職員のささやき

運転免許証のひみつ(R6.4)

ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが
運転免許証の12桁の番号には様々な秘密が隠されていますのでそれをご紹介いたします。


例12 34 56789 01 2

      左から12桁目

最初に免許証を取得した都道府県の公安委員会の番号

     左から34桁目

初めて免許証を取得した年の西暦の下二桁

     左から510桁目

各都道府県の公安委員会が定めた独自の管理番号

     左から11桁目

チェックデジットの番号

     左から12桁目

免許証の再発行の回数


 最後の⑤免許証の再発行の回数については、多くなれば様々な審査関係にも響いてくる可能性があるようですのでなくさないように気を付けたいところです。

 雪解けも進み、道路は走りやすくなりましたが。初心者の方もこの時期は多く走っていますので、自分だけではなく、周囲に目を配りながら安全運転をしていきたいと思います。



(H.E)

「もしもし」の語源(R6.3)

決算時期になるとヒアリングのため会計事務所から嫌になるほど電話がかかってくるかと思います。その際に多くの方が「もしもし」と言って電話に出るかと思いますが、この語源はどこから来たのか考えたりはしませんか。


これは「申し。申し。」というのが由来となっているそうです。江戸時代に「これから話し始めます。」という意味合いで使われていた言葉だそうで、明治時代に初めて日本に電話が出来た際、「ハロー」に代わる言葉として用いたようです。やがて「申し申し」が短縮され、今日の「もしもし」へと繋がっていったとするのが定説となっています。ここまでは別に面白くもないただの雑学ですが、なぜ「もしもし」と2回言うのか。ここからが諸説ある話となっていきます。

一つ目の説は、当時の電話は雑音が多く、相手が聞き取りやすくするために2回繰り返していったとするものです。現実味のある説ですが、些か面白くありません。二つ目としては「自分が妖怪ではないことを相手に伝えるためです。」

世の中には結論からしゃべり始めても意味不明な事があるというのを実感されたかと思います。どういうことかを解説致しますと、昔の人は妖怪や幽霊が実在すると信じており、そういった人外の者がこちらに話しかけてくるときは一声でしか呼びかけてこないと考えていたようです。妖怪がよく出没すると考えられていた山中では「おーい」や「もし」等と一回だけ呼びかけられた場合にはその言葉に対して決して応えてはならないとされています。この民間信仰は「一声呼び」若しくは「一声叫び」などとして知られています。そのため、山中などで仕事をする際にはお互いのことを必ず繰り返し二声続けて呼び合っていたそうです。それ程昔の人は相手が妖怪ではないか大真面目に確認していたので、電話が出来たときにも電話口に出ている者が人間であることを証明して相手を安心させるために「もしもし」と二回続けた、と考える説です。

以上を踏まえて日常生活に立ち返った時、電話をかけて相手が「もしもし」と出てきた場合、「あぁ、この方は私に対して妖怪ではないことをアピールなさっているのだな」等と考え始めてしまうと、非常におかしく思えて後の会話に支障が出るため、なるべく無心で電話を掛けようと思いました。

引用:「一声呼び」

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E5%A3%B0%E5%91%BC%E3%81%B3


睡眠時間は「楽しみ」で伸びる?(R6.2)

睡眠ゲームアプリ「ポケモンスリープ [1]」が7カ国(日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ)の国別平均睡眠時間の調査結果を発表しました。

調査の対象となったのは「ポケモンスリープ」を3か月以上継続してプレイした16歳以上のユーザー約15万人で、調査期間は2023年7月から同年12月までとなっています。アプリをリリースして以降、プレイ初期7日間のユーザーデータを基に平均睡眠時間を国別で算出すると、7カ国の平均睡眠時間は以下の通りになったそうです。

日本の平均睡眠時間は7カ国の中で最も短く、世界の平均睡眠時間は6時間28分に対して日本の平均睡眠時間は5時間52分と、世界平均より36分少ない結果となりました。

しかし、3か月以上プレイした日本ユーザーを対象に実際のプレイデータから1か月毎の平均睡眠時間を算出したところ、1か月継続で約30分、2か月継続で約50分、3か月以上で約1時間10分睡眠時間が増え、7時間3分という結果になりました。この結果から、「ポケモンスリープ」を継続的にプレイすることでユーザーの睡眠時間は増加する、という結論が導けるかもしれません。

