セミナー開催報告 2019.09.04

写真:セミナー風景


9月4日(水)、今年も狭山市産業労働センターにてセミナーを開催しました。
今年のテーマは、【改正消費税と働き方改革への対応】でした。


第1部では所長 橘が、「改正消費税への対応ポイントの最終確認」ということで、10月1日より施行される改正消費税についてと、当事務所が使用する会計ソフトの対応について話しました。


施行日が目前に迫っていますが、軽減税率がどのようなものに適用されるのかよく分からないという方も多いのではないでしょうか?

特に食品は、そのときの状況によって軽減税率の対象となるかどうかが変わるものがあります。今回のお話を参考にしていただき、今後の会計処理に役立てていただければ幸いです。


写真:セミナー風景


第2部では、下村信子社会保険労務士事務所の下村信子先生より「働き方改革への対応」についてお話しいただきました。

主な改正事項や経営者が留意すべき点など、会社経営・労務管理において非常に重要なお話をしてくださいました。

例えば、「非正規社員と正規社員との不合理な待遇の禁止」が改正事項の1つにありますが、こちらは大企業か中小企業かによって施行日が異なります。このように施行日が違うものもあるので、注意が必要ということでした。


複雑な改正ではありますが、働く上で誰もが把握しておくべき改革になりますので、今一度確認しておくことが大切です。

また、㈱ユビレジよりキャッシュレス・消費税の軽減税率に対応したレジ『ユビレジ』のご紹介をしていただきました。
TKCシステムのFXシリーズとの連携ができるので、経理業務の効率化に繋がります。


㈱TKC
からはモニタリング情報サービスについてお話しいただきました。このサービスを利用すると、税務署へ電子申告すると同時に自動で金融機関に決算書が提供されます。そのため、決算書をコピーしたり郵送する手間が省けます。


税法が複雑化する中で、このようなシステムやサービスを利用して業務の効率化を図ることは従業員の負担の軽減にも繋がります。
必要に応じて取り入れることによって、今後の改正に対応していきましょう。

写真:セミナー風景
写真:セミナー風景

今回のセミナーにご参加いただいたお客様、まことにありがとうございました。


R2年度のセミナーは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止とさせていただきます。