経営理念

一、顧客の繁栄を願う

 P.F.ドラッカーの著書「現代の経営」に、「企業経営の目的は顧客の創造にある。」とあります。
 顧客を創り出していくことが、企業経営にとって一番重要である。
私たちの仕事が、最後のところでお客様に本当に喜んでいただけるものになっているかどうかが、一番大切な判断基準である。
 言い換えれば「顧客第一主義」でありどんな企業にも通じる言葉です。私共税理士事務所は、法律事務所ではあるがサービス業でもある。常に「顧客の繁栄を願う」気持ちを忘れず、「顧客企業の繁栄を喜び」としていきます。

二、自利利他の追求

 自利利他とは「自利とは利他をいう」(最澄伝教大師伝)という大乗仏教の教えです。
 「利他に徹することが即ち自利なのだ。」との人間の真のいきざまに通じる言葉です。
 つまり、利他すなわち顧客のため、社会のために精進努力の生活に徹する事それがそのまま自利すなわち本当の自分の喜びであり幸福なのだ。
 私共所員一人ひとりが、そのような心境に立ち至り、かかる本物の人物となって、心から生き甲斐を感じ、顧客にそして社会に奉仕していきます。

三、租税正義の実現

 私共TKC会計人は、「自利利他」を基本理念として、顧客企業の信頼にこたえ、「適正な会計処理」により作成された会計帳簿に基づいた「租税正義」の実現をめざしています。
 税理士事務所は、税法を扱う法律事務所であり、税を扱う専門家として、税の存在を否定することはできません。私共事務所は、巡回監査を通じて会計帳簿の社会的信用価値を高め租税正義の実現のため、研鑽を重ねます。

四、仕事が楽しみならば人生は楽園だ

 ロシアの文学者ゴーリキィーの言葉です。
 この後には「・・・仕事が義務ならば人生は地獄だ。」と続きます。
 一日24時間、眠る時間を除けば16時間。その内8時間は仕事をする。こう考えると人生の半分は仕事をすることになりませんか。
 その仕事が、生活のため、命令されたため…と、義務的になってしまっては、仕事が苦しみとなり、まさしく地獄でしょう。
 仕事の中に、自分の成長、会社の成長、夢、楽しさ、喜びを見つけ人生を楽園にしたいものです。
 楽しく明るい事務所作りをめざし、またそのような会社作りのご支援をさせていただきます。

五、地域社会への貢献

 所長以下所員全員が、当事務所を自利利他の実践の場と心得、業務に精励します。当事務所の存在自体が顧客企業の存続と発展に貢献し、そして地域社会へ貢献できるよう社会に奉仕していきます。

行動基準

事務所の行動規準について

行動規準 

 1.安心   PEACE

 2.適時   TIMELY

 3.正確   EXACT

 4.効率   EFFICIENCY

 皆さんは、あのディズニーランドに行かれたことがありますか。
 あの飛び切りの笑顔はどこから来るのでしょうか。リピーターが多く、いつもとても賑わっています。
 あの東日本大震災のときに、上からの指示があったわけではないのに、顧客の安全のために、全ての社員が素早くとった行動は有名です。顧客にぬいぐるみを配って頭を守るようにお願しました。寒さをしのぐ為にダンボール箱や大きなビニール袋を配りました。
 ディズニーには、4つの行動規準があるからです。
 1.安全 2.礼儀正しさ 3.ショー 4.効率
 一番は安全です。だから、そのような行動がとれたのです。

 私共事務所も4つの行動規準を決めました。それが上記の規準です。
 そして私共事務所の行動規準の一番目は、"安心"です。
 職員が顧客企業と接する現場で、何か判断に迷った時、相談する上司に連絡が取れないとき、そのときの判断の拠り所が"安   心"です。
 顧客企業に安心を提供する、安心感を与える、不安感を与えない、これが私共事務所の最も大切にするところです。一人ひとりの職員が仕事を通じて、顧客企業に安心を提供する、信頼していただける、そんな事務所で有りたいと願っています。

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