倒産」のなかにヒントがあった。この本のなかで早く国家破産すべしなど過激とも思われる提言もあったが、自分がなるほどと思ったのは次の点だった。

 ・日本が行うべきは増税ではなく減税である。
 ・正しく納税する人を表彰して、脱税などの不正を行うものを徹底的に罰する。

 この考え方に、賛成です。普段税理士という職業柄、毎月お客様の税金の計算を行いますが、この時実に人間性が現れるんです。自分の周りは基本的に、皆まじめな方ばかりなのですが、残念ながら今の日本はまだまだ「見つからなければ何をやっても許される。税金もばれるまで払う必要なし。」といった考え方があるのも事実です。そんな人たちに出会うと大変さびしい思いをしますが、早く「正直者が馬鹿を見る。」から「正直者が報われる。」世の中になってほしいと願っています。

 そんなことを考えながら、3連休初日、子供たちは夏休みに突入、梅雨明けといった絶好の行楽日和なのに、今日も(たぶん明日も)たっぷりたまった仕事を一人でこなしています。
 でも夏休みは絶対にとるぞ......

7月5日(土)暑い!

 昨日今日とものすごく暑い日が続きますね。こんな日は、エアコンを使いたくなりますが、地球温暖化問題もありなるべくエコに徹しようと心がけているので、まだ扇風機だけでしのいでいます。でも梅雨があけて夏本番になったらそうも言ってられなくなりそうです。

 数年前からのクールビズで夏のノーネクタイがかなり定着してきたので、かなり楽になりましたが、短パンにTシャツだともっと楽になるので、こちらも定着しないかなと思っています。でも一時期Tシャツの代名詞(?)だったホリエモンが失脚したから当分無理かも。

 暑さ対策も大事ですが、もっと心配なのは最近の物価高ですよね。燃料等の高騰でやむを得ず値上げをしたが、それがさらに顧客離れをおこすという、負の連鎖が実際に顧問先の経営を直撃しています。一部の投資家だけが儲かって一般大衆が生活難に陥るという流れは何とか早く変わってほしいものです。

 自分はかすかな抵抗ですが、投資には手を出しません。最も投資できるほどの資金は持っていませんが....

7月2日(水)今年も半分が終了した。

 今年も早くも半分が終了しましたね。年を取るごとに時間が早くなっていると感じるのは自分だけではないと思いますが、最近本当に時のたつのが早く感じます。

 どこで読んだのか忘れてしまいましたが「小学校1年生の時の一年は人生の1/6だが45歳の一年は1/45なんだから早く感じるのは当然だ。」という記事を見つけて妙に納得したことがあったことを思い出しました。

 皆様、今年の目標は達成できていますか?自分は目標の一つの読書(毎月最低3冊読破)の方はまずまず順調にこなせていますが、その他については、全く駄目で軌道修正が必要かなと考えています。

 「目標は途中で変更してはいけない」という考えもありますが、当初予想していない出来事が発生した場合、やはり現実路線に調整しないと、ただの絵に描いた餅になってしまうので、自分は修正もありだと考えます。

 後半戦は、無駄(?)な会議等は極力避けて本業に集中しようと考えています。

6月27日(金)今時の就職活動

 メールやインターネットって使いこなすと便利ですよね。自分も情報収集の場合はまずインタ-ネットを活用しています。でも便利だからって何でもかんでもメールで済ましていいんでしょうか?

 というのは昨日、事務所への応募者情報がメールで到着した。初めての経験である。今までは履歴書を見て書類審査をしていたので、今回のメールでの定型報告書では応募者のイメージが全くわかず、履歴書を送付してもらうようにこちらもメールで返信した。

 自分の今までの常識では、「就職活動はメールじゃなくて電話だろう。」と思っていたがどうも最近はそうでもないらしいということを、学生情報に詳しいH社長から教わった。だから今回は偏見を持たないで対応しようと思う。

 しかし、世の中のルール(常識)ってどんどん変るものなんですね。ぼやっとしていると浦島太郎状態になってしまうのかとちょっと危機感を覚えた出来事でした。

6月20日(金)旅立ち

 本日付で、職員が一人退職した。今までも色々な人がそれぞれの理由で退職したが、その理由はほとんど「うちでの仕事がいやになった」からだったが、今回はちょっと違う?ようだ....

 「税理士よりも別の業界で自分を試して見たい」とのこと。しかも「近い将来独立開業を目指す」との決意だ。そこまで意思が固いなら、引き止めるわけにいかないので、退職となった。

 現在相当景気が悪化しているので大変だし、詐欺まがいの胡散臭い話がゴロゴロしているので、その辺には充分気をつけながらも自分の夢に向かってがんばってください。

 でも、がんばったから直ぐに夢がかなうほど世の中甘くないぞ!

6月11日(水)景気悪化のせい?

 最近、原油が異常高騰・食料も値上げなどあまり楽しい話題ってないですね。自分の身近なところでも、あまりいい話はなく、重たい話ばかり舞い込んできます。倒産、貸倒、廃業、などです。

 それぞれがその人の人生を左右させるほどの大問題ですから、自分でできる限り法律を調べてみたり対応策を考えてみたり全力を尽くしますが、こんな場合税理士では能力が足りません。やはり弁護士先生の出番です。

 今週は弁護士事務所への相談からスタートしました。弁護士の仕事ってやはり大変だと再確認させられました。我々は普段の付き合いは正常な方ばかりですが、弁護士の先生はトラブルが発生してからの付き合いです。きっと気の休まり日なんてないんだろうな。

 自社の業績が悪いのを景気のせいにしてはいけませんが、景気が悪いとトラブルに巻き込まれる可能性が高くなります。トラブルが発生すれば後始末に相当のエネルギーを使うので、本業に向かうパワーが奪われてしまいます。それで業績悪化という負のスパイラルに陥っていく。こんなパターンを何度か目の当たりにしてきました。

 いい世の中になるようにがんばって生きたいのですが、具体的には何をやればいいんだろう、と考えながらとりあえず目の前の仕事に全力を尽くしていきます。

6月2日(月)面接

 今日は6月の最初の営業日なので、恒例の社内打合せを行い、今月のそれぞれの業務を確認した。やはり、現状では業務の大半が自分の担当なのでバランスがものすごく悪い。この状況を打破するにはやはり職員の採用と教育しかないので、先月からハローワークに求人を出していた。

 今日応募者の一人と面接した。面接の方法は、そのときの様子で、色々変えてみるが、一度だけの面接でその人の人柄を見抜くことは相当難しい。今まで、何度失敗してきたことか。

 人生において仕事のウエートって結構重いので、採用する側もされる側も必死です。今回も全力で判定したいと思っています。

5月22日(木)一区切り

 5月は3月決算法人が税務申告をする月である。当事務所では世間ほど3月決算が多くないので、ゆっくり過ごせる筈がやはりそんなに甘くなかった。

 今日までに届けるはずの書類が、昨日になっても仕上がらず、担当者と一緒に四苦八苦。今朝は6時過ぎから事務所に出てきて続きを行った。何とか午前中に数字がまとまり、午後になったが、書類を届けることができた。Hさん大変お待たせしました。

 それにしても最近ぎりぎりで仕事をこなしている。何とか回しているが、ひとつ歯車が狂ったらどうなるの?とちょっと怖い。

 職安で職員の募集をかけているが今回はなかなか反応がない。税理士を目指している人も結構いるはずなのだが、皆どこへ言ってるのだろうか?

