浜田謹吾
「戊辰挽歌」宮越郷平(カッパプラン)
「花の少年鼓手」宮浦一郎(長崎県人社)
奇跡のピアノ
昭和29年10月、仙北市神代の小松小学校にフランスピアノが納入された。平成20年校舎新築に伴い廃棄されることになった。55年間子供達と一緒で、今でも美しい音色をだすピアノが忍びなく、仙北市伝統工芸の樺細工で「世界にたった一つのピアノ」に生まれ変わった。角館交流センターに展示されている。
森川源三郎
森川源三郎は明治から大正期にかけた農業指導者で、石川理紀之助・齋藤宇一郎とともに「秋田の農業三大人」と言われてます。
晩年に上北手古野二見山に余楽庵を建てて「天下に廃物なし」と質素な生活を送りました。また遺訓として「発心・決心・相続(継続)心」という「三心」の言葉を残しました。
余楽庵は現在、生誕地の新屋にあり秋田市文化財です。
「新屋風土記」中川良太郎(小野アート)
伊多波武助
伊多波武助は北秋田市早口の江戸時代の商人・武士あり、長慶金山を発見した。長慶金山は南北朝時代の長慶天皇が落ちて崩御された場所と言われている。私の菩提寺、能代市の長慶寺にも関係がある。佐竹氏身分取り立ての際に、伊勢国多気郡波多瀬村出身なので伊多波と名乗った。土崎に壮大な別邸を構え、古川古松軒の東遊雑記にも書かれている。大ぶりのニシンだけを選ぶイタバククリという言葉を生んだ。写真は、角館神明社に奉納した狛犬である。
薬師堂