また、日本ユーザーに対してアンケートを実施したところ、3か月以上プレイしているユーザーの約83%が「朝起きることが楽しみになった」と回答しました。「ゲーム上の楽しみ」を動機付けとすることでユーザーの行動様式が変化し、睡眠時間が増えたと推測できそうです。

私たちはついつい眠る前にもう少しだけ、とスマートフォンやテレビを見て寝不足になってしまいがちですが、明日の楽しみを用意して早く眠るのもよいかもしれません。

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[1] 就寝時にスマートフォンをそばに置くことで自身の睡眠を計測・記録し、ポケモンの寝顔を収集するゲームアプリ



(Y.K)

2024年の干支「辰」(R6.1)

「干支」というと「子・丑・寅」といった12種類の動物を思い浮かべる人が多いと思いますが、厳密にはそうではありません。「干支」とは「十干」と「十二支」を組み合わせた「十干十二支(じっかんじゅうにし)」を略した言葉です。聞きなれない言葉ですが、「十干十二支」とはいったい何でしょうか。

 「十干」:甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸からなる10種類の要素のこと

「十二支」:子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥からなる12種類の動物のこと

 「十干」と「十二支」をそれぞれ組み合わせていくと、「甲子」「乙丑」「丙寅」「癸亥」と全部で60の「干支」になります。

古代中国では、この「十干十二支」の組み合わせである60を周期にして、暦や時間、方位を表していました。その暦法上の用語としての「十干十二支」を短くしたものが、現在も「干支」として使われています。

2024年は「十干十二支」でいうと、41番目にあたる「甲辰(きのえたつ)です。

「甲」は十干の始まりにあたり、生命や物事の始まりを意味します。
「辰」は草木が伸長し、形が整い、活気にあふれている様子を表します。
「甲」と「辰」の合わさる「甲辰」である今年は、これからの成長をさらに形作っていく年だといえるでしょう。たつ(竜、龍)は十二支の中で唯一空想上の生き物で、権力や隆盛の象徴であることから、出世や権力に大きく関わる年ともいわれています。

また、辰年は景気が良くなると言われており、株式相場の格言として「戌亥の借金、辰巳で返せ」と言い表されます。戌年や亥年は株価が下がり、辰年・巳年は株価が上がりやすいので、戌亥年でできた借金も、辰巳年で取り返せるという意味です。

言い伝えではありますが、実際に株価が高値を付けた辰年もあるようです。今年も景気の良い年になるといいですね。

(O.M)

競技人口が一番多いスポーツって…。(R5.12)

2023年も終わりにさし掛かり、今年1年の事を振り返ると、「今年はスポーツ関係のニュースが多かったな」と思いました。昨年末のサッカーのW杯の余韻から始まり、野球のWBC、バレボールの  W杯・ネーションズリーグ、バスケットボールのW杯、ラグビーW杯、世界陸上、その他、多種多様な 競技のアジアカップ等々...少し考えるだけでも多くの大会が開催され、かつ日本代表としてもメダル獲得や上位入賞など好成績をおさめていたように感じます。また、アジアカップでは、新しいスポーツとしてe-sportが競技入りし話題になりました。そこでふと、「これだけ多くのスポーツが開催されている中で、世界中で一番競技人口が多いスポーツは何なのだろうか。」と思い、今回調べてみました。

総務省の統計情報をもとに言われている世界の競技人口のランキングと競技者数は以下のようになっております。

 調べてみて意外であったのが、バレーボールの競技人口が世界で一番多い5億人であったことです。日本では先日のオリンピック予選で女子は惜しくも出場権を取れず次回大会以降に期待となりましが、男子は早々に出場権を獲得しました。また世界のリーグで活躍する選手や国内リーグ事態の放送も見れるようになり実力・経済力も高まり、競技自体の国内における関心も高まっているため、今後、日本 でもバレーボールの競技人口が増えていくのではと思います。また来年の夏にはフランスでパリ五輪が開催され、他の競技においても日本の選手団のメダルの獲得が期待されております。来年もスポーツの良いニュースが聞こえることに期待したいです。



