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平成29年2月

日本電産に見る企業再生と営業強化の手法


日本電産といえば世界を代表するモーターの会社ですが、赤字の会社を買収してリストラなしに企業再生させることでも有名です。

創業以来50数社を企業買収し、そのすべてを1件の例外もなく1年以内に黒字にしてよみがえらせるという神がかり的な経営は、永守重信氏の「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」という経営方針と「情熱、熱意、執念」の経営がその源泉かと思います。

日本電産から一人乗り込み「スピード」と「徹底」と「意識改革」による会社の作り直しをする、その経営手法を、今回は、元日本電産社員の川勝宜昭氏の著書「日本電産流V字回復経営の教科書」から紹介します。

『日本電産 会社再建の5大ポイント』

1.意識改革

黒字の会社も赤字の会社もやるべきことは変わらない、黒字会社と赤字会社の違いは、やるべきことを「徹底」しているかどうかだ。意識改革をして「ゆでガエル」から「スピードと徹底の会社」に変える。

2.スピード

  「時間」は人・物・金・情報に次ぐ第5の資源。

  社内スピードだけでなく、社外スピード(対顧客・対市場)を短縮すれば、強力な武器になる。

3.営業機関車化

  営業を1軍にする。荒野を切り拓く機関車にする。

  社内のすべての組織を営業支援型にする。

4.ダントツのコスト追求

  業界で最もコストの安い会社にする。社長が先頭に立ち、リードタイムの短縮・生産性向上を図る。

  「しつこい」組織にする。

5.損益の週次管理

  フォローの徹底。PDCAは月1回ではなく、全社全組織で週1回回す。慢性未達病を消す。

 

『営業強化』

営業力には、2つあります。組織営業力と個人営業力です。しかしほとんどの企業が個人の営業スキルに依存した営業に終始しているため、なかなか成果がでません。1年で成果を出すには、組織営業力が必要です。組織営業力を発揮するための売上分析を一部ご紹介します。

1.パレート図で顧客構造を見える化する

 1年間の顧客別売上ランキングは、どの企業でも作ると思いますが、まずこれをABCランキング分けします。

Aランク全体の80%を占める顧客層

  最優先顧客なのでトップ営業を行うもしAランクの顧客数が全体の顧客数の2割ない場合はリスクが高い。

BランクAランク予備軍として訪問強化、提案強化を行う。

Cランクこの層は、ほとんど訪問も行われていない。「金の卵」が眠っていないか、業界や市場、規模などから発掘作業をする。

2.売上を上げるには、訪問件数を上げること

『売上高=訪問件数×受注高×受注単価』

日本電産は買収した会社の営業強化として「営業マン一人当たり訪問件数月100件を達成すること」を指示する。月100件の訪問先は個人任せにせず、顧客分析を元に上司が指示する。

 

顧客分析と月訪問100件で、皆さんも黒字化にTRYしてみませんか?経営改善計画の策定は神奈川TOPクラスの実績の私どもがサポートできます。

             

                                                                         所長 吉野 太


平成29年1月

平成28年12月

今年を振り返り、新年の方針を考える時期です!  


 今年も1か月を切り、1年の振り返りと、来年の経営方針を考える時期となりました。


経営の基本はPDCAサイクルを回すことと言います。計画を立て(Plan)それを実践し(Do)計画と実績の差異を読み(Check)その差異を埋める活動を行う(Action)です。


でもこのPDCAサイクルを正しく有効にするには、PDCAのまえにSTをつけなければなりません。


STPDCAを回すのが、正しく、実現性の高い、有効なサイクルです。ちなみにSは現状把握(See)、Tは現状分析(Think)のことです。


ちなみに、アメリカでは海兵隊の戦闘スタイルを模して、OODA(ウーダ)ループ意思決定モデルというのが流行っているようです。①観察→②情勢判断→③意思決定→④行動4つで、より現場感のあるものになります。


年明けには経営方針を再確認しょう!


 1月は事業年度開始時に次いで経営方針の発表を実施するのに良い時期です。


なので、12月はSee(現状把握)/Think(現状分析)/Plan(計画策定)にぴったりの季節です。


 今年を振り返って、いかがでしたか?


吉野事務所の今年を振り返ると、年当初に予想した通り、外部環境の変化が激しく、ターニングポイントになる年でしたが、事前に事務所の体制を整えておいたので、売上成長率もほぼ目標を達成できました。


また消費税増税がなくなったので、想定よりも納税環境の方は小幅な変動でしたが、その代わりFinTech革命のスピードは想定よりも早く、大多数の会計事務所がその対応に遅れたようでして、そのためだと思うのですが、関与先に対する経理のFinTech導入は、神奈川県下で1位になりました。そしてTKC全国会の業務品質の指標「KFS実践割合」ではなんと8,000事務所中16位という高順位に位置することができました。数値的にはまずまずの成果をだしておりますが、顧客満足度という点からは、まだまだ精進しなければならないところが多くありますので、今後ともご指導ご鞭撻よろしくお願いします。


平成29年をどんな年にするのか?


 「来年はどんな年になるだろう?」という他力本願的な思考ではなくて、「私は平成29年をどんな年にするのか?」「私の人生において、あるいは会社にとって平成29年をどのような役割の年にするのか?」といった風に考えると面白いかなと思います。


経済環境が楽になるのか、苦しくなるのかという点については、経営者次第。極化がさらに進むのではないでしょうか。


変化を常とした経営実践を行い、変化の最先端を行く方針で、環境変化が見えるころには、すでに会社の体制は変わっている、オンリーワンの独自性を磨き続ける、という会社にとっては、楽しい年だと思います。一方、できるだけ今までどおりでいたい、あるいは環境変化が起きてから対応するというやり方で経営するには厳しい年になるかなと思っています。 