 税理士を目指している皆様および税理士事務所に興味のある方、ぜひご連絡ください。

5月8日(木)銀行とのつきあい

 今日は、ある社長と運転資金についての相談に銀行へ行った。会社を運営するにはどうしても資金が必要なのだ。

 開業後のまだ実績がない時期は、身内から借りるしか方法がないかもしれないが、実績ができたら、借入は銀行以外からはしてはいけないと思う。最悪の事態が生じたときに絶対に守らなければいけないのは身内だからである。
 もっとも業種によってはほとんど運転資金を必要としない業種もあるし、絶好調の業績が継続すれば、自己資金でまかなえるようになるので、将来的には無借金経営を目指すことも重要だ。

 「この人は自分の成績の為だけにものをいってるのか?」という担当者がたまにいるが、自分はそういう銀行とは絶対付き合わない。今日はあらかじめ電話をしておいたこともあってか、非常に丁寧に相談に応じていただいた。しかも支店長が同席していただいた。今日の話し合いを社長はどう感じたのだろうか。

 付き合いで必要のない資金を借りる必要は全然ないが、必要なときに最も有利な条件で資金を調達できるように、銀行さんとは上手に付き合うことは非常に重要だと思う。

そのためのポイントは

1、一行だけではなく、二~三行と付き合う。
2、自社の業績について正しく、タイムリーに理解する。
3、安易に借入金に頼らない。
4、何の為の借入金かを自分の言葉で語る。

など色々あるが、まず自社の税理士に相談してみましょう。税理士は税金以外の相談を受けたら喜ぶものです。(ただし顧問契約を結んでいることが大前提ですが...)

5月3日(土)ゴールデンウイーク

 現在ゴールデンウイークの真っ只中です。当事務所でも今日から四連休なのでそれぞれが休日を堪能していると思います。

 ところで、早くも4ヶ月が終わりましたね。皆様は年初に立てた目標が予定通り進んでいるでしょうか?
 自分の目標の一つである「職員を一人立ちさせること」について、4月は強化月間と位置づけてきました。確実に前進しているのですが、そう簡単にはいかないものです。「担雪埋井」の精神でまたがんばります。

 ラジオから「連休は全部仕事だ」とぼやきの声が流れてきますが、我々は本来そういう職種です。休めば仕事がたまっていくだけだから。

 「仕事を趣味にすればストレスはたまらないよ。だって一番楽しい時間なんだから。」っていわれますが、自分はまだまだその域には達していません。今日は早めに帰ろうかなと思っています。

4月24日(木)新体制について考える。

 今後の事務所経営について試行錯誤しています。職員のこと、仕事の進め方、報酬規定、給与規定など見直すべきものは何で、絶対に変えたくない事は何かなど、考えてはまた思い直したりしてなかなか前に進めません。

 そんな中、今週は求人の電話が3件もありました。税理士事務所の財産はやはり「人」です。いい人ならぜひ採用をと常に考えていましたが、いい機会を得ました。近日中に面接させていただきますが、どんな人が、来社されるのか楽しみです。

 やはり4月は出会いの季節なんでしょうか?周りでも、色々動きがあるみたいです。

4月17日(木)後期高齢者医療制度

 今、後期高齢者医療制度でもめていますね。保険証が届かないとか、年金から天引きされるのはけしからんとか。この制度の不満はどこに原因があるのか事務所内でも検討してみた。その結果次のような意見が出た。(マスコミで言われているとおりでしたが)

1、厚労省が説明不足である。
2、保険料の負担が増えるので問題だ。
3、勝手に天引きするのは問題だ。
4、後期高齢者という名前がよくない。

それでは、
1、きちんと説明をすれば納得するのか?
2、実際に保険料が増加するのは扶養者になっていた人や、国保の加入者で保険料が上限に達していた人など一部に限られるらしいが、そのあたりを理解しているのか?
3、口座引落から天引きに代わっただけで実質は変わらないことが正しく理解できているか?
4、福田首相が言うように「長寿保険」ならいいのか?

 色々意見があったが、僕は一部マスコミ等でも言われているとおり、やはり75歳以上の方をこの制度に強制的に切り替えるというところに一番の原因があるんだと思う。

 75歳といえば、一般的には健康に自信がなくなるころだし、これから医療費もかかるであろう年齢になったとたんに、国から「あなたは今までの医療保険から切り離して別勘定で管理します。今、医療保険財政は逼迫しているのだからあまり迷惑をかけないでください。」といわれているみたいですよね。今まで一生懸命働いて税金も社会保険料も支払ってきたのにあんまりだと思ってらっしゃるのではないかと思います。

 実際のところはどうかわかりませんが、75歳はやっぱりまずかったと思う。いろんな意味で今、国の制度は様々なところで限界が来ているようです。根本から制度を見直すような発言をする政治家が出てこないものか期待しているんですが......

4月10日(木)新生活スタート

 個人的な話で恐縮ですが、昨日長男の高校の入学式でした。一昨日は長女の中学の入学式でした。次女も進級しクラスが変りました。みんな今までとは生活が一変したみたいで、教科書やその他持ち物の用意で忙しそうに準備しています。

 子供たちは、半強制的に進学等で環境が変り、そのことで自分を成長させていきます。ところが大人になった我々は自分がよほど意識していないと、つい惰性で生きてしまうものです。

 子供の進学・進級みたいな、システムがあれば自分も常に成長できるのにと思いながら、事務所内で職員に厳しく接しています。(その気持ちわかってくれるのかな?とちょっと心配)でも本当に成長しないといけないのは自分なのだと思っています。

 常にお客様より半歩ほど前を進みながら快適な道案内ができるように、自己研鑽に努めます。

4月1日(火)新年度

 今日から新年度です。世間ではガソリン税の暫定税率が期限切れだの、後期高齢者医療制度が開始するなど大きく制度が変っていますね。

 当事務所も給料制度を見直そうかと思っています。出来高主義から能力向上主義へシフトチェンジしようと思っています。自分も含めてもっともっとコンサルティング能力を磨いてほしいからです。

 最近、解散や民事再生法の適用などの出来事が次々と起こっていることから、僕らは激動の時代を生き抜く力をつけなければいけないと強く思っています。

3月28日(金)染まってしまう?

