会社を守るために ~ リスクマネジメント

リスクマネジメントとは

想定されるリスクに対して最小限の費用でそれらを回避・低減する経営手法をリスクマネジメントといいます。私たちは巡回監査を通して、常に顧問先様がリスクを最大限に回避・低減できる企業にしていく必要があると考えます。顧問先様に対して、リスクマネジメントを行い、ひいては顧問先様を不測の事態から守るために、管理指導させていただきます。

企業を取り巻くリスク

地震・水害・台風等の自然災害や従業員の労災事故、商品に対するクレームなど、企業経営には様々なリスクが存在します。
このようなリスクへの対策には、自社にどのようなリスクがあるかをしっかりとつかむことが大切です。

企業を取り巻くリスク

当事務所では、様々なリスクを分析し対策を検討していきます。総合的なリスクマネジメントを実践することは、「黒字決算」や円滑な「経営(事業)承継」につながることにもなり、自社の企業価値を高めます。

リスクマネジメント実践のポイント

リスクマネジメント実践のプロセスは、「発見」→「分析・評価」→「対策の選択」の3つです。

リスクマネジメント実践のポイント

■リスクマトリクス
 リスクを損害発生時の影響(縦軸)、発生頻度(横軸)から下記の4 つに分類し、リスクファイナンシング(リスクの移転・保有)、リスクコントロール(リスクの回避・低減)につなげます。
 例えば、火災などの発生頻度は少ないが、発生時の影響が大きいリスクは、保険等を活用する「リスクの移転」が効果的であることがわかります。

リスクマトリクス

リスクの移転

保険や共済へ加入し、予想される損失を他社と分担する対策

リスクの保有

少額なものの破損損失など、自社で損害・損失を負担すること

リスクの回避

危険な事業から撤退する、外注するなど、リスクからの撤退対策

リスクの低減

消化設備の設置や定期点検など、事故の発生確率や損失を小さくする対策

リスクファイナンシング
(移転・保有エリアのリスク対策)

損失発生時の資金の調達手法

リスクコントロール
(回避・低減エリアのリスク対策)

事前に損失の発生を防止したり、損失の規模を最小限にするための手法

リスクチェックシート