  • 経営計画作成のご相談はいつでもどうぞ。                                                  

                                                   所長 吉野 太



平成28年11月




 今回は、世界の「トヨタ生産方式」これをつくり体系化したトヨタ自動車元副社長の大野耐一氏の

教えをまとめたトヨタ鬼十訓をご紹介します。 

トヨタ鬼十訓


1.  君はコストだ。まずムダを削れ。それなくして能力は展開できない。


2.  始めたらねばれ。できるまでやめるな。中途半端はクセになる。


3.  困れ。困らせろ。安易を好む人と決定的な能力格差がつく。


4.  ライバルは君より優秀だ。すなわち君は「今」始めることでのみ勝てる。


5.  仕事に痕跡を刻め。十割命じられても十一割めを自前の知恵でやれ。


6.  平伏させず心服させろ。そのためにはだれよりも長い目で人を見ることだ。


7.  「できる」とまず言え。そこに方法が見つかる。


8.  失敗を力にしろ。真の自身そして運さえリカバリーから生まれる。


9.  労働強化を避けよ。人間「ラクになるには」に一番頭が働く。


10. お客の叱声は成功の呼び声だ。逃すな。いじけるな。考え抜け。


【解説】(紙面の都合上1のみ)


 1.君はコストだ。まずムダを削れ。それなくして能力は展開できない。


   「コスト」・・・社内で最も大きなコストといえば「人件費」です。人件費の管理は「時間管理」です。


「ムダを削れ」・・・「あとで手直し」することは、ムダの際たるもの、コストでしかありません。


発必中の真剣勝負ができれば、時間のムダ・材料費のムダ・人件費のムダを抑え、最小コストで済むと同時に


最短・最安値でお客様に提供することができます。業務の改善のため、不良は見えるところに出してなぜ不良が出たのかみんなで考えその真因をつかもうとすることを徹底しなければならないとしています。


① 見える化 ②「なぜ」を5回繰り返す。 ③原価を見えるようにする ④業務単位の時間測定とコスト意識


                                                       所長 吉野 太







平成28年10月


人生の目的(後世に何を残すのか?)



事業を経営していますと、時々ふと、この事業は何のためにやっているのか?そう思うことがあります。

わたくしの場合、企業の経営計画作成の支援をさせていただくことが多いからでしょうか、なんのための会社なのか?事業なのか?利益なのか?ということを考える機会が多いのかもしれません。

「わが社の究極の目的は何ですか?」経営者の方々にストレートに質問することもありますが、即座に明確な答えを出せる方はそう多くはいらっしゃらないようです。

また、相続や事業承継についてアドバイスを求められることも頻繁にあります。家族に何を残していくのか?後世の方々に何を残すのか?どうしても財産を残すという視点での検討が中心になるのですが、今回はそうではなく「生き様」をこそ後世に残すのだ、という視点から考えてみたいと思います。

 

「後世への最大遺物」(内村鑑三著)

 この本は、内村鑑三が明治27年箱根で行った講演を記録したものです。人生を成し遂げるとき何かひとつ遺していきたい。それは名誉とか褒めてほしいとかいうことではなくて、何か地球に記念物のようなものを置いてゆきたい。「この世の中を、私が死ぬときは、私の生まれたときよりは少しなりともよくして逝こうじゃないか。」という視点から人生の目的について書かれているものです。

 

1」 金を遺す (良き資本家・良き投資家)

 内村鑑三は、まず何を残すかといって第一に大切なものとして金がある。遺産金を社会に遺して逝くことだと言います。

ただ内村鑑三のすごいところは「金を、己の子どもに残して逝くばかりでなく、社会に残して逝くこと」といっているところでしょうか。

「経済のない道徳は寝言」と二宮尊徳も言っておりますが、良きことをするにも金がなければ何もできません。金を残すというのはとても素晴らしいことなのです。しかしながら、残すほどの金を作るというのは、非常に難しく、天賦の才が必要です。内村鑑三は、イエスキリストの御名によって、国のために、世界のために、『君よ、金を溜めたまえ』と勧めています。

 

2」事業を遺す (良き事業家・良き経営者)

 金を遺す才のないものは何を遺すか?内村鑑三は事業を遺して逝くことだ、と言います。例えば土木事業は後世に喜びと富を遺すことになる。他にも田を遺す、道を遺す、などの例があがっております。企業経営者としてはまず、自分自身の事業を通じて何を遺すか考えると良いのではないでしょうか。

 

3」思想を遺す(理念・哲学)

 金も事業も遺すだけの才がない者はどうするか?もしも文章力があるなら、あるいは教える力があるのなら先生として思想を遺す、のが良いと言っています。

「この世の中で実行することができないなら、種子だけを播いて逝こう。」ということです。凡人にはなかなかできないことかもしれませんが、わが社の経営理念・経営哲学を遺すことは意識しておきたいものです。

 

4」勇ましい高尚なる生涯を遺す(生き様)

 そして最後に、これが最終的な答えにもなるものですが、誰でもが遺すことができると同時に、その生涯は自分自身でしか遺すことのできない、自分自身の生き様、勇ましく高尚なる生涯、これこそ最大の遺物と言っております。自分自身の生涯を、「勇ましい高尚なる生涯」といえるほどに生きる。これが究極の答えでした。  




平成28年9月


  わかる≠できる≠伝わっている


   現状分析ができて、計画書もある、コンサルタントも入れてみた、なのに業績はなかなか伸びない。一生懸命やっているのだけれどもどうしてなのだろう・・・?

 と、まじめにしっかりとやっているのに成果の出ない会社があります。とてももったいない残念な話です。

 こんなときは、いまいちど以下の項目を再確認いただきたいものです。


   ① わかる ≠ できる ≠ 伝わっている

      「わかる」のと「できる」のは違う、さらに、自分ができていると思っていても相手に「伝わっている」とは限らない。


  ②「原因と結果の法則」に従った事業計画・行動をしているか

    欲しい結果が必然的に手元にやってくる仕組みができているか?

    誰がやってもできる、高校生でもわかる仕組みか?


  ③ 詰めの甘さがないか?

   誰にも負けないものになっているか。

   日本一・世界一の水準から見たとき、わが社の商品・サービスはどうなのか?お客様目線で考えて甘いところはないか?


  ④ 小さなプライドがじゃましていないか?

