秋田の歴史78-83

多田等観

多田等観
明治23年、土崎港の西船寺で生まれる。西本願寺法主大谷光瑞により、青木文教らと交換留学生として派遣され、苦労してチベットに入蔵する。河口慧海とも交流があった。ダライラマ13世よりトゥプテン・ゲンツェンという法名を貰う。苦学して最高学位ゲシェー(仏教哲学博士)となる。大量良質な経典を持ち帰り東大、東北大等で研究教授する。ダライラマの形見の釈尊絵伝は、花巻市博物館に所蔵されている。勲三等旭日中綬章受章。昭和42年没。

「チベット滞在記」多田等観(白水社)
「西蔵漂泊(下)」江本嘉伸(山と渓谷社)
「多田等観」三船毅志(多田等観顕彰会)

土方 巽

土方 巽
昭和3年秋田市生まれ。「暗黒舞踏」家。学生の時見た石井 漠の「現代舞踊」に影響を受けたという。「禁色」「肉体の叛乱」「疱瘡譚」等の作品がある。世界的にも「BUTOH」として有名となる。三島由紀夫や横尾忠則らとも交流があった。慶應義塾大学アート・センターに「土方巽アーカイヴ」がある。昭和61年没。

「病める舞姫」土方 巽(白水社)
「鎌鼬 田代の土方巽」細江英公(慶應義塾大学出版社)
「写真集 土方 巽 肉体の舞踏誌」森下 隆(勉誠出版)
「土方巽 夏の嵐 燔犠大踏鑑」荒井美三雄(DVD)

石井 漠

石井 漠
明治19年に山本町で生まれる。日本の現代舞踊の創設者。自らを「をどるばか」と称した紫綬褒章の第1号受賞者。代表作に「山を登る」「人間釈迦」がある。名づけ親である東京都目黒区の「自由が丘」に石井漠舞踊研究所を設立。黒柳徹子・松島とも子は弟子。作曲家の石井歓は息子。写真は、石井漠メモリアルホール。昭和37年没。

「舞踊詩人 石井 漠」石井 歓(未来社)
「舞踊家石井漠の生涯」緑川 潤(無明舎出版)

石井 歓

石井 歓
舞踊家石井漠の長男として、大正10年に東京都下谷で生まれる。作曲家。「大いなる秋田」は、秋田県の依頼で作曲された合唱(混声4部)と吹奏楽のための楽曲。当時の吹奏楽にはない斬新な試みと色彩溢れる大作で、秋田県内の各種イベントで演奏されている。交響詩「山」の作曲もある。おかあさんコーラスの生みの親。紫綬褒章受章。写真は、石井漠メモリアルホール。平成21年没。 

たつこ像

たつこ像

田沢湖のシンボルとして昭和43年に完成されたブロンズ像。
岩手県出身の彫刻家、舟越保武の作品。
舟越保武の他の作品は、岩手県立美術館で見られる。
田沢湖の伝説の辰子姫をモデルにしている。

「田沢湖の記憶」芳賀憲治(無明舎出版)

乙女の像

乙女の像

十和田湖のシンボルとして昭和28年に完成されたブロンズ像。
東京都出身の詩人・彫刻家、高村光太郎の最後の作品。
高村光太郎は、当時、岩手県太田村に住んでいた(高村山荘)。
妻の智恵子がモデルと言われている。

「文人たちの十和田湖」成田 健(無明舎出版)

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