(Y.S)

オリンピック(R5.11)

 冬の寒さが日に日に増してきている最近ですが、今年も残すところあと2か月となりました。今年は野球のWBCやバスケット、ラグビーのワールドカップなど、スポーツで盛り上がる1年だったのかと思います。コロナによる影響で、現地で試合を見ることができなかったり、オリンピックが1年延期になったりと様々なことが起きた3年ほどでしたが、コロナも5類に引き下げられ、動きやすい世の中になりはしましたが、まだまだ感染者は出ている状態かと思います。そんな中ですが、来年726日からパリオリンピックが開催されます。今回のオリンピックでは新競技として、ブレイクダンスが採用されたようです。個人的には、野球が競技種目から外れてしまったのは残念に思いますが、ブレイクダンス含めて、普段なかなか見ることがない競技も見ることができる良い機会になると思いますので、楽しみにしていたいと思います。

 インフルエンザも流行ってきているみたいですので、体調等には十分お気をつけて生活して頂ければと思います。



(O.K)


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流星群(R5.10)

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10月に入り、日の入りの時刻がずいぶんと早くなってきました。秋の夜長、じっくりと星空を眺めるのもよいでしょう。

29日の明け方には「部分月食」が起こり、部分食の始まりから終わりまで、ほぼ日本全国で見ることができます。9日は「10月りゅう座流星群」が極大に、22日は「オリオン座流星群」が極大を迎え、様々な天体ショーを楽しめそうです。

日の入り直後には、空の高い位置に、まだ「夏の大三角」を見ることができます。一方で、東の空は秋の星座たちが見られるようになります。

秋の夜空を見上げると、大きな四角形の形に並ぶ4つの星が目につきます。「秋の四辺形」と呼ばれるもので、「アンドロメダ座」のアルフェラッツと、「ぺガスス座」の胴体を作る3つの星を結んできる四角形です。「ぺガススの大四辺形」とも呼ばれます。秋の夜空を彩る四角形は秋の星座のガイド役にもなります。

また、明け方の空には金星がとても明るく輝きます。特に24日には、金星が西方最大離角となります。西方最大離角とは内惑星が太陽の西側へ最も離れることで、最大離角の頃はいっそう見やすくなります。

10月は、29日5時24分に満月を迎えます。

この日の明け方には「部分月食」が起こり、部分食の始まりから終わりまでをほぼ日本全国で見ることができます。(小笠原諸島などでは、月が欠けたまま沈む「月入帯食(げつにゅうたいしょく)」となります。)

月食は、月が地球の影に入ることによって起こります。今回起こるのは、地球の影(本影)によって月の一部が隠される「部分月食」です。今回の月食では、月の直径の12.8パーセントまでしか地球の影に入り込みまず、あまり大きくは欠けません。

国立天文台によりますと、部分食が始まる(月が欠け始める)のは4時34分頃です。月は徐々に地球の影に入り込み、5時14分頃に月が最も欠けます(食の最大)。その後、月は徐々に地球の影から抜け出し、5時53分頃に部分食が終わります。

部分食が終わって間もなく、月の入りとなります。部分食の終わり頃には月の高度が低くなりますので、西の空が開けた場所で観察するとよいでしょう。

なお、満月には英語圏で様々な呼び名があります。10月の満月は、狩猟を始める頃などから「ハンターズムーン」と呼ばれます。このような呼び名を思い出しながら、月を眺めてみるのも良さそうです。



(N.M)

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秋の味覚(R5.9)

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夏も終わり、木の葉が色づきだす季節になって来ました。秋と言えばみなさんは何を思い浮かべるでしょうか?芸術の秋、読書の秋、スポーツの秋、行楽の秋…様々な秋がありますが、やはり欠かせないのは「食欲の秋」ではないでしょうか。

「食欲の秋」や「実りの秋」といわれる起源として、秋は米をはじめとする野菜や果物などさまざまな食材が実る季節で、旬の食べ物を食べる楽しみが増すことから来ています。

秋に食欲が増す理由としてはほかにも、以下のような説があります。

●夏バテによる食欲不振が解消されたことで食欲が増したと感じる

●秋は食欲を抑えるセロトニンの分泌量が減る

●気温が下がることによって失われたエネルギーを補おうとしている

●エネルギーや栄養を蓄えることで寒い冬に備える

 