   真剣勝負の実践、皮一枚でもしがみついているか?

   自分ではプライドと思っていることが、実はエゴにすぎない場合がある。真のプライドは、エゴを捨て去ったときに生まれる。


  ⑤ 新規事業が特別なことではなく、日常業務にまで落とし込まれているか? 


  ⑥ 正しい習慣が身についているか?

    その習慣は惰性的なものになってないか?


  ⑦ 卑怯なふるまい・ごまかしはないか?

    成果が出ないからといって粉飾して結果をみせていると、実態がわからなくなり、正しい情報の共有ができなくなる。信頼を失墜する。全社的な協力体制が組めなくなる。


  ⑧ 過去の成功体験に基づく社内の常識・物差し・習慣を疑い、見直しを図っているか。(昔は正しかったけど、今は・・・)

  時代に応じた変化をし続けることこそわが社の文化、というものでなければならない。


    ⑨ やらねばならないではなく、やらずにいられない仕事か?

    人は楽しいことには積極的に行動して力を発揮します。

   義務感や負担感だけを感じる仕事には、その行動や言動から迫力が失われてしまいます。

   計画の必要性に加え、それが実現したときのワクワク感などが共有できて、誰もが自発的に行動するように、経営計画書やリーダーの言葉を磨いていきましょう。  


   ⑩ ゆるぎない信念が出来上がっているか?

     ちょっと忙しくなると目先のことが優先されて、気づけばいつもと同じことになっているなんてことありませんか?

      将来の展望と目先の効率を天秤にかけてませんか?

     強烈な願望強い意志をもってことに当たることが大切です。 

 

     「氷山の一角」などといいますが「わかる」というのは、表層意識 (1割) 氷山の一角。

     「できる」つまり行動に移すのは、深層意識(9割)にまで到達した自身の思いがそうさせるのです。

     困難を乗り越えるためには、ゆるぎない信念が必要です。

     表面的なものではなく、心の底から信じて疑わないほどのレベルが求められます。

     そしてこれは、真剣勝負の領域です。


       新規事業に着手するための経営発展計画でも、赤字をなくし、資金繰り改善に望む経営改善計画であっても、

      経営者の妥協をゆるさない信念と行動、真剣勝負の経営実践が、成功のカギを握っています。 

 

                                                                        所長 吉野太  


平成28年8月

「攻め」の戦略「守り」の戦略

経営戦略は「シンプルに」「詳細に」「力強く」作ります。

実効性のある戦略は、社員全員が理解することが前提になりますので、 高校生が理解できる程度の文章でなければならない、だから「シンプルに」。

そして、徹底的に自社と市場・お客様の現状を観  察・分析し、こうなるしかないという確信をもって決めなければならない、だから「詳細に」。さらに、社員が勇気づけられるものでなければならない、

だから「力強く」です。

   具体的にはどう書くか? 

 経営コンサルタントの牟田学氏は「繁栄の6大戦略」として以下の6つを戦略としてあげております。 


「成長拡大」

1.増客戦略

  売上こそが企業の収入源泉です。売上=値段×数量。数量と言うのは、お客様のことです。

      お客様を増やすためにわが社は、何をやるのか。社員は何をするのか。なぜそうするのか、など記載します。


2.粗利益を稼ぐ戦略

  売上が伸びても粗利益が低ければ、徒労に終わります。粗利を稼ぐ戦略は「売値」「仕入値」の戦略ともいえます。

      日本電産()は創業当時「確かな技術、値段は高め、しかし納期は半分」というセールストークでたくさんの受注を受けたと言います。


3.強い経営体制を築く戦略

  1.2を支える会社の体質改善です。以下の3つで構成します。

  ① 社員の質と人数 (採用・育成)

  ② 資本の質と量 (健全な借金、内部留保)

  ③ 設備と技術 (時代に先手をうつ技術開発と設備投資)

  この3つに対する戦略です。


「安定」

1.繰り返し売れるシステムの構築

  顧客の安定、ロングランヒット、賃貸 というような繰り返しの仕組み

2.「売り物」をライバルより磨く

  自社の商品やサービスを磨き、ライバルに負けないための方法

  何を売るのか「商品の戦略」

3.お客様第一主義

  お客様に好かれるために何をするか。

  訪問回数や電話、付き合い方、言葉や贈り物など、お客様に対する姿勢や対応について記載する。


  いざ、チャレンジ!


                               所長  吉 野  太




平成28年7月

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平成28年6月

人が幸せになる会社をつくる

 「なんのために働くのか?」「なんのために会社は存続しなければならないのか?」という問いを、みなさんも若いころ自問自答したことがあるかと思いますが、そんな問いも時を経ていくうちに忘れられていくものです。
しかしそうはいっても、人生の大半の時間を費やすのが仕事であり、会社であることを考えると、個人にとって大問題であることは確かであります。

世の中には幾百もの職種があり、数百万の会社が存在しますが、それらすべての会社・仕事に共通する目的(存在意義)は、「わが社は、人(お客様)を幸せにする会社である。そして、人(社員)が幸せになる会社である。」ということでなければならないはずです。

先日、人間力大学校を創設した天明 茂先生(公認会計士)のご講演を聴く機会がありました。
天明先生は、「会社というものは、人が幸せになるものでなければならない。社員が幸せになる会社でなければならない。しかし現実は、多くの会社が社員どころか社長も幸せになってない。」とおっしゃっておりました。
「会社は何のためにあるのか?」天明先生によると「会社の目的は、人が幸せになること」であり、幸せとは「天命に生きる」こと「生命の躍動」があることだとしています。


そして会社の最高のループは①②③の繰り返しだといいます。

① 社員の命が躍動し
② 感動的な商品サービスを提供して
③ お客様の命が喜ぶ  


なんでも儲ければいいというものではない、利益の質を問うことが大切だということです。
利益の質を上げていくには「社員の命が躍動する。」というのがポイントの一つになるかと思いますが、「社員の命が躍動する。」っていうのは、どういうことなのでしょう?
たとえば、「仕事をしていてうれしくてしょうがない。」「この会社こそが自分の居場所である。」というような実感をもてるということかと思いますが、そのためには仕事に対する「天職観」「人間として成長できる実感」というものが必要です。
これが「人が幸せになる会社」のヒントなのかと思います。