 今年も3ヶ月が終わろうとしていますがいかがお過ごしですか?今、政治の世界では日銀総裁の問題やガソリン税の問題で大荒れですが、我々庶民のくらしもかなり荒れてきた気がします。

 毎日経営者とお会いして色々な話(経営、税務会計、近況報告など)をさせていただきますが、最近特に感じるのは、変なトラブルが増えたんじゃないかということ。例えば倒産、クレーム、離婚、病気、廃業、詐欺等です。

 余裕のあるときは、なんでもない問題が切羽詰まっているときには大問題につながってしまうもんだなとつくづく感じます。自分は景気のせいにするのは嫌なのですがやっぱり、いま相当に景気が悪化しているんだと思います。

 そんな中、昨日ある社長との会話から「善と接すれば自分もよくなるし、悪と接していれば自分も染まってくる」ことを気づきました。そういえば最近よくぼやいていた自分がいて反省です。

 「怒らず、おごらず、愚痴らず」自分の周りを善でいっぱいにできればいいなと思います。

3月24日(月)卒業式

 今日、小学校の卒業式に参加した。10日前には中学校の卒業式にも参加した。両方ともわが子が卒業生なのである意味、参加するのが当然なのだが、昨年までの自分ならはたして参加しただろうかと考えた。

 3月のこの次期は、個人の確定申告が終了したばかりで相当の残務処理が残っている次期であるし、体力的にも相当まいっているので、なるべく余計なことにはかかわらないで集中したいからである。ところが、今年度はPTAの副会長を引き受けているから、半強制的に参加せざるを得なかったのだ。

 両方とも保護者なのに来賓扱いだ。でも、参加してよかったと素直に思った。自宅では見せない表情で、成長した子供を見れたことと、友達の顔を見ることができたからである。まだまだ子供だと思っていたみんなが立派にセレモニーをこなす。とても感動的だった。

 誰かに背中を押されることで新たな発見をすることがある。今回は自分の背中を押してくれたPTAのK会長に感謝です。ありがとうございました。

3月21日(金)やっと一息と思ったら...

 今週は月曜日に個人の確定申告が終了し、火曜日に事務所の打ち上げ、水曜日は自分が講師を担当している勉強会「活彩塾」が終了と今まで取り掛かっていた事柄が次々と終了していった。

 さあこれから新体制について考えようと思っていたら、今日になって、思いがけない出来事が待っていた。何があったかは皆様の想像にお任せしますが、不思議なもので自分が対応できるタイミングで、自分で解決できそうな、でも全力で取り組まなくては不可能な、ぎりぎりの問題が起こるものです。

 誰かに試されているような不思議な感覚です。でもあれこれ考えないで、この件も全力でがんばります。

3月14日(金)あと一息

 今年もようやく個人の確定申告の時期が終わろうとしている。今日現在で話を受けている分のうち2件だけ未了だが、その他は何とか完了した。

 毎年、この時期には様々な事件が凝縮して起こるものだが、今年も色々ありました。業績が大きく伸びた方、逆に落ち込んだ方、土地を譲渡した方、税理士をずっと探していた方、今年限りで商売をやめた方などそれぞれです。

   皆さんの話を聞いていて感じることは、個人の努力の部分と、それ以外の大きな流れの中での出来事との部分みたいなものがあるみたいな気がすることです。流れにのっている人はすべてがうまくいき、逆らっている人はうまくいかないのではと感じます。でも、それもこれもすべて自己責任なんだということをわかっている人はやはり強い。すべてを冷静に受け止めて対処していかないとだめなんだろうな。とつくづく感じます。

 そうゆうことで、今年は大変厳しい日々が続きましたが、今度の日曜日は、1月6日以来久しぶりに休みにしたいと思っています。

2月22日(金)確定申告真っ只中...

 今年もとうとうこの時期がやってきた。そう、今週18日から個人の確定申告受付が開始したのだ。税理士事務所にとっては1年間で一番忙しい時期でもあり、いろいろなドラマが生じるときでもある。

 昨年から電子申告を行っているため、税務署に出向かなくてもよくなったのだが、電子証明やら、添付書類の電子化やらこまごましたことが昨年と変っている。うちでも何件も送信のやり直しを行った。

 国税庁では、一般の方でも簡単に操作できると宣伝しているが実際は結構難しいと思う。様式が完璧にそろって初めて受付完了だから、途中で何回も失敗してしまうものだ。でも、大混雑の中の税務署に出向くよりははるかにいいと思うので、ぜひチャレンジしてみてください。

 受託件数がすべて完了するまで、休みは全くなしですが、がんばろう。

2月12日(火)電子証明書

 19年~20年の所得税の申告に限定した税額控除があるのをご存知でしょうか。

 「電子証明書等特別控除」といって住基カード(電子証明書を付与したものに限る)を持っている人が、確定申告をe-taxで行った場合本来の税額から5000円を控除できるというもの。

 住基カードの取得に1000円かかるし、市役所職員が慣れていないためか窓口で1時間ほど待たされる見たいなので当初の自分の感覚ではあまり利用される方はいないのかな、と思っていたが、実際お客様に案内するとかなりの確率で利用される。

 僕たちがまじめに納税した税金が今みたいにいい加減に使われたら、少しでも抵抗したいと考えるのはある意味当然かもしれない。

 政治家の皆様、もっと我々が気持ちよく納税できるような仕組みを作ってください。予算の使い方をもっと厳しく査定する必要があると思います。ガソリン税の暫定税率ばっかりやってもだめなような気がするんですが、いかがでしょうか。

1月21日(月)訃報が続き...

 12月~3月は税理士事務所の繁忙期だ。年末調整から個人の確定申告とかなりの業務がこの次期に集中するが、無事乗り切らなければならないので、体力的にも精神的にも結構きつい時期である。

 今日、熊谷管内の税理士が週末に2人もなくなったとの訃報連絡が来た。あまり付き合いのない方だったので、詳しくはわからないが、業務のストレスが一因ではないかと容易に想像できる。

 そんな時は、いつも年間の業務が平準化すればいいのにと思うが、待っているだけでは何も変らないので、自分から工夫をしなければならない。

 それにしても、体力(健康)はすべての基本だと改めて感じる。寝不足にならないためにも今日は早く帰って寝ます。

1月20日(日)事務所見学

 1/18,19で九州の熊本まで、事務所見学に行ってきた。私が所属しているTKCという団体の良いところは、事務所見学を定期的に行ってくれることだ。希望すれば大体どこでも受け入れてもらえる。

 一般的に、同業者に事務所経営内容や、管理文書などなかなか公開したがらないものなのだが、TKCの先生達はほんとうに嫌がらずにすべて我々に公開してくれる。まあ、まねをしようにもはるかに先に進んでいるので、到底追いつきそうもないが、自分の10年後のイメージをするには大変良い機会を与えてもらった。

 これから2ヶ月ほど、忙しい日々が続くが、今回の見学会は将来の戦略を練るいい研修だった。でも寝不足が続いたので少し眠い。

1月14日(月)もう2週間が過ぎた!

