秋田の歴史43-48
西木戸神社
西木戸神社
藤原泰衡を追ってきた夫人が、夫が河田次郎に討たれたのを知って、五輪台で自刃した。
村人たちは哀れんで、その地に五輪の塔を建てて西木戸神社として供養したという。
兜神社
兜神社
藤原泰衡は源頼朝に追われて秋田に逃れてくるが、その途中の二ツ井町石切で兜を捨てたという。
その兜をまつるのが兜神社である。
鎧神社
鎧神社
藤原泰衡は源頼朝に追われて秋田に逃れてくるが、その途中の二ツ井町槻ノ木で鎧を捨てたという。
その鎧をまつるのが鎧神社である。
佐藤信淵
佐藤信淵
佐藤信淵は江戸時代後期の農学者・経済学者・兵学者で、諸国巡遊して学問を修めた。
幕末・明治政府から注目され、昭和初期でも農本主義から関心を持たれた。 秋田市の弥高神社にも祭られている。
写真は羽後町の生誕地にある神社である。
「佐藤信淵の虚像と実像」稲 雄次（岩田書院）
伊藤永之介
伊藤永之介
明治３６年秋田市生まれ。昭和３４年５６歳にて没。
東北地方の農民の悲惨さを書き、日本農民文学会の会長であった。
「石川理紀之助」「平田篤胤」の作品もある。
「警察日記」は森繁久弥主演の映画にもなった。
写真は護国神社裏にある文学碑。「山美しく人貧し」と刻まれている。
「平田篤胤」伊藤永之介（無明舎出版）
「伊藤永之介童話作品集」岡里目子・佐藤康子（無明舎出版）
「秋田ふるさとの文学」秋田県高等学校教育研究会国語部会（無明舎出版）
「七つの心象」高橋秀晴（秋田魁新報社）
「秋田近代小説そぞろ歩き」高橋秀晴（秋田魁新報社）
石田三成
石田三成
石田三成は豊臣秀吉に五奉行として仕えたが、関ヶ原の戦いで徳川家康に敗れ京・六 条ケ原で処刑されたと言われている。
しかし、秋田市八橋の古刹・帰命寺に石田三成の墓と言われているものがある。佐竹 義宣と石田三成は生涯の盟友であり、石田三成が加藤清正・福島正則らに襲われそうになった時、宇喜多秀家の屋敷に逃げ させて助けた話はよく知られている。
処刑されたのは別人で、義宣が三成を帰命寺の住職として匿ったと言われている。
「三成伝説」オンライン三成会（サンライズ出版）
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