また、天明先生によれば「幸せ=自己実現とは、天命に気づき仕事に心が躍動している状態」だといいます。
人は誰でも「自分しか果たせない使命」を持って生まれるといいますが、これが「天命」です。それではどうしたら天命に気づくことができるでしょうか?
 天明先生は3代遡ってご先祖様の生き様を探ることでわかるようになるとおっしゃります。
3代遡ると、私たちは8つの家系からなるのですが、8つの家系それぞれに、善い行いをした方から悪い行いをした方まで様々いらっしゃいます。
それらご先祖様のDNAがすべて私たちの身体に入っているので、私たちはどうしてもご先祖様と同じようなことをしがちになるようです。8つの家系のご先祖様のDNAによって人生のシナリオが出来上がってしまうというのです
いいシナリオを生きているのであれば構わないのですが、もしも良くないシナリオの働きが生じてしまっているのであれば、それを自覚し、人生のシナリオを書き換える必要があるとまでおっしゃっております。自己変革とは、もしかしたら3代掘り下げて行うことなのかもしれません。
                                                                                                                      所長  吉 野  太


平成28年5月

TKCの「FinTechサービス」はじまる。
経理事務はもっと“ラク”にできる!

FinTechとは何か?
みなさんは「FinTech(フィンテック)」という言葉をご存知ですか?「Finance(ファイナンス=金融)」と「Technology(テクノロジー=技術)」を組み合わせた造語で、ITを活用した革新的な金融サービスのことをいいます。
とはいっても、金融機関がオンラインでネットバンキングを始めることなんかは「FinTech」ではなく「金融機関のIT活用」というくくりであって今に始まったことではありません。「FinTech」は、「IT企業が金融分野においてサービスを展開」することで、金融とテクノロジーが融合するムーブメントです。アメリカでは2~3年前からおきていますが、昨年末あたりから日本でもFinTech革命到来と騒がれるようになりました。
具体的なサービスとしては、決済(SPIKEなど)、資金管理(MoneyTreeなど)ビットコイン、資産運用、ソーシャルトレーディング、会計(Freeeなど)がありFinTechが金融を変えるとまで言われているのです。

TKCのFinTechサービスはじまる
会計の世界でFinTechといえば、金融機関から取引データを受信し、これをもとに仕訳する機能を指します。この技術を活用すれば、ネットバンキングやカード会社の仕訳が自動で起きるので、タイムリーな経理が楽にできる画期的なサービスとなります。
TKCでは6月よりこのサービスをFXシリーズに搭載することが決まりました。 TKCに先行してFinTechサービスを実施している会計ソフト会社はベンチャー企業(Freee、MFクラウドなど)が多く、単純な仕訳読み込み機能のため、二重仕訳などがそのまま読み込まれるなど一見便利そうですが、放っておくとめちゃくちゃな決算書ができる代物で、実務には使えないとの評判だそうです。TKCでは、そうしたベンチャーの課題を解決しつつ、時代を先取りした経理事務を実現するため、さまざまな工夫を盛り込んだこのサービスの無料提供を開始します。
全国97%の金融機関との連携が取れているとのことですので、ほぼすべての皆さまが活用できると思います。

詳細は6月17日のセミナーで!
6月17日(金)15時よりTKCのFinTechサービスをご紹介するセミナーを行います。詳細はそこでお話しいたします。できたらデモも見てもらおうと思っております。経理業務に最先端のテクノロジーを導入してラクに、早く、正確な月次決算書を作る体制を実現しましょう!
なお、当日のセミナーは2部構成になっております。第2部は、「人を育てる名監督の教え ~全ての組織は野球に通ず~」と題してスポーツライターの中島大輔氏にご講演いただきます。ぜひご参加ください!!

所長  吉 野  太

平成28年4月

トラブルつづきのマイナンバー制度
個人番号カードへの切り替えは急ぐ必要があるのか?


マイナンバー制度につきましては、当事務所のお客様には、国内最大のセキュリティーを誇る「TKCまいポータル」を活用いただいております。
当事務所の関与している企業様の従業員さんのマイナンバーの回収はおおむね良好でありまして、ほとんどの企業様で終了しております。
まだ回収できてない企業様におかれましては、早急に対応よろしくお願いします! とはいえ、昨今のニュースでは、トラブルつづきのマイナンバー。
昨年中通知カードが届かなかった方も多く、個人番号カードの交付については、申請が1千万件あるにもかかわらず、3月末までに交付できたのが200万枚程度しかないようです。私の知人でもほとんど個人番号カードを取得できた人はいません。どうも、国のシステム開発に問題があったようで、1日に1回のかなり高い頻度でシステムが固まってしまうようです。市役所の方もそれがいやでなかなか案内できないのだそうです。(TKCにシステム開発依頼すればよかったのに、予算ケチったツケは大きい?)
わたくしも、昨年12月に通知カードが届いたので早速、個人番号カード取得のための手続きをとったのですが、その後、行政からはなんの音沙汰もなし。申請すれば1、2か月程度で切り替えられると思っていたのに、いつまでたっても連絡なしの状態でした。立場上、早く手続きして、みなさまに情報をお伝えしなければと思っていたのですが・・・それでもやっと4月になって個人番号カードの交付手続きの通知が来ました。
黄色いはがきサイズの封筒の中に、個人番号カードの交付場所や手続きの方法を記した書類が入っておりました。個人番号カードの交付を受ける際は、市役所に電話で予約をとありましたので、電話したところ、かなりの混み具合で「○○日の11時から11時30分までにきてください。」と言われました。そして当日、10時50分くらいに市役所について手続きをはじめました。
持参した資料等はとくに問題もなくスムーズに進んでいたのですが、暗証番号を入力する段に至って、「申し訳ありませんが、システムが動かなくなってしまいました。」と言われ、しばらく待つことに・・・。 30分くらいたってから、また担当者がやってきて、「どうもシステムのトラブルがおさまるのに3時間程度かかりそうです。暗証番号をこの用紙に記載いただいていただければ、市のほうで処理して、カードができたら本人受取で郵送いたします。」と申し訳なさそうにおっしゃられました。
よく見るとその場に手続きにきている方全員にそのようなお願いをしているようです。すべてのシステムが止まっているのでした。
「暗証番号を書いて渡す・・・?」あれだけセキュリティについて厳しい法律を作って、中小企業に負担をかけているのに、ここで暗証番号渡して手続きするなんて、なんだか変な気分です。「ふざけるなよ、私は帰る・・・!」と言いたかったのですが、冷静に考えれば、個人番号カードは、まだ税務申告にしか使えないしろものです。(住基カードとなにも変わらない)
「また来るったって、時間もないし、とりあえず手続きしておいて、あとで暗証番号の変更すればいいか・・・。」と考え直し手続きを終えました。 さて、わたくしの見解です。今は「通知カード」があれば、問題ありません。「個人番号カード」の取得は、国のシステムが落ち着いてからやりましょう。