 ほとんどの税理士事務所では、今年末調整の作業に追われているころだと思う。うちでも今週は年末調整作業に大忙しだった。

顧問先の大半が源泉所得税の納期の特例制度を利用しているため、今年は1/21(月)が期限になる。金額の大きいところでは3桁になることもあり、早めに納付書を渡すことが肝心。すべての年末調整が完了するまで気が休まりません。

 そんなこんなで、もう今年も2週間が終了したんですね。これから、個人の確定申告も始まるので、ペース配分を考えながら早め早めの処理を心がけよう。

1月4日(金)仕事始め

 明けましておめでとうございます。当事務所では、今日が仕事始めです。今朝は職員が元気に出勤してくるか楽しみに、事務所に到着したところ、既に一人は掃除を始めていました。感心です。まもなくもう一人も元気に出社してきました。どうやら二人とも、この休み中にすっかりリフレッシュできたみたいでした。

 大会社なら、社長の新年の抱負があるところですが、当事務所でも各自で新年の抱負を発表しました。それぞれが自分の課題や磨きたい才能について的確な目標を考えてきたので大満足。

 今年は、昨年以上の大激動の年になる予感もしますが、とりあえずいいスタートが切れました。

12月24日(月)忘年会

 今年も残り数日になりました。世間では忘年会で忙しい時期ですね。

   自分も、ソフトボール関係・PTA関係・税理士仲間等の忘年会が毎週のように行われ、それぞれ、楽しく一年間を振り返った。

 自分が参加している中でも、ちょっと変わった忘年会があり、昨日参加させてもらった。それは日系人の忘年会だ。お客様に在日日系人の職域確保に奮闘されている方があり、その関係で参加させてもらっているのだが、その忘年会では日本人との文化の違いを感じる楽しい機会だ。

 参加している夫婦は、老若を問わず、手をつないで登場してくるし、会場内でもとにかく仲がいい。食事もみんな楽しそうにしかも大量に食べる。日本人には、ちょっと癖のある調理法なので若干違和感もあるが、それはそれでこちらも楽しめる。

 参加者のある方が「日本に来ればわがままさえ言わなければ、仕事はあるし生活に困ることはない。本国に帰ったら大変だからね。でも最近の日本は、治安は悪くなってきたし、子供が親を刺す事件などのような、考えられない事件が増えてきた。僕が来日したときとはずいぶん違ってきた。」と言われたいた。

 世界から見れば、まだまだ日本は憧れなのかも知れないが、僕たちが世代がしっかり生きていかないと、あこがれの日本など過去の栄光になってしまうかも知れないとの危機感を覚えた。

12月10日(月)税務署

 今日熊谷税務署の副署長から電話をいただいた。毎度のことながら、税務署から電話があると、「また税務調査か?」と緊張が走る。(今回は副署長からだからまずその可能性はないのだが)

 要件は、今後も電子申告を推進してください、とのことだった。わが事務所では前回のとおり事務所にとっても、お客様にとっても便利な方法なので、ほとんどが電子申告に切り替わったが、税理士会で見ればまだまだ少数派らしい。

 新しい制度ができたときに、それを導入するか否かは慎重に検討しなければならないことだが、できない言い訳ばかりしては進化はしない。まず、どこかで試験的に始めてみて、よい制度なら一気に進めればいいと思う。

 本質の部分を頻繁に変えるのは駄目だが、その他に関しては決して変化を拒んではいけないと思う。

12月5日(水)電子証明書等特別控除

 昨年あたりから、国税庁が税務申告の電子化(電子申告という)に相当力を入れている。

 当事務所としても、時代の流れだし、税務署に書類の提出のみのために出向かなくても良いし、お客様の署名する書類が減るなどの理由でほとんど電子申告に切り替えた。

 今年度から、国税の次の策として、個人の電子申告に「電子証明等特別控除」というおまけを作った。平成19年分または20年分に限られているが、5000円の税額控除(税金が5000円安くなるという意味とほぼ同義語です)が認められたのだ。

 これを積極的にとりにいくのか、めんどくさいと考えるのかは個人の自由だが、利用する方は電子証明書付の住基カードの取得が必要なので早めに準備しましょう。ちなみに交付先は市役所で費用は1000円です。さらにICカードリーダーライタを用意する必要もあるので結局5000円以上掛かりそうです。

11月27日(火)税務調査

 今月2件あった税務調査が無事終了した。2日づつの現地調査だったが、両社ともに申告是認(修正申告なしということ)だった。社長、大変お疲れ様でした。

 まじめにやっていればどうってことないものだけど、やはり自分達の仕事ぶりをチェックされるというのはいやなものである。でも、これがないとなると緊張感がなくなるからまあしょうがないか。

 今回一番感じたことは、「調査官が若いってこと」と。それだけ自分が年をとってきた証拠なのだが、20歳代の人たちは、感覚と視点が全然違う。変な役人意識に染まらないで、しっかり育って欲しいと思った。(今回は、申告是認だったので余裕のコメントができます。思いっきり修正があればこんな暢気な事言ってられないもんね。)

11月7日(水)価格破壊?

 噂には聞いたことがあったが、税理士業界にも価格破壊が進行しているようだ。

   わが事務所では、事務所の報酬規程に従って料金を決めている。お客様商売なのだから料金表が存在するのは当たり前だ。(ひと昔前なら料金表がない事務所もあったみたいだがさすがにもうそんな事務所は、少数になったと思う。)うちの料金体系は、回りの事務所と比較しても、サービスの内容と比較しても、決して高くはないはずだと思っているし、料金以上の満足を与えられるよう日々心がけている。

 税理士を選択する基準は、
1.自分がどんなサービスを求めているか
2.料金はいくらか
3.その税理士は信頼できるか

これらを総合的に判断して選択すべきで、どれかひとつだけ(特に料金だけ)で選択すると後で後悔することになる。

 今回のケースは料金に圧倒的な差があり、お客様が相当迷われたようだ。料金を聞かせてもらったが、うちだと確かにその料金では満足のいくサービスは提供できないので、先方の見つけてきた税理士と契約してもらうことにした。お客様には色々な価値観があるので、そのニーズにあった税理士を選択することは、ある意味当然であろう。

 理髪業界でもサービスを最小限にした「1000円カット」が生まれたわけだし、他の業界でも同じような現象が起きているので、税理業界でも同じことが起こっても不思議ではない。

 それにしても、最近大きな価値変化が起こっているのをすごく感じる。今後益々、激しく変化するんだろう。自分が現在どの位置にいて、今後どちらへ進んでいくのかを真剣に考えなければ生きていけないと思った出来事だった。

10月29日(月)携帯電話

 昨日、携帯電話の機種変更をした。理由は、今まで使っていた電話機の電池の消耗が激しくなった為である。充電した直後でも、一日外出してその時たまたま電話が多いと、夕方にはもう通話ができなくなるので限界を感じた。

 ショップで、現在機種の試用期間が2年以上なら安くなることを聞かされ、調べてもらうと1年10ヶ月とのこと。あと2ヶ月待とうかと考えたが、やはり不便なので買い換えることにした。

 そこでメーカーさんにお願いです。もうすこし耐用年数の長い商品を開発してください。2年も立たないのに使えなくなるものって、資源の無駄遣いだと思いませんか?あまり長く使用できたら、商品は売れなくなるかもしれませんが、いいものを長く使ってもらうと言うコンセプトの会社なら自分は支持したいと思います。(もっとも携帯電話だと、進化が激しいから無理なのかな??)