かぼちゃ・さつまいも・れんこん・なすなどの野菜類、サンマ・牡蠣・カツオ、秋鮭などの魚介類、ぶどう・梨・柿・栗などの果物類、松茸をはじめとしたキノコ類など、挙げだしたらキリがないほど本当に多岐に渡って秋の味覚は沢山あります。

美味しい味覚が溢れるこの季節、食べ過ぎには気を付けつつもこの時期ならではの旬を堪能してみてはいかがでしょうか。


(S.M)

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夏に流行する感染症(R5.8)

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 夏のウイルス性感染症(夏風邪)の発症時期は5月から8月といわれていますが、どうして流行するのか、また予防対策についても考えてみましょう。

 

 夏のウイルス性感染症の主な症状は胃腸が不調になることです。体全体の免疫力が低下するため、長引くことも多いようです。この季節のウイルスは独特の方法で私たちの体に侵入してきます。「咽頭結膜熱」は通称プール熱といい、特に児童が感染しやすいようです。病気の元である「アデノウイルス」は便や唾液を通じて感染しますが、特にプールの水から感染する確率が高いとされています。

それでは、夏の感染症の原因と症状を見てみましょう。

・手足口病

 主な原因ウイルス:コクサッキーA16、コクサッキーA10など原因であるウイルスは10種類以上あります。

 症状など:手足の水疱と口内炎ができる夏風邪の一種。

 胃腸風邪ウイルスからくる少々の下痢の症状を伴います。初日から2日目に熱が出ますが、それ以後熱は出ず、5日ほどで症状は回復しますが、髄膜炎になることもありますので、注意が必要です。


 ・リンゴ病

  主な原因ウイルス:パルボウイルスB19

  症状など:咳、鼻汁、微熱など軽い風邪の症状が出ます。その後赤い発疹がほおの辺りに出て、その後手足にまで広がります。接種で予防ができず、不明な部分が多い病気です。


 ・ ヘルパンギーナ

  主な原因ウイルス:原因ウイルスは多数あるといわれていますが、主にコクサッキーA群だと考えられています。

  症状など:高熱が長く続き、喉の奥に口内炎ができる特徴があります。予防接種がないので、毎年発症する子どももいます。また、子どもが感染した場合、長時間一緒に過ごし、接触も多くなるため、家庭内で大人が感染する可能性は大いになります。大人が感染すると、乳幼児よりも症状が重く、長引く傾向があります。発熱は39~40度ほどになり、高熱により頭痛や倦怠感、関節痛・筋肉痛を伴います。


それでは、家庭でできる感染症の予防対策を見てみましょう。

 感染症を予防するには、毎日の心がけが肝心で、外出先から帰ったときや食事前の手洗いを習慣づけるだけでも、予防につながります。

 

 手洗いするときの注意点

  ・食事の前、トイレに入った後、外出先から帰宅したら手を洗うようにしゅうかんづける。

  ・洗うときは手首まで洗うことが大切

  ・洗った後は清潔なタオルや布でふくように心がける


 手洗いは他のウイルスの予防にもつながるので、意識して進めていただければと思います。


(Y.K)

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南海トラフ巨大地震で日本はどうなる!!(R5.7)

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南海トラフ巨大地震が発生した場合、日本は甚大な被害を受けると予想されている。その被害規模は我々の想像を超えるものであり、影響は広範に及ぶ。具体的な被害予測について、内閣府が出している防災情報をもとに見ていきたい。 