所長  吉 野  太

平成28年3月

『ターゲット』「正射必中」当てるのではなく、当たる
ビジネスゴディバはなぜ売上2倍を5年間で達成したのか?


ゴディバジャパンの社長ジェームズ・シュシャン氏が執筆した「ターゲット ゴディバはなぜ売上2倍を5年間で達成したのか?」を読みました。必然的に売上が上がる論理(因果)が簡易な言葉で表現されており面白いです。
シュシャン氏はフランス人ですが、若いころから日本が大好きで弓道5段の腕前です。弓道の教えを経営に活かして成功されています。

「正射必中」の教え
弓道の教え「正射必中」(正しく射られた矢は、必ず的に当たる)がシュシャン氏の信念です。この言葉をビジネスの世界に置き換えると「お客様のことを本当に考えてよい商品を作れば、結果は必ずついてくる」という意味になります。シュシャン氏は言います。「弓道は自己との戦いです。競争相手や自分の置かれている状況は一切関係なく、そこにあるのは自分自身と的のみ、すべては自分の手にゆだねられています。結果の責任はすべて自分自身にあるのです。私は、この考え方に自己を確立し成長させるための知恵や、まわりと自分の関係を改善するヒントがあるのではないかと直感し、弓道を始めました。」「的と射手の関係は、お客様と企業の関係に似ています。弓道で的に当てるということは自己の内面に向き合い、外側に向かって自分を表現することです。
ビジネスにおいても同様で、自分と向き合い、取引先やお客様に向かって自分を表現するところから仕事は始まります。仕事で自分を表現できるようになると、仕事に本質的な意味を見出せるようになるので仕事はより楽しくなり、強い責任感が生まれます。」

「的を狙ってはいけない、的と一体になりなさい。」
ビジネスにおいて的とは、市場のお客様です。お客様との距離が遠いまま広告などを打ってもお客様と一体にはなれません。無理やり「当てる」のではなく、必然的に「当たる」というヒット現象を生むには、お客様の気持ちと会社の行動が一体にならなくてはなりません。お客様の気持ちと会社の行動が一体になったとき、お客様との距離は消滅し、本当のヒット(当てるのではなく、当たる)が生まれるのです。「ターゲットはお客様の心」 ゴディバは「贈り物としてもらうことはあるが、自分で買ったことがない。」「高級感がありすぎて、店に入りづらい。」などと言われていました。シュシャン氏は、「憧れ」と「行きやすさ」を両立できないかと考え、それを確かめるために、自らお客様としてお店を利用することで確信できたと言います。お客様と自分自身が一体になることで、社員の説得もスムーズに進み、新戦略の実現ができたといいます。

顧客への貢献・社会への貢献が事業成功の根本ですが、「顧客と一体化」するところまでいくとそれが自然にできるのかなと感じております。
所長  吉 野  太

平成28年2月

『雇用の未来—コンピューター化によって仕事は失われるのか』

オックスフォード大学で人工知能を研究するマイケル・A・オズボーン准教授が書いたこの論文は、昨年様々なところで話題になりました。人工知能の発達で10年後、世の中から半分の仕事がなくなるという衝撃的な報告がなされたからです。
弁護士、医師、会計士、税理士、経理、銀行の融資担当、レジ係など知識をベースにする職業を中心に総雇用者の47%の仕事が自動化され失業すると分析しています。そして、多くの子どもたちが、いま存在しない職業に就くだろうとも報告されています。
オズボーン氏は「経済の歴史を見ると、技術的進歩といえば、たいていは身体を使う手作業を機械化することを表していた。しかし、21世紀の技術的進歩は、これまで人間の領域とされてきた認知能力を必要とする幅広い仕事を機械化することを意味する。さらに、手作業についても従来は単純化できる作業だけが機械化されていたが、今後はより複雑な作業まで機械化できるようになる。」とおっしゃっています。
税理士や経理もなくなると言われています。まず経理業務から伝票起票の業務が消えます。ネットバンキングやIT取引、電子インボイスから仕訳の自動読込ができるようになるからです。今後マイナンバーの利用が広がれば、申告業務も消えます。すべての資産・所得が紐づけされれば、所得税も相続税も納税者が申告せずとも、行政側で納税額を確定することが可能になります、理論的には。
昨年(2015年)正月にNHKでこの特集を見た私は、とてもショックで正月気分は吹き飛んでしまいました。でもよく考えてみると、TKCの仲間とはいつも話していることで、記帳代行はなくなるということは、吉野事務所の中長期戦略の中に既に織り込み済みだったことを思い出し、当たり前だよな、と考え直しました。とはいえ正月早々NHKに言われたのには参りました。
記帳代行などの単純な業務しかしていない7割の会計事務所は失業するでしょう。一方で、税務シミュレーション・資金繰りアドバイス、経営者の右腕的な役割を含むコンサルティングや決算書の信頼性を担保する業務(融資の際の信頼性・税務の適正性などを保証するような業務)は専門家でなければできないので必ず残ります。 この業界で成功するには高付加価値戦略しかないのだということは、開業当初から考えていたことですので、とうとうそれが現実化するということなのだと思います。