10月24日(水)税務調査

 経営者にとって、大変苦痛な出来事のひとつに税務調査がある。日頃まじめに帳簿を作成し申告しているのだが、それを調査官がチェックしに会社までやってくると言うものだ。

 「税務調査は法的に絶対に受けなければならないものか」については議論の余地もあろうが、現在のところ受任義務ありとの見解のようである。ただし、査察(通称マルサ)以外の通常の税務署の調査は日程については、会社の都合で変更は可能だ。

 当事務所では、ここ1年以上この調査がなかった。ところが今月立て続けに2件の調査依頼があった。1社につき通常2日を要するので合計4日間が、このために潰れることになる。11月はただでさえ忙しい月なのに.......

 でも、税務調査は顧問先の社長にとって最大の不安な時なので税理士としては何を差し置いても立会いし、社長のフォローをしてあげるべきだ。

 来月(11月)は、休みがほぼ取れないことが確定した。

10月9日 アルバイトの教育

 先日家族5人で食事に行ったときの話しです。土曜日の夜、久々の外食で楽しいひと時を過ごす予定だったのですが....。

 その店の味と値段には文句がないのですが、店員の応対が良くないとの評判で若干心配はしていました。

 まず最初のいらっしゃいませがあまりにもマニュアル的で全くこちらを見ない。少しでもこちらの様子を見れば家族5人で来ているのが明らかなのに、「何名様ですか?」と聞いてきた。まあ、しょうがないかと思いながら、5人であることを伝えしばらく待つことにした。
 空いている席がいくつもあるのに、そこには前の客が席を立ったままで食器類がそのままにしてあり、店員は一向に片付けようとしない。早く片付けて案内してよと思いながらも、もうしばらく待っていた。そして、「3名様ご案内します。」と言われて唖然。待っていたのは我が家だけだよ。さっき5人だって言ったよね。「5名様ならもうしばらくお待ちください。」って平気で言われて、さすがに食事する気がしなくなり、さよならをしたが帰ろうとすると店員が思いっきりいやな顔をした。

 君達は、この雰囲気が読めないのか?笑顔で「ごめんなさい。」と言えばそんなに怒ったりしないのに、なぜこちらが怒ったのかについて全く感じていない。君達はアルバイトで時間だけその場にいれば給料がもらえると思っているのか?店を代表して接客しているんだよ。こちらは難しいことを要求しているんじゃなく、笑顔で接しなさいと言っているだけだ。そのくらい、面接時に教わっただろう。

 飲食店の経営にはパート・アルバイトの活用は欠かせない。しかし、その教育を怠ると、ダイレクトに売上減に直結する。経営者の皆様、そこのところ肝に銘じてください。もう我が家ではあの店にはたぶん行かないでしょう。でも、こんなちっぽけな出来事は、たぶん店長にも伝わらないんだろうな?

10月2日(火) 開業と廃業

 税理士の仕事をしていると開業と廃業両極の相談が同じ日にくることがある。どちらも本人にとっては人生の岐路だから全力で応対しなければならない。

 開業の場合は、「走りながら考えるタイプ」「用意周到に事業計画するタイプ」など様々だが、中には「何も考えず」の方もかなりいることに驚かされる。(でも以外にこのタイプが成功するから、世の中不思議だね。)
 共通点は帳簿に悩みを抱えていること。この点を解決してあげれば、今後お客様になっていただける。でも相手の性格や考え方を理解するまで時間を要するし、事業立上時は悩みも多いから、満足度を高めるのは結構大変だ。

 廃業の場合は、赤字や健康上の問題で事業継続が困難になった場合がほとんどだ。世間でいわれているような「ハッピーリタイヤ」なんてほとんどいない。
 相談者は、今までお世話になっていた方なので、キチンと後始末をしてあげることが前提だ。軽く「廃業しましょう。」という人もいるが、最後の幕引きは非常に難しい決断である。開業よりも遥かに難しいと思うよ。

 今までの経験では、ほとんどの方は自分なりの答えは既に持っている。でもあと一押しが必要だから、専門家の智恵を頼ってくるんだ。だから、こちらとしてはいかに気持ちよく、結論を出してもらえるかが重要なポイントなのだ。

 顧客満足度を高める為全力を尽くそう!そうすれば、自分の経験値が高まり、さらに良いアドバイザーになれるから。

9月20日(木) 満足感

 サービスの満足度には、「はやい、うまい、安い」などたくさんの判断基準があるが、どれが一番重要なのだろうか。

 すべてが満点なら問題はないが、現実にはそううまくはいかない。どれかひとつでも突出していれば間違いなく競争できる。

 最近も、いつもお世話になっている司法書士の先生のスピード対応力に感動した。銀行も融資の可否をいかに早く出せるかが大きなポイントになっているようだ。

 「早い・うまい」を追求するのは結構厳しい。当然自分ひとりでは無理な話なので、事務所の総合力が問われる。でもここはぜひとも達成したいと思っている。

 「安い」については、それぞれ考え方があろうが、自分は「安い」だけの税理士には絶対になりたくないと思っている。ただし、お客様に割高感を持たせてはならない。肝心なのはリーズナブルな料金で自分でできる最高のサービスを提供するということ。

 これからも、さらに上を目指してがんばろう!

9月14日(金) 免許更新

 昨日運転免許の更新をしてきた。前回までは優良ドライバーだった為、地元の警察署で更新ができたが、今回は2度交通指導を受けていた為、鴻巣の運転免許センターまで出向かなければならなかった。

 驚いたのは、平日の午後なのに大勢の方が、この場所に集まっていることだ。手続きは自分が予想していた以上にスムーズに進んでいった。警察もこの件に関してはかなり意識して改革を進めているようだ。(ただし、民間と比較すると明らかに人は多い。まだまだ改革の余地はありそうだ。)

 2時間の講習を受けなければならなかったが、「飲酒の問題」「自転車運転の問題」「携帯電話の問題」など、改めて考えることができたので、決して無駄な時間ではなかったかな。

 しかし、移動時間の片道1時間は無駄だ。次回更新時は地元警察で行えるよう安全運転に徹したい。

8月31日(金) サービス

 自分達は、契約しているお客様に税務会計のアドバイスや申告書の作成代理というサービスを提供する。お客様は、そのサービスを顧問料という対価で受取る。したがって、こちらが提供しているサービスの質が悪ければお客様に借りを作っていることになり、この関係が続けば当然トラブルが発生することになる。

 ところが、このサービスは相手の状況によって全く違った受取られ方をするから、面白いし難しい。先月は最高のサービスであったものが、今月は当たり前となり、来月はつまらないものになったり、全くその逆もありうるのだ。

 だから、経営者である社長(あるいは奥様)の話を良く聞き、今何が最高のサービスなのかを常に考え研究しなければならない。毎回、税法の話じゃつまらないからね。

 「税理士業は、サービス業であるから自分が一度は最高のサービスを体験しなければならないよ。」って言われたことがあるが、まだまだ自分にはそんな余裕はありません。でもいつかは本気で後輩達にそんなアドバイスをしてみたいと思っている。

8月27日(月) 奉仕活動

 8/25に小学校PTA事業の親子奉仕作業に参加した。朝6時30分に集合し、草むしりや、校庭内の側溝掃除など、参加者全員で、校内の清掃作業を行った。

 奉仕作業なので、基本はボランティア。しかし現実には、理事さんが中心になって半強制的(?)に参加してもらっているような?でも、100人以上が参加していました。立派だと思いませんか!