南海トラフ巨大地震の発生後は、多くの地域で耐震性の低い住宅が倒壊し、多数の死傷者や要救助者が発生する。また、大津波警報が発令され、沿岸部では高い場所への避難が行われるが、それでも津波による多数の死者・行方不明者が発生することは避けられないだろう。さらに、津波により多くの住宅が流される。また揺れと津波によって火災が多くの場所で発生するが、道路の損壊・渋滞等により、消火活動は限定されると想定される。こうした状況の中、死者数は最大でなんと約32万人に上ると予想されている。これらの数値は、地震や津波による直接的な被害だけでなく、その後の生活環境の悪化や医療体制の崩壊による間接的な被害も含んだ数字だ。南海トラフ巨大地震が発生した場合、日本のライフラインと交通施設に深刻な影響が出ると予想されている。内閣府がまとめた情報によれば、被災直後には、最大約3440万人が断水し、最大約3210万人が下水道の利用が困難となる。また、停電件数は、なんと最大約2710万軒におよぶ。固定電話は最大約930万回線が通話できなくなり、携帯電話も大部分の通話が困難となることが想定されている。都市ガスも最大約180万戸の供給が停止すると予想されている。交通施設もまた、南海トラフ巨大地震の影響を大きく受ける。道路施設被害は約3万~3万1千箇所で発生し、鉄道施設被害は約1万3千箇所で発生すると予想されている。また、対象港湾の係留施設のうち約3千箇所で被害が発生し、対象防波堤延長約417キロメートルのうち約126~135キロメートルで被害が発生すると予想されている。さらに、中部国際空港・関西国際空港・高知空港・大分空港・宮崎空港で津波浸水が発生すると想定される。さらに連動して富士山の噴火の可能性も指摘されている。富士山が噴火した場合、溶岩流、火砕流、火山灰の影響により、人的被害に加えてライフラインや産業への被害がさらに増大する。

このような災害に備えるためには、まずその規模と影響を理解することが重要である。そして、それに基づいて適切な対策を講じることが求められる。それは、個々の家庭の防災対策から、地域社会や行政のレベルでの防災計画、さらには国全体での災害対策まで、多様なレベルでの取り組みを意味する。私たちは、南海トラフ巨大地震がいつ発生するかは予測できない。しかし、その発生が避けられない事実であること、そしてその影響が我々の生活に及ぼす影響が甚大であることを認識することは、我々にとって重要な課題と言えるだろう・・・

(ネット検索情報より)

専門家の方々によるある程度のいつ起きるか…の予測も無理なのでしょうか。ノストラダムスの大予言のように何事も起きなければそれはそれで良いことなので、可能であれば事前に専門家による予測を国民に報道して下さることを願っております。


(M.H)

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スタミナとは何なのか(R5.6)

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 階段を使うだけで息切れを起こしてしまうこと等で体力の衰えを実感し、そろそろ「スタミナ」をつけなくてはいけないと考える機会が増えていませんか。運動能力の中でもスタミナは極めて重要であり、鍛えるべきであることに間違いありませんが、この「スタミナ」の本質が分からなければ鍛え様がないでしょう。「なんとなく走っていればいいだろう」と考えるよりも、ここでスタミナについて造詣を深め、スタミナの本質により適合した効果的なトレーニングをするべきでしょう!

そうは言っても、ずばり「スタミナとはこうである」と断言できる人は少ない気がします。多くの人はスタミナのことを走り続けられることや、身体を動かし続ける能力だと考えているはずです。それが間違いとは言いませんが、もっと具体的に定義することが出来ます。要するに長く走れるというのは、バテない・息切れしないことです。ここが肝になります。実はスタミナとは日本語で「心肺持久力」と呼び、これが高いという事は心臓と肺を中心とする全身の循環系能力が高いということを指します。では循環系能力が高いというのは一体どういうことかと申しますと、

①心臓が一度収縮することでどれだけ多くの血液を全身に巡らせることが出来るかという酸素運搬能力。

②隅々まで酸素を送れる毛細血管の発達の程度

③骨格筋における酸素を利用する能力。

この3つが高いということなのです。

A=B=Cみたいな長ったらしい論調になってきましたが、ざっくり言うと「スタミナとは酸素を体内に取り込む能力」という事になります。使用する酸素量を取り入れる酸素量が上回っていれば息切れせずに走り続けることが出来るというわけです。

かくいう私も窓ガラス一枚拭いただけで息切れを起こしてしまう容態なので、近頃はスタミナa.k.a「酸素を体内に取り込む能力」を上げなくてはと考えている次第です。漸く本題に戻りますが、スタミナをつけるための効果的なトレーニング・・・それはズバリ有酸素運動であると言われています!