皆さまの業種・業界の中にも10~20年後なくなる業務・残る業務があると思います。中長期的展望を持ち、事業経営の戦略に織り込むことは、経営者の重要な仕事だと思います。 「今」が「未来」を創る。事業は、後世に残すメッセージ。何を目指し、何を実現し、何を残すのか、考えていきましょう!
所長  吉 野  太

平成28年1月

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
2016年 みなさまは、どのような経営を実現すると決意されましたでしょうか。
私の事務所の今年の方針は「~成功は 正しい 努力の 積み重ね~ 自分自身を耕し 顧客に花を咲かせ 社会に貢献しよう!」とし、多くの改革、改正、変動が待ち受ける新年度、皆さまのお役に立とうと決意しております。
思いを実現するには、無意識レベルまでその思いが浸透すること、スタッフ全員がその思いとそのプロセスを共有することが条件となります。
経営計画書・方針書の類は、必ずスタッフ全員に配布し、深い理解ができるよう社長が解説することが大事です。

『夢を実現するためのスキル』があることを知る・活用する

前回ご紹介した大谷選手のマンダラチャートによる目標設定は、花巻東高校の佐々木監督の指導によるものです。
佐々木監督は、監督になる前、中途半端な人生を抜け出したいという思いから、ナポレオンヒルの「思考は実現化する」を読み、そこから、思考を目標に変える力(計画を立てる力・行動する力の思考)が整っていれば夢が実現する。「夢を実現するスキル」があることに気づいたといいます。
そして「指導者として28歳で甲子園に出る」と目標を設定し、指導者として身につけるべきことを学んでいったといいます。前回ご紹介した「マンダラチャート」は、選手に夢のかなえ方を指導するために導入した手法のひとつです。

『出口がないから、入口から人が来ない』

県大会1回戦負けの全く無名の学校に選手を集めるための仕組みを徹底して考え、実行しています。佐々木監督は言います「なぜ選手が来てくれないのか」それは「出口がないから、入口から人が来ないのだ」と。
高校の出口とは「卒業」です。この高校で野球やって、卒業したらどうなるのか、プロになれるのか、いい大学にいけるのか、選手も親御さんも高校を選択するとき必ず卒業後の進路を考えるわけです。そこでまず、人を呼ぶために勉強に力を入れることにしたそうです。
出口をつくり、選手に目標と計画を策定させる。トレーニングを研究し実践する・・・次の年にはすぐ結果(県大会ベスト4)が出ました。 「顧客(社員)の出口を考える」と置き換えれば、わたしたちの事業経営に活かすヒントもたくさんありそうですね。

所長  吉 野  太

平成27年12月号

平成27年ももうすぐ終わります。今年は、どんな年でしたか?吉野事務所の今年は、マイナンバー対応・経営改善計画策定支援など積極的に実施してまいりました。
来年以降もしばらく動きの激しい不安定な時代が続くと思っております。ある者にとってピンチの時、別の者にとってチャンスであることがよくあります。厳しいときほどチャンスがある。
皆さまと共に、ピンチをチャンスに‘CHANCE CHANGE AND CHALLENGE’ で事業経営してまいりたいと思っております。
新年を迎えるにあたり、経営者の皆さまは、社内外で新年のあいさつとともに、今年の抱負や経営方針や所信表明などするかと思います。
経営計画策定ツールとして経営者やスポーツ界で人気の手法「マンダラチャート」についてご紹介します。

大谷翔平選手が高校1年生の時に作った目標達成表(マンダラチャート)がすごい!

右図は、大谷選手が高校1年生のときに監督の指導のもと作成した、マンダラチャートです。
作成方法は以下のとおり

  1. 真ん中(黄色)に、「大目標」「夢」を 書く
  2. 1の周りに、目標をかなえるために必要なこと、やることを8個書く
  3. 2の8個のやること(必要十分条件)を外枠3×3枠の真ん中に写す
  4. 写した目標を達成するためにやること

をそれぞれ8個その周りに書く ポイントは、関連する項目を強制的に8個書くことでアイディアを絞り出すことができるということです。
また、書く際には「自分でやるべきこと」のみを記載する(他人や環境に依存することは書かない)
・・・年末チャレンジしてみませんか?

参考 花巻東リポート
https://newspicks.com/news/893396/body/
所長  吉 野  太

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平成27年11月号

「中小企業のための全員営業のやり方」辻伸一著

これは、最近読んだお薦めの本です。
資源・財源・人材の乏しい中小企業にとって売上UPは最大の懸案事項ですが、
この本は「今いる社員、今ある商品で売り上げを倍増する!」というコンサル
タント辻伸一氏の著書です。
いかに箇条書きでPOINTを記載しました。
ぜひお読みください!

1.「売上の上がっている会社が、さらに上げようと人を増やすのは正解。
しかし、売上の下がっている会社が、なんとか上げようと人を増やすのは間違い」

まずは、現体制と人員のままで、売り上げが伸びる会社に変わることが先決。
人に頼らず「仕組み」で儲かる会社にすることが大事。
つまり、「仕組みから入り、人へと進む」が正解ということです。
そのためには、「高校1年生でも実践できる内容で、売り上げが上がる仕組みを整える」
ことです。

2.全員営業導入の手順 「視点を変える→余力を生み出す→仕組みで儲ける」

3.営業の本質は売上や数字ではなく、縄張りづくり
「自社が競合に勝てる強い縄張りを作り、それを広げる」

4.視点を変える
① 顧客にとっては、面談する人はすべて「その会社の人」という認識
② 営業マンよりも、他部門の人・辞めた人・別のお客様などの話が
  真実味を帯びることがある
③ 工場も文房具も天候さえも営業に使う

5.余力を生み出す
① 営業組織が変わらない3つの理由「ま・た・か」
  ま・・・まじめにやるだけ損だ
  た・・・大変そうだ
  か・・・「変われ!」という人ほど変わらない
② それは本当にその人がやらなければならない仕事か?
③ 営業ツールは、影の営業マン

6.仕組みで儲ける
営業嫌いは、営業そのものでなく、現場で起こる理不尽が嫌い
(事前に想定される理不尽の対処法を練る)
営業プロセスのどこかに、断絶がないか?
勝てる地域・客層・商品に営業マンを投入する
装備と武器で勝つ
所長  吉 野  太

平成27年10月号

当たり前と言えば当たり前
~経営者が身につけるべき経営の原理原則~

社長のベンツのために、従業員は本気で働く気になるか?