 約2時間の作業で、校内はすっかりきれいになった。やはり数の力はすごい!これだけのことを数人でやったら、全員熱中症で倒れるに違いない。でも残念なことは、まじめに作業する人と、あまり作業しない人がいることだ。どんな世界でもこれは変わらない気がする。

 そうゆう自分も、役員でなかったら参加していたかは疑問なのが残念!来年も、役員を外れても参加しよう!

8月17日(金) 夏休み

 8/11~8/16まで夏休みをとって、田舎に帰ってきた。

 今回の休みで思ったことは、
1、やはり適度な休養は必要であること。
 「好きなことを仕事にすること。そうすれば趣味と仕事が一致するから休みが欲しいとは思わなくなるよ。」などといわれるが、自分は全然その域に達していない。やっぱり休みが欲しい。フランスでは約1ヶ月間のバカンスを取るのが当たり前になっているそうだ。今現在では1ヶ月の休みを取ることは不可能だが、将来的には可能にしたい。そのためには世の中が変わるのを待つか、そのような環境を自分で作り上げるか。

2、自分の周りの環境は確実に変化している。
 去年結婚した妹が、今年は子供を連れてきた。ようやくハイハイができるようになったころで、とってもかわいい。身内が一人増えたことは大変うれしいし、幸せな気持ちになれた。自分も周りの人を幸せな気分にできる存在になりたいと思った。

8月6日(月) 会議

 先週、自分には理解できない出来事があった。会議についてだ。物事を決めるに当たって「3人寄れば文殊の知恵」ではないが大勢が顔を合わせて議論すれば、自分ひとりで考えるより、いい智恵が出るので、会議を行うことについては否定しないし、時間の許す限り参加したいと思う。ましてや、役員を引き受けた以上、ある程度の時間が会議にとられるのもやむをえないと思っている。

 しかしながら、意味のない(ここまで言うと主催者に怒られるが、自分ではそう感じた)会議を強制参加で、しかも遠方で行われたらたまんない。

 こんな理不尽なことをやるのがいやで、自分は自由業である税理士という生き方を選んだのだ。

 ここ数日、頭を冷やしたが今回の件は、どうも後を引きそうだ。

 自分はまだまだ人間ができていない...

7月30日(月) 祭りが終わって

 27日(金)~29日(日)まで深谷まつりが無事終了した。昨日の本番まで、役員さんを中心に何回も会議を行ってきた。その甲斐があって前年よりさらにまとまった内容だったと思う。

 ところで自分はどうだったのかと考えると、今年は打合せの会議に一回も参加できなかった。仕事の都合で時間がなかったことが主な原因だが、そのこともあってか、何かみんなに悪い気がして、当日も遠慮気味に参加した。そんな状態だったから、正直言えば心底楽しめなかった。

 何をやるにしても同じことだと思うが、真剣に取り組まなきゃ本当の楽しさも厳しさもわからないってことだよね。遊びだって、仕事だって熱くならなきゃ楽しくないってことが良くわかった。

 これから自分は限られた時間をどこに集中するんだろう?あれもこれもはできないから。

7月19日(木) 特殊支配同族会社

 「特殊支配同族会社」って世間一般では全く聞きなれない言葉だが、中小零細企業の法人税法を計算するに当たって非常に重要なキーワードだ。2年前の税制改正で突然決まった大増税の制度である。

 簡単に言えば、株主及び役員が経営者一族だけで運営している会社は、代表者に払う給料の一部は法人税法の経費(損金という)にしないということだ。

 中小企業の経営者は、会社の中で誰よりも仕事をしているし、失敗した場合のリスクもすべて背負っている。だから成功した場合はそれなりの対価(役員報酬)をとるわけだ。
 ところが税法は実質一族だけで経営している会社は高額な役員報酬を経費にするので法人税を支払わないからそれは認めないと言うのである。実態を無視した法律だと思う。

 適用除外の規定があるので全法人が対象ではないが、対象法人は大変だ。対策はいくつかあるが、いずれもリスクを伴うので実施するのは容易ではない。実際にお客様と打合せをしているが、今のところ約半分の方がリスクと税額とを比較され増税を選ばれるようだ。

 今回この規定対象の申告書を作成した。思っていたとおり損益計算書の最後の部分「税引前当期利益」と「税引後当期利益」のバランスが相当に変だ。今回の件では税引前の利益がすべて法人税等になり、税引後では利益はなくなった。

 この辺の事情って金融機関ではどう評価するのだろう。大変気になるし、利益と税額が同じというのもどう考えてもおかしい。早く改正してほしいよ。

7月11日(水) 仕事って

 先週の土曜、日曜は家庭の事情で、昨日はゴルフで、ここ5日のうち3日ほど事務所にいなかった。そうなると自分の仕事が山積みされている。事務所全体としてはスムーズに回っているが、なんかバランスが悪い気がする。

 そんな時ふと「人生の目標ってなんだろう」って考えた。「人生は楽しくなければだめだ」とか「楽しく生きてる人は、仕事がうまくいってる」って言われるが、自分も全くそのとおりだと思う。仕事がすべてではないけれど、仕事って重要な自己表現だよね。

 「仕事をさっさと済ませて楽しく遊ぼうよ。」って言われる時があるが、僕はその考え方に素直に頷けない。自分に向かないのに生活のためにやむを得ずやる仕事はどうかと思うが、実際、遊んでばっかりいる人より一生懸命仕事している人のほうがかっこいいと思うよ。自分のやりたいことを仕事にできるならそれ自体楽しいし、回りから頼りにされたらもっとうれしいよ。

 でも、そんな風な考えがよぎるってことは、迷っている証拠なのかな。

7月6日(金) 余計なお世話

 現場では毎日色々なことが起こっている。業績が良い時もあれば、トラブルが発生している時もある。訪問して社長の顔色を見れば、大体の想像はつくが、電話だとその辺の様子がわからなくてトラブルになることがよくある。

 そんな経験上、次のことに気をつけている。
1.電話ではアポイントだけ、要件は訪問して直接話す。
2.紙などで文章を残す。
3.相手が何を要求しているかを感じる。

 今週、これは「余計なお世話」なのかと思うことがあった。ここで詳しくは書けないが、こちらは相手の為と思っていることでも、相手からすれば触れられたくないこともあるようだ。

 税理士は法律を扱う仕事なので、行動のよりどころはやはり法律だ。でも実際は、自分も含めて全員がすべての法律を知っていてそのとおり生きているわけではない。それでもやはり指摘されると気になってしょうがないからね。時には知らん振りするのも優しさなのかもしれない。

 気づいたことは言わなきゃいけないし、余計なことだと怒らせるときもあるし、アドバイザーって本当に難しいよ。

7月3日(火) ソフトボール

 40歳を超えると、自分が没頭できる趣味を持つってなかなか難しいね。仕事でも社会的にも色々忙しくなってそれをこなすのに精一杯だからなのかな。付き合いでゴルフはやるけど、そんなに熱くなれない。やってる最中は一生懸命だけど、スコアが悪くったってほとんど気にならないし。