ここまで偉そうにつらつらと書き連ねた訳ですが、あれやこれやと考えて何もしないよりも、結局のところ外に出てなんとなく走ることでスタミナはついてくるということです。

引用:厚生労働省「e-ヘルスネット 心配持久力」

  :大阪体育大学「スタミナの正体とは」


(F.S)

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コリジョンコース現象(R5.5)

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 ここ、十勝では十勝型事故(田園型事故)と地名がついてしまうほど多い交差点内での事故。見通しが良い交差点で、どうしてこのような事故が発生するのでしょうか。

 見通しが良いからこそ起きる「コリジョンコース現象」というものが主な要因となっています。「コリジョン」とは、衝突・激突という意味です。人間の視野は正面から左右35度以内の範囲に限られています。その範囲の外側は「周辺視野」と呼ばれ、色や形等を正確に判別することはできません。極端に言うと、自分の車両と同じスピードで動いている物は「止まって見える」ということです。

 本来なら事故が起きる危険がないと思われる、見通しの良い広い田園地帯など、長距離を走行していても背景がほとんど変化しない平地で道路が直角に交差する交差点で発生しやすいとされています。

 この事故を減らすためには、まずドライバーの意識がとても大切になります。首を動かして周辺の確認をする、道路標識を見逃さないようにする、交差点に差し掛かる際には注意することを念頭にいれてもらえればこのような事故も減ると思います。

 毎年のように発生している重大事故です。事故が発生すると、肉体的、精神的ダメージを負います。自分が優先道路であっても相手側が道路標識に気づかず「もらい事故」となることも考えられます。これからの時期はスピードを出す車両も増え、北海道の道路に慣れてない方もハンドルを握ることが多くなるでしょう。ぜひ、この機会に自身の運転を見直し、快適なカーライフをお過ごしください。


(H.E)

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過去最悪な鳥インフルエンザ(R5.4)

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最近ニュースで鳥インフルエンザによる卵の価格高騰により、卵を使った料理の提供を停止している飲食店の話をよく耳にします。

4月3日にまたも千歳市の養鶏場で鳥インフルエンザが確認され約39万羽の殺処分が始まるとの事です。千歳市では3月下旬にも約55万8千羽殺処分が行われており、10月の厚真町の約16万3千羽、11月の伊達市の約15万羽に続いて道内では4例目です。

全国の鳥インフルエンザ殺処分数を年度別で見ると1シーズンでは過去最多だった2020年度の987万羽を超え、今季は現在既に1,500万羽を超え2020年の約1.5倍となっています。


『ガスト』や『バーミヤン』などを展開するすかいらーくグループは2月からパンケーキや天津飯など卵を使用する約10品目の販売を停止。マクドナルドでは「てりたまマフィン」が販売中止。帝国データバンクの調べによると外食大手の約2割で卵メニューを休止しているそうです。

関西のとあるサンドイッチ店は必要な分の卵が仕入れられず、卵サンドの販売を一部休止しており、代わりとなる商品の開発もすぐには出来ず経営への打撃が大きいと、全国各地で卵不足による影響が出ています。

新しい鶏が卵を日常的に産むには半年かかるので、単純にいけば半年後に価格が元に戻るのでは?と感じますが、卵の価格の高騰は日本産卵の海外需要の増加、エネルギー価格の高騰やロシアのウクライナ侵攻による飼料であるトウモロコシの高騰など、様々な要因で起きていますので、完全に元に戻るのは難しいかもしれません。

最近は卵の価格高騰に伴い消費者は「どうせスーパーの卵とあまり値段の差がないのなら…」と高級卵を購入する傾向があるようです。これを機に高級卵を試してみるのも良いかもしれません。

(A.N)

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生前贈与の見直し!! (R5.3)

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2023年度の税制改正で家計に影響する税金が大きく変わる。少額投資非課税制度(NISA)の抜本的な拡充が注目されるほか、マンションの固定資産税やエコカー減税などの改正点もある。中でも目立つのが贈与税の改正です。生前贈与を相続税の対象財産に加算する期間を延長する一方、相続時精算課税に新たに非課税枠を設けて使い勝手を改善する。贈与税の大幅な見直しで相続税の節税対策も再検討が必要です。

 