先日、小宮コンサルタンツの小宮氏のお話を聞く機会がありました。
成功は、「正しい・努力の・積み重ね」なのに、多くの経営者が「正しく」
努力できないから成功しない。
失敗するのは、当たり前の原理原則を理解しておらず、実践していないから
だとのこと。
そして中小企業経営者の陥る罠、それがこの「社長のベンツのために、働く
従業員はいるのか?」という言葉に象徴されます。
儲かるとすぐに節税と称して高級車を購入する、公私混同が始まる。
その結果、従業員は社長の私欲を肥やすために働くのがいやなで、
本気を出さなくなる。社長も後ろめたさが無意識にあるのか、
会社の明確な方針をだすことができなくなる・・・そして、経営のバランスが崩れる。
という、中小企業経営の失敗の原理原則に、みんなはまってしまうのだそうです。

さらに社長が人心掌握できないのは、人として当たり前のことができなくなるからだ
とおっしゃいます。た
とえば、人の話を聞けなくなる。特に従業員の話をきちんと聞くことができなくなる。
松下幸之助氏は、社員が7万人もいましたが、新人社員の話でさえ、
じっくりと耳を傾けて聞き「いい話をありがとう。」とおっしゃったそうです。
・・・どうですか?できてますか?

人の話を聞くということは、人の知恵を活かすことです。
そしてそんな姿勢があるのであれば、会社の経費で高級車を買うようなもったいない
金の使い方はしないだろう、というわけです。

経営という仕事は、①方向付け ②資源の最適配分 ③人を動かす

① 方向付け・・・「やること」と「やめること」を明確にして実践する。
他社との違いを作り出す自社の「Qクオリティ」「Pプライス」「Sサービス」
を編み出すこと!
プリントパックは、13年前年商4億円のどこにでもあるチラシと製版の印刷屋
だったそうですが、製版をやめて、ネットで全国からチラシの仕事を取ると
決意し拡大路線に入ったそうです。
現在年商200億円ですが、不思議なことに売上のかなりの部分が、
町の印刷屋さんからの受注だそうです。

② 資源の再配分・・・人・物・金の配分を公私混同なく実践することが大事。
車が欲しければ、自分の金で買えばいい。
社長はメガバンクの支店長くらいの給与2千万円くらいとるべき、
そこから好きなものを買いなさい。

③ 人を動かす・・・お金を追うな、仕事を追え。
売上目標とか利益目標ではなく、わが社の社会的役割を伝え、
その社会的目的実現のために必要な利益を実現していく。
人は目標でなく、目的で動く。

成功は、正しい・努力の・積み重ね・・・実践あるのみです。
所長  吉 野  太

平成27年9月

【 経営者に贈る5つの質問 】

今回は、仕事と人生を高める自分自身への問いとして有名な、ドラッカー博士の「経営者に贈る5つの質問」をご紹介します。

1. われわれの「顧客」は誰か?
2. われわれの「使命」は何か?
3. 「顧客」は何を価値としているか?
4. われわれの「成果」は何か?
5. われわれの「計画」は何か?


この5つの問いを、昼も夜も問い続け、今日の行動に変えていくことが、明日成果を出すことにつながると言っています。
この5つの問いをもう少し解説しますと以下のようになります。

1. われわれの「顧客」は誰か?
・・・誰のために働くのか?お客様・スタッフ・取引先など具体的な対象を絞る。
2. われわれの「使命」は何か?
・・・何を天職とするのか?金のために妥協しない魂。直面する課題・機会。
3. 「顧客」は何を価値としているか?
・・・どう満足させるか?顧客の声を聴いているか?
4. われわれの「成果」は何か?
・・・世の中をどう変えたいか?世のためにどのように役立つか?
5. われわれの「計画」は何か?
・・・理念にそった計画か?全員が計画を自らのものにしているか?

「計画」には5つの要素があります。

① 廃棄・・・成果をあげないものを捨てる。
② 集中・・・成功しているものを強化する。さらに目標を上げられないか検討する。
③ イノベーション(革新)
・・・明日の成功のため競争相手の少ないもの、価値の高いものを生み出す。
チャンス・ピンチ・得手不得手の組み合わせを常に考え続け、テストする。
④ リスク・・・計画を実行する上での負えるリスク。失敗しても回復できる程度のリスクの評価。
⑤ 分析・・・これらの要素を総合的に評価し、最終決定するための分析を行う。

オックスフォード大学の分析によると、今後10年間でITの進化により、今の仕事の47パーセントが自動化され、702の職業が消えると分析しています。
今の形にとらわれず新たな価値を創造していかなければなりません。
すべての企業でイノベーションが必要です。
価格の下落、顧客離れを防止し、新たな価値を創造するイノベーション(革新)を貴社においても起こしていきましょう!
所長  吉 野  太