 でもひとつだけ熱くなれる場所がある。税理士会のソフトボール大会だ。毎年10月に、埼玉県内の各支部からチームが集まって優勝旗を目指して真剣に戦っている。当然参加者はすべて税理士なので、一般的(数年前から熊谷市の大会にも参加しているが毎年ボコボコにやらている)に見ればそんなにレベルは高くないがその中でも、甲子園出場経験者や、それに近い経験者も結構いるので、真剣に練習しないと優勝はできないし、試合にも出られない。

 自分の所属する熊谷チームはここ数年1年おきに優勝している。昨年は優勝したのでジンクスでは今年は負ける年だが、今年こそは連覇を目指して、今週の日曜日から練習が始まった。

 自分のテーマは「3試合グランドに立ってられる体力を付けること」だ。昨年は自宅周辺を5~6キロ、ジョギング(週3回程度)をしたおかげで最後まで戦えた。今年は1歳年をとった分もっと鍛えないと持たないだろう。

   今年、チームには新人が4人加入する予定だ。その内の2名が早速、練習に参加したが、二人とも動きは抜群でレギュラーはほぼ確定。残された席は残り7つ。これから熾烈な(?)レギュラー争いが始まります。

 自分も負けないように今日から、ジョギング始めます。

6月29日(金) 自分の役割

 6月もあと1日で終わるので、今月を振り返ってみる。職員に良く話すことだが、自分を振り返らないと進歩がないからね。

 我が事務所では、6月が年間で一番ゆっくりできる月だ。(今月申告のお客様が年間で2番目に少ない。1番は9月だがこの月はその他で結構忙しいから)

 決算申告、中間申告、決算打合せは予定通り早期に完了した。毎月の顧客訪問もほぼ予定通り達成した。新規のお客様との顧問契約・立上支援も無事完了。予算も達成。ここまではいいこと尽くしだ。

 でも、何かもやもやしている。やり残した仕事を書き出してみると、その内半分が会社清算がらみの仕事だ。もやもやの原因はそれだ。それぞれにやむを得ない理由があったのだが、お客様が廃業すれば、必然的に今後の付き合いがなくなる。これが結構さびしい。まあ、仕事でお付き合いさせていただいているのだからしょうがないけど。

 僕の役割は何なのだろうか?

 それは会社経営のサポート役だと思う。会社が継続されていることが大前提だ。廃業されたら出番はない。

1.会社は潰してはいけない!(闇雲に延命措置をとれば良いというのでは決してない)
2.赤字経営は見逃してはいけない!(利益がないと会社は継続できない)
3.変化の予兆を感じろ!(早めの対策が何より大事)

もっと自分にできることがあったのではないかと考えた。

6月28日(木) 健康

 今税理士事務所では「納期特例分の源泉税納付書作成」という作業を行っている。従業員の給料から天引きしている源泉所得税の1月分~6月分を集計して期日までに納税を済ませてもらうという作業である。

 顧問契約を交わしているお客様のことは、先方で起こっていることをこちらも把握しているが、決算だけの受託先のように年1回しかお会いしない方には、この次期久しぶりに連絡を取ることになる。決算後も変わらずに、がんばっている方がほとんどだが、激変している方も意外に多い。

 今回、その中に引退を決意された方がいた。法人と違って、個人の廃業は書類上は、税務署に「廃業届」を提出するだけで完了する。だけど、実質は法人でも個人でも同じで、色々悩みが尽きない。実際この方も相当悩まれたようだ。本音を言えば、事業は継続したかったみたいなのだが、体調を壊されたようだ。このことが最終的に引退を決断させたようである。

 やはり健康でいることがすべての前提条件なのかと感じた。健康でいるためには、①食事のバランス②適度の運動③充分な睡眠だといわれている。自分達の年齢になると、かなり意識していないとすぐに乱れる。

 自分の場合でも普段どんなにがんばっていても、病気をしたらやはりお客様は心配になるだろうな。

 あらためて、健康について考えさせてもらう出来事だった。

6月25日(月) 事業家と投資家

 昨日、商工会議所主催の研修があった。「東大生が学んだ簡単な経済学」というテーマで原田 武夫氏が講演した。テンポよく話が進んだので飽きずに話を聞くことができた。

 今回の講義を自分なりにまとめると、今世の中で起こっていることは、すべて世界(アメリカの金融が支配している)のカレンダーどおりである。しかも2011年(この年に郵政民営化完了する)がまで計画されている。その中で我々が目指す道は2通りしかない。思いっきりグローバルに生きるか(現実には相当厳しい)、又は思いっきりローカル(結局こちらしか選択肢はない)で生きるかである。その中でも、事業家の感性と投資家の感性の両方を持っていなければ通用しないよ。といった内容だったと思う。

 話としては興味深く聞かせてもらったが、今の自分には「投資家になれ」というメッセージは胸に響いてこない。数年前にもロバートキヨサキが「金持ち父さん、貧乏父さん」のなかで盛んに同様なことを言われているが、自分は当時から違和感を覚えていた。つまり、「そんなにあれもこれもできないよ。事業のことを考えるだけで精一杯だよ。」と今でも思っている。

 まだまだ、自分は甘いのかな。アメリカのMBAでは事業家は必ず最後は投資家になると教えているそうだ。いつかそんな自分になるのだろうか。現時点ではそんな自分が全く想像できない。

6月22日(金) 仕事の段取り

 昨日の予定では、今日は事務所にいて、たまっている事務処理を済ませ、週末はゆっくり過ごすつもりだった。

 ところが、ふたを開ければ予定は一変した。職員の一人が体調を壊してしまったのだ。個人的な事情もあって、大変なのは知っていたのだが、こちらも少々無理をさせていたのかな。

 ということで、職員に任せるはずだった仕事もこなさなきゃいけない。そうこうしているうちに、急ぎの案件が2件飛び込んできた。今日処理しとかないと回らなくなりそうだ。予定表を見た。何とか2件ともこなせそうだ。ただし、3時からパソコンの定期点検の予約が入っていたがそこだけは変更してもらった。(Nさんごめんね。)

 3時に顧客訪問の準備が整い、一気に7件訪問するつもりで出かけた。6時から銀行の懇親会に参加する返事をしていたので、持ち時間3時間だ。途中、若干の予想外の出来事があり、結果、最後2件は来週に持ち越した。銀行の懇親会も顧問先からの帰りだった為、車での参加だ。お酒が飲めないがそれもしょうがない。

 今日一日、対外的には何事もなく終わったが、やはり色々反省しなきゃいけないね。思いつくままに書けば

1.普段から職員にあまり無理をさせてはいけない。
2.ギリギリの予定を組まない。(今日は予定を組んでいなかったから対応できた)
3.前日に、訪問準備は済ませておく。
4.職員を増やす。

4については、真剣に考えなきゃいけないかも。このホームページをみてうちで働きたいと思った方、ご応募お待ちしております。

6月21日(木) 税理士法人

 昨日、同業者のゴルフコンペがあった。非常に暑い中、運動不足の体に鞭をうってがんばってきたが、結果は56人中41位と散々だった。(スコアは104なので自分では満足だったが)

