2026

5月 商人道

 石田梅岩は京都に生まれ、商家に丁稚奉公し、後に石門心学と呼ばれる独自の哲学を確立し、生涯をその布教に努めましたが、梅岩の思想の要諦は「心を尽くして本性を知る」、人間を真の人間たらしめる本性をあるがままの姿において把握し、「あるべきよう」の行動規範を求めようとする点にある。武士も庶民も異なるところはなく、士農工商の身分は人間価値による差別ではなく、職分や職域の相違に過ぎないとする。梅岩自身は自らを儒者と称し、門弟たちによって「石門心学」の語が普及し、日本各地へと拡げられることとなった。主な著書に「都鄙問答」「倹約斉家論」がある。都鄙問答はパナソニック創業者で経営の神様と尊崇されている松下幸之助翁が、商人道の原点が記しており、経営者必読の書と考え、座右の書とした名著である。京セラ創業者の稲盛和夫氏も石田梅岩が私に与えてくれたものは計り知れない、と述べている。福沢諭吉や渋沢栄一にも大きな影響を与えた都鄙問答から深く学びたく存じます。          (社長Y・H)                                                      

3月・4月 わらべうた

 1歳8か月になる息子が最近、歌に興味を持ち始めた。げんこつやまのたぬきさん、カレーライスのうた、ちょうちょ・・・家事をしながら聞こえてくる様々な音楽。そんな中ふと、「さよならあんころもち♪またきなこ♪」の歌詞に思わず家事の手が止まった。“あんこにさよなら?きなこ?”と気になり、調べてみることに。「さよならあんころもち」は岡山県で歌われる童歌で、「さようなら」の寂しい気持ちを明るく楽しい気持ちに変える意味が込められているそう。各保育園では歌に合わせてあんこ餅を丸めたりこねたり、最後に“さようなら”と手を振るような動作をつけて歌うことが多いようです。絵本も出版されており、試しに読んでみたところ、とても可愛らしいお友達の話でした。この童歌、なんとも癖になるメロディでなかなか頭から離れなくなります。皆さんもぜひ聴いてみてください。(監査補助S・K)

2月 息子の相棒③

 昨年6月のコラムの続編です。その後のカブトムシの幼虫ですが、7月7日の朝、玄関でメスのカブトムシが1匹飛び回っているのを発見!幼虫を飼育していた容器を見てみると、蓋にしていた不織布が破けていました。さっそく捕獲しようと試みますが、なかなか捕まらず、別な容器の中に捕獲し、いざ虫かごへ移そうとしたら、息子も夫もメスは掴めないという始末...結局、私がタオルと袋を駆使してようやく虫かごへ。ひと安心したのも束の間、もう1つ不織布が破けている容器を発見。家中大捜索した結果、オスのカブトムシが和室にいて、こちらはすんなり捕獲。ネット情報だと、成虫になってもすぐには飛ばないと載っていたので、驚きました。結果、8匹いた幼虫は、1匹は蛹にならず死んでしまいましたが、オスが4匹、メスが3匹成虫になりました。そして、夏が過ぎ、また新たな卵を育てようと試みましたが、今夏は幼虫にならず、残念ながら失敗してしまいました。カブトムシを飼育する中で、卵から幼虫にするのが1番難しいそうです。息子はまたカブトムシを育てたい!と言っていましたが、死んじゃうのは悲しいとも言っていて、カブトムシを通して生と死を身近に感じることができたのかなと思っています。また来年育てるかは、息子とじっくり話し合って決めたいと思います。今回で息子の相棒シリーズはひとまず完結と致します。続編がある時にはまた掲載したいと思います。                                                         (監査補助K・A)

1月 我が家のお正月、今のかたち

 新年おめでとうございます。みなさまどのように新年を迎えられましたか?数年前まで、我が家では姑と一緒におせち料理を手作りしていました。しかし、姑は高齢になり、娘たちの帰省時期もそれぞれずれる時があります。気がつけば作り手は私ひとり。暮れの掃除をしながら料理をすることに疲れを感じるようになりました。品数を多く用意するよりも、「せっかくなら、みんなが本当に好きなものを食べればよい」、そんな気持ちに変わってきました。黒豆や紅白なます、煮もの、数の子豆は、今も我が家の定番です。そのほかは年末年始用のオードブルや刺身、カニなどをスーパーやネットで注文することが増えました。美味しい日本酒やビールをそれぞれが持ち寄り、「これはどこのお酒?」「今年は飲みやすいね」などと、他愛ない会話とともに、食卓を囲む時間そのものを楽しむようになりました。これが、近年の我が家のお正月の風景です。おせち料理を「やめた」というより、我が家なりの形に「変えた」のだと思っています。手間をかけることが大切だった時代から、無理をせず、家族が心地よく集まれることを優先する時代へ。伝統と暮らし方の距離感も、少しずつ変わってきているのかもしれません。豪華でなくても、すべて手作りでなくても、家族が顔を合わせ、新しい年を迎えられれば、それもまた立派なお正月です。さて、皆さんのご家庭では、どのようなお正月の食卓が広がっているでしょうか。(システム担当O・M)