平成27年8月

企業を防衛する見地から保険を考える
「人生には上り坂あり、下り坂あり、まさかあり・・・」と定番の挨拶がありますが、
その「まさか」に備えるのが保険という商品です。
企業における「まさか」は何でしょう?売上減でも、従業員の退職でもないですよ。
「まさか」は、経営者に万が一の事態が起きることなんです。
売上なんていうのは経営者次第でどうにでもなります。従業員だってそう、
社長が本気になればいい社員との出会いもあるし、人は成長するものです。
要は、社長の知恵と汗の出し具合、社長の本気の度合が試されているのです。
確かに経営環境はどうにもなりません、
しかし、自社の経営を時代や市場に合わせて変更することは、社長なら「できる!」重要
な仕事です。
極論すれば、社長は商品・市場・仕入先・得意先・従業員・・・と、会社のことなら何か
ら何まで(経営者としての力量があればですが)自由に刷新することができるのです。
でも、社長に何かあったとき「ま坂」のときはどうでしょう。
長期の社長不在は会社を没落に導きます。家族や従業員の中に社長に代わって、すぐに全
体を取り仕切り方向を指し示す逸材はいるでしょうか?
得意先や仕入先・外注先は、協力してくれるでしょうか?多額の借金をしている会社を誰
が継ぐでしょうか?社長の家族は、借金の連帯保証を引き継ぐ覚悟ができているでしょう
か? 社長の長期不在といった緊急事態は何時くるかわからないので、貯蓄で対処するのは
難しいものです。
ここに保険を活用する第1番目の目的があります。
経営者に万が一の事があったときに、

① 会社を立て直す時間を作る。
② 後継者がいないならば、借金を全部返して、仕入先にも迷惑をかけず、
従業員にもそれなりのことをしてあげたうえで、会社をきれいにたたむ。
③ 財産がある方は相続が争続にならないために、
④ 換金性の低い財産しかない方は相続税を支払うために、
⑤ 借金がある方は借金や会社の連帯保証人の地位を子供たちに相続させて恨まれないために、

つまり次世代のリスクを低減するために、保険は活用されるべきです。

経営者の死亡・経営者の長期療養への対応という、中小企業最大のリスクに対応した高い保障
を、安い保険料で実現していくことが、リスク・マネジメント(危機管理経営)の根本です。
企業は、これら真の意味で企業を防衛する目的で設計された保険にこそ加入するべきであって、
目的や出口の明確でないお付き合いの保険に保険料を払うのは経営者としての考えが甘いと言
わざるを得ません。
(目的未達の無駄な保険に保険料を払い続け、いざという時、結局無保険という事例が非常に
多い。)
「君は人々にどのような人だと記憶されたいか?」経営学者で著名なPFドラッカーはこの問い
こそが自分自身の刷新を促すと言っています。
人生の最後に周りの人々から「この人は○○な人だった。」と言われることを想定して自分自身
を刷新していくことが自己開発の要諦だとすると、最後の最後「おやじに裏切られた。」と言
われるか「尊敬に値するおやじだった。」と言われるのか、生命保険の選択は、もしかしたら
その分かれ道かもしれないと、普通の方より多く相続を見させていただく身としては、実感す
るのです。
所長  吉 野  太

平成27年7月

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<マイナンバー研修を開催しました!>
7月3日と8日にあわせて4回のマイナンバーセミナーを開催したところ100名以上の参加申し込みを頂き、大盛況でした。
研修レジュメには、私があちこちで収集・アレンジした、そのまま使える基本方針や取扱規程(案)、従業員への通知文など、まだ全国何処のセミナーに行っても、入手不可能な資料を一式そろえて行いました。
会場からは「ここまでやらなきゃならないのか?」「大変だ」・・・などの声が漏れておりましたが、2時間ノンストップの研修をとても熱心に受講して頂きました。
ご参加いただきました皆様には、今後、取扱規程の策定などサポートをしっかり行わせていただきますので、よろしくお願いします。
安全管理措置を社内で完全実施するのは、コスト・時間・リスク面でたいへん負担になると思われますので、TKCのPX2(給与計算システム)、法定調書作成システム、PXまいポータルの導入による安全管理措置の外部委託をぜひご検討ください。

< TKC PXまいポータルによる安全管理措置のメリット >

1. マイナンバーをTKCのTISCに預けることにより、社内からまいナンバーをなくすことができるので、安全管理措置の負担が激減する。
2. 給与明細・源泉徴収票の交付・扶養控除申告書の取得をメールで行うことができる。
3. すべてのサポートを委託すれば、会社は「本人確認業務」のみが残ることになる。

所長  吉 野  太

平成27年6月

<マイナンバー制度で何が変わるか?>
年金機構の情報漏えい125万件というとんでもない事件の余波で、揺れるマイナンバー制度。
年金機構との連携は時期を遅らせるとのことでしたが、全国民に対する通知カードの交付は予定通り10月に実施されるとのことです。
マイナンバー制度の導入で社会はどのように変わるのでしょうか?

1.マイナンバーの基礎
① マイナンバーは、全国民一人ひとりがもつ12桁の番号です。
② まずは、社会保障・税・災害対策の分野で個人の情報を適切かつ効率的に管理するために活用されます。
③ 導入後は、金融・医療などにも利用され、分散する個人情報をつないでいきます。

2.国民の利便性
① 個人番号カードは身分証明書になり、年金や福祉などの申請が楽になります。
② マイ・ポータル(各自のPC)から各種の情報を取得・利用できます。
③ 将来的には、各種証明書の取得がコンビニでもできるようになります。
④ 確定申告に必要な情報がネットで取得できるようになります。
⑤ 引っ越し手続きなどもPCでまとめてできるようになります。

3.行政の効率化
① 行政手続きの無駄がなくなります。
② 災害時の対応に活用できます。

4.公平・公正な社会の実現
① 所得・財産の把握の正確性が増します。
② 年金の未払い・不正受給が解決されます。

今回のマイナンバー制度は、前回の住基ネットのときと違い、大規模な反対運動がありませんので実施は確実です。
また、各種届出書や源泉徴収票などへのマイナンバーの記載は法定要件になっておりますので、拒否できません。
さらに、今までの個人情報保護法に加えて、より厳しい情報管理が法制化されましたので、その対策も検討しなければならず、従業員への責任も増します。
7月3日と8日に事務所主催のマイナンバーセミナーを実施します。
この研修は、総論ではなく、具体論で、企業のマイナンバー対応について、実際の規程や社員への通知文など紹介します。経営責任に直結する内容ですので、絶対にご出席ください。
所長  吉 野  太