 同業者が集まった時はいつもその時の業界の旬の話題になるが、今回は「税理士法人」についてだ。税理士法人は数年前に解禁され徐々に広がってきたが、最近では身近なところで目立ってきた。

 今まで我々の業界は一匹狼的な人が多く、他人とコンビを組むという発想があまりなかったが、時代が劇的に変化してきた。一人で様々な案件をこなすには限界なのかもしれない。

 税理士法人のタイプには、広域型と地元密着型があるような気がするが、どちらが良いんだろう。自分の事務所の将来像を思い浮かべてみたが、現時点ではどちらもピンとこない。ということは、自分はやはり一匹狼タイプなのかな。
 また、その時がくれば考えようっと。

6月18日(月) 食い逃げされてもバイトは雇うな

 山田 真哉さんの新作「食い逃げされてもバイトは雇うな」を読んだ。前作の「さおだけ屋はなぜ潰れないか」や「女子大生会計士の事件簿」を読んで山田氏のファンになっていただけに大変期待しながら読んだ。

山田作品のすごいとこは

1.タイトルの付け方
さすがです。会計にあまり興味のない人でも思わず手に取りたくなりますね。(実際、自分がこの本を読んでみたいと思った一番の要因はタイトルに惹かれたからだ。)

2.会計についてのわかりやすい解説
前作と同じく実にうまい。同業(彼は会計士で、自分は税理士、本当はやっている仕事は全く違うのだか、会計帳簿をベースに仕事を行っている点で、あえて同業とした)だから、自分も日頃どんな言い方をすれば、考えがうまく伝わるか(社長が帳簿に興味を持ってくれるか)を常に考えている。これは、やっぱり難しい。

 ところが、全部読み終えて、「あれ?これだけ?」と思ってしまった。期待が大きすぎたのか、自分の体調が思わしくないのか、集中力に欠けていたのか、またはそれ以外の原因があったのか?

 そこで、思った。「人が感動する時は、期待以上のサービスを受けた時だ。」そうか、今回は期待しすぎちゃった。そういえば最近感動したのは、コンビニのアルバイトの女の子(特に美人でもなく、普通の子だったよ。)が、両手でお釣を手渡ししてくれた時だったな。

 僕は、決して山田氏をけなしているのではありません。実際、同書の下巻が出たらまた買います。

6月16日(土) バンビーノ

 最近、日本テレビ水曜10時からのドラマ「バンビーノ」にはまっている。嵐の松本潤が演じる福岡の大学生が、六本木の一流レストラン「バッカナーレ」で修行をするといった内容だ。

 子供達が見ていたので何気なく見ていたのだが、ドッキとするせりふが良く出てくる。例えば、主人公がホールの仕事に回され腐っていた時に、みんなに言われたことは
「お客様の顔を見ていない。」
「自分のために仕事をしてるよね。」
「うまくいくためのコツは愛だよ。」
などだった。

 日頃、自分が仕事中に感じていたことを出演者達がドラマを通じて言ってくれたと思った。何か宝物を発見したみたいでちょっとうれしかった。

 それにしても、他人に自分の思いを伝えるのって本当に難しいよね。自分の能力不足もあるが、たぶんこちらの思いは半分以下しか伝わっていない。そんな時、いらいらしたり、怒ったりするが、まだまだ愛が足りないのかな。もっともっと修行が必要です。

6月14日(木) 法人の解散

 いつもお世話になっている司法書士の先生から法人の清算の件について問い合わせがあった。
 会社を清算する時も登記が必要だってこと知ってますか。具体的には、株主総会で解散決議をし、同時に解散の登記を行う。この日を境に、この法人は通常の事業活動はできなくなるんだ。できることは清算活動のみだよ。ここのところを多くの方が誤解しているみたいだね。実際は事業を細々ながら継続する場合も多いんだけど、その場合は個人としての事業となる。つまり、請求書等は個人名で出さなきゃいけない。ばれた場合は商法違反だよ。
 清算活動とは、すべての会社資産を現金化し、負債はすべて支払うこと。そして運よく(?)現金が残れば株主に分配するんだけど、通常の場合債務超過(ほとんどの場合、不足分は代表者借入金で賄っている)になってるので、最後に残額を放棄してもらうんだ。それで会社の貸借対照表はようやくきれいになったね。この段階で司法書士に書類を持っていくと「清算結了」という聞きなれない登記を済ませてもらう。これで正式に法人の清算が完了する。ここまでやらない法人もあるけど、自分の会社だから最後までキチンとやったほうがいいと思うよ。

 それにしても最近法人の清算が多くなってる気がする。自分も今年2件手がけたし、もう1件準備中だ。景気がいいって本当なの?

6月12日(火) 税源移譲

先週あたりから市役所が住民税の納税通知書を送付しているみたいだ。その納税額を見てびっくりしたり、怒ったりしている人が多いんじゃないかな。当事務所にも同様の話がいくつも届いた。
 今回の増税の真犯人は今年の税制改正である。地方分権のため国税(所得税)を安くし、その分地方税(住民税)を増やしたんだ。総額では変わらないように設計したんだけど、その納税方法に違いがあった。安くなった所得税は給料天引きの為、あまり気づかなかったけど、今回の増税分は普通徴収(自分で税金を支払うこと)になっている人が結構いるんだよね。実際、税理士事務所の顧問先は従業員が10人未満の会社が多い為、ほとんど普通徴収だ。
 今回の件は、法律だから冷静に判断しないといけないけど、僕達がもっと注意しなければならないのは法律成立の過程だね。何処が主導しているのか、どの政党が賛成しているのかなど選挙の時まで覚えていなければ、いいようにやられっぱなしになっちゃうよ。

6月11日(月) スピード

社長にはせっかちタイプとのんびりタイプがある。前者はすべてにおいて早い。ついていくにはこちらも大変だ。後者は、とにかくマイペース。こちらも落ち着いて仕事ができる。

果たしてどちらの企業が伸びるのだろうか?

僕はどちらのタイプでもいいと思うよ。ただ「自分は全力を尽くしたか」「手抜きをしていないか」という事は重要だね。自分の都合だけで行動しているのなら、せっかちタイプは「ただの我侭」だし、のんびりタイプは「ただのノロマ」だし、信念を持って行動しているなら「決断力のある人」「落着きのある人」と評価されるしね。

今日の僕は全力を尽くしたか、手抜きはしていないか。

6月9日(土) PTA

PTAの研修旅行に行ってきた。相田みつお美術館~東京湾ランチクルージング~お台場散策と東京を楽しんできた。22名の参加で盛り上がったよ。
 ただし、昨年までの自分がそうであったように大半の親はPTAがどんな活動をしているのか、あまり知らないんだよね。何をすればいいか具体的にはわからないけど、工夫が必要だね。

6月7日(木) ホームページ

久々に自社のホームページをチェックしてみた。なんともつまらないホームページだった。日頃情報収集はほとんどホームページに頼っていながら、自らは情報発信していなかった。反省。これからは自分の思いをできる限りつづっていこうと思う。