2023年度税制改正、相続・贈与税の主なポイント

     相続財産に加算する生前贈与を相続開始前3年から7年間に延長

202411日から対象

     相続時精算課税を使う場合、新たに年110万円までの贈与が非課税

202411日から対象

     「教育資金の非課税一括贈与(一人につき1,500万円)」を263月まで延長

     「結婚・子育て資金の非課税一括贈与(一人につき1,000万円)」を253月まで延長

     マンションなど不動産の相続税評価のあり方を23年にも見直す


もし、2031年に相続が発生しましたら、2024年~2030年の7年分の贈与が対象となります。

財産を沢山お持ちの社長さん達、子や孫の世代へ資産を移しやすくなりますので、是非参考になさって下さいませ。

(M.H)

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進化により獲得した病気(R5.2)

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今際の際まで健康体で過ごせたらどんなに幸せだろうかと考えるこの頃です。しかしながら、現実はそう甘くないことを健康診断の結果を見ながら実感しています。長い人生、憎らしい持病と共に生きていかなければいけません。特に痛風を罹患されている方はより一層忌まわしく思っておられることでしょう。

そもそも痛風とは、体内に尿酸が溜まり、これを自らの白血球が攻撃することで地獄の様な痛みを引き起こす病気です。本来、哺乳類は尿酸を分解する酵素を持っているため、この病気を発症することはないはずです。しかしながら、霊長類へと進化する際にその尿酸分解酵素を捨ててしまったのです。

では、何故にそのようなバグとも思える進化をしたのでしょうか。実は霊長類に進化した際、樹上に登って生活を始めたことで日光量が増え、紫外線に長時間晒されるようになってしまいました。紫外線は遺伝子にダメージを与え、細胞に悪影響をもたらすため(活性酸素増加等)、どうにかこれに対抗する必要がありました。そこで、紫外線のダメージを軽減する抗酸化作用のある尿酸を体内に溜めるという進化を行ったのです。(仮説)

紫外線のダメージを減らすメリットと、尿酸が体内に溜まって引き起こすデメリットを天秤にかけ、我々の先祖は尿酸を、ひいては痛風を選び、獲得したのです。つまるところ、時には何かを得るために何かを捨てる必要があることを痛風は教えてくれたのです。このように痛風は警告してくれているにも関わらず、人間は痛風になるデメリットとビールで酩酊することのメリットを天秤にかけ、大半の人がビールを選ぶのです。

 

参考 井村裕夫進化医学 人への進化が生んだ疾患羊土社

(F.S)

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干支の「うさぎ」について(R5.1)

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2023年の干支ウサギは、六十干支では、「癸卯(みずのとう)」にあたる年になります。干支は十二支と、古代中国の暦法で順序や番号を表す「甲」「乙」「丙」「丁」「戊」「己」「庚」「辛」「壬」「癸」の十干を組み合わせた六十干支という分類があり、今年は「癸卯」にあたります。「癸」は十干の10番目、生命の循環でいえば最後に位置し、次の生命を育む準備が完了した状態を表しています。

「癸」は「みずのと」、「陰陽五行思想」では「水の弟」と表記し、これは「水の陰」を意味します。五行の「水」は静寂、堅守、停滞、冬の象徴であります。「陰」は控えめや小さいといった意味であるため、「癸」は、小寒、閑静、渋滞といったことを表します。要は、まだ固いが少し動きが出てきた状態を言います。

「卯」は十二支の4番目で、草木が地面をおおうような状態を表しており、萌え出る春のイメージです。また、「卯」は「陰陽五行思想」では「木の陰」に分類され、五行の「木」は成長、発育、誕生、春の象徴であり、つまり「卯」は、控えめに成長することを表しています。

このように2023年の干支「癸卯」を「陰陽五行思想」で読み解きますと「寒気が緩み、萌芽を促す」、厳冬が去り春の兆しが訪れたことを表しています。2つ目の視点は「癸卯」という言葉そのものが意味するものであり、東洋思想では、古くより言葉には天意が宿ると考えられております。つまり、春の兆しは始まっていて、これからは今まで培われた実力が試される局面に入ったことを指し示していて、「寒気が緩み、萌芽を促す年」とのことなので、皆さまに希望が芽吹く春が訪れることを祈りたいと思います。                           (Yahoo:参照)

(Y.K)

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