新年あけましておめでとうございます!
さて、私は仕事をする上で「寄り添う」ということを一つの目標にしています。
サービス業として、「お客様に寄り添う」ということは何なのか?ということを考えさせられることがあったので書いてみたいと思います。
先日、あるお店でプレゼントを購入した際に、レジでラッピングサービスをお願いしたのですが、レジの方に「あちらに包装紙と道具があるので、ご自身でお願いします」と言われました。
私は予想外の返答に戸惑いながら「もちろん料金はお支払いするので、ラッピングをお願いしたいのですが・・・」と言ったのですが、再度、「あちらに包装紙と道具があるので、ご自身でお願いします」と言われました。別のお店の方にお聞きしたら、少し前から、人手不足のために、ラッピングはセルフに切り替えたそうです。
考えてみると、この時にレジの方がしたのは、結局「ポイントカードありますか?」という質問とバーコードの読込、クレジットカード決済・・・だけです。
これって「セルフレジ導入」でできることばかりじゃないでしょうか?
人手がいない→サービスを削ろう→ラッピングは意味ないから削ろう
ということになったのだと思いますが、むしろ業務負担を減らしつつ、顧客満足度を上げるのであれば、
人手がいない→顧客にとって付加価値がない業務はどれだろう→レジ打ち→セルフレジにしよう→ラッピングが必要な人には別カウンターで人が対応しよう(料金は取ろう)
という方がよほど顧客にとっての付加価値があると思うのですがどうでしょうか・・・?
少なくとも私は不器用で、工作が大の苦手ですので、プレゼント購入時にラッピングができないと言われると、今後そのお店で大切なプレゼントを買うこともなくなってしまうのですが・・・。
会計の業界でもAI・RPAの導入、仕訳入力の外注化・高速化など、新しい技術の導入が進んでいます。
ただ、こういった業務の効率化も、自分たちの論理・自分たちの都合で突き進んで、「お客様のニーズ・満足を軽視している」ということにならないように、お客様に寄り添った仕事をしていきたいと思っています。
今年一年の皆様のご健康と、事業のご発展を祈念いたします!
本年もどうぞよろしくお願いいたします。