1.原点に返る
①何十年に1回の大不況 土地バブルの不況を乗り越え、リーマンショックからようやく立ち直り、さてこれから事業の発展を計画したところ、中国からのコロナ災害となりました、歴史は繰り返すとも言われております、“ここで心が折れたらいけません”。
②事業を起こした時の気持ちを忘れずに 事業を起業した時には、「事業が社会に必要とされかつ社会に尽くす」をモットーに起業したはずです。 社会に必要とされる事業は、必ず社会から事業を通じて資金の還元があります、その資金をいかに大事に使用するかがその後の企業発展に関わります、儲かったらその時に費消をする(高級車等を購入・臨時賞与の支給等)これでは不況時への準備資金がなく事業継続が怪しくなります。 儲かった資金は、次の不況に備えての資金、また事業発展のための投資資金として備蓄しておくことが肝要です。
2.手元資金で何ヶ月事業活動ができますか?
一般的には月商の2~3ヶ月とされております、手元の資金で家賃・給与等の経費を何ヶ月支払いできますか、最低でも6ヶ月分の資金が必要と言われております。 コロナ災害においては国からの事業持続化給付金等の支援また国の緊急資金支援策により、銀行・政府系金融機関からの容易な資金調達、本当に手厚い支援策でありました。 この資金調達で「必要額だけ借入した経営者、この際だから最大限借入した経営者」と二つに分かれました、さて皆さんはどちらですか。
3.借入金は何時返済する計画ですか?
この資金を何時返済、返済資金はいくら、返済資金を何で、期間は何年と考えます、期間不明、返済金額不明では、借入金は半永久的に減りません、借入を計画するときは事業計画に基づく返済計画が必須条件です。
①資金は必要額だけ。 ②返済計画表による金額。 ③返済資金は利益・資産売却金額。
是非、早い時期に事業計画表を作成して返済計画の実行を行ってください。
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東京税